No.19029ストライキングアイの19
祖母は北米G1ウィナー。母の半弟アルバートドックは重賞2勝。
【血統ポイント】
祖母のゴールデンドックエーはラスヴィルヘネスS(米G1)など北米で3勝。近親には七夕賞(G3)や小倉大賞典(G3)など5勝を挙げたアルバートドックや、OP勝ち含む5勝を挙げたリライアブルエース。母父スマートストライクはBMSとして安田記念勝ち馬のストロングリターンなどを輩出しており、父ディープインパクトとの組み合わせでは桜花賞2着のレッドオーヴァルなどが挙げられる。無敗の二冠馬コントレイルを送り出し、残りわずかとなった父産駒の希少価値は高まるばかり。
2歳の半兄グレアリングアイは、8月29日(土)新潟・芝1800m戦で初勝利!
ウォーキング動画はこちら(2020年5月撮影)
最新募集動画はこちら(全馬2020年5月中旬~6月上旬撮影)
最新調教動画はこちら(2020年10月撮影) こちら(2020年12月撮影)
(立ち写真は2020年10月上旬に撮影)
【最新レポート】
1/8現在 追分Fリリーバレー在厩
この中間も順調に負荷をかけた調教を行っています。現在のメニューは坂路コースを16-15秒ペースで1本、または周回コースをハッキングキャンターからハロン24秒ペースで2000m駆け抜けるといった内容です。相変わらず走ることに対して前向きな姿勢で取り組めており、いまのメニューもしっかりとこなせるほどの体力も備わっている印象です。課題としては、気性面で幼さが残ります。コンディションを整えながら、状態をしっかり見極つつ進めていきます。最新の馬体重は434kgでした。
12/4現在 追分Fリリーバレー在厩
この中間もしっかりと乗り込みを重ねています。現在のメニューは、坂路コースをハロン17-16秒ペースで1本、周回コースをハッキング~ハロン24秒ペースのキャンターで2000mという内容です。前進気勢が増してきて、だいぶ集中して走れるようになってきました。ふとした拍子にスイッチが入るため、引き続きテンションが高くならないように注意しながらの調整ですが、前向きさを感じさせながらもカリカリした面はなく、精神的な成長がうかがえる部分もあります。まだ馬体には幼さを残していますので、入念に鍛錬を積んで、さらに筋肉を付けていけるように努めていく方針です。最新の馬体重は変わりなく427kgでした。
11/6現在 追分Fリリーバレー在厩
この中間は適度にリフレッシュを挟みながら調教を重ねています。現在のメニューは、坂路コースをハロン17-16秒ペースで1本、周回コースをハロン24秒ペースで1500~2000m駆け抜けるといった内容です。周りに馬がいないと物見をしたりフワフワするときがありますが、集中しているときはしっかりとした走りを見せており、現状では体力面の心配はありません。最近は少しテンションの高いところが出てきましたので、精神面には十分注意しながら乗り込んでいきます。飼食い・毛艶ともに良好で、最新の馬体重は427kgでした。
10/2現在 追分Fリリーバレー在厩
この中間より坂路コースでの調教を開始しました。現在は坂路コースをハロン18秒ペースで1本、または周回コースをハッキングキャンターからハロン24秒のペースで2000mといったメニューで調教を行っています。坂路コースに入って間もないものの、きちんと前向きさを持って登坂できています。トモの動きに良化の余地を感じますが、本数を重ねていけば、変わってくるでしょう。馬体はまだ成長途上の段階ではあるものの、すでに付くべきところにしっかり筋肉が備わっている印象です。さらなる成長を促しながら、入念に鍛えていきます。飼い葉食いは良好で、最新の馬体重は425kgでした。
9/7現在 追分Fリリーバレー在厩
追分Fリリーバレーの調教厩舎へと移動後も新しい環境に戸惑うことはなく、落ち着き払った姿を見せています。さすが血統馬と言うべきか、賢く理解力が高いため、初期馴致はきわめて順調に進みました。背中に鞍を乗せる練習やハミ受けの練習、人が跨がる練習などのメニューを無事終え、ロンギ場や角馬場での騎乗訓練を経て、現在は屋内周回コースをハッキングキャンターで2周乗るという内容を消化しています。この時期の1歳馬としては、体幹の強さを感じさせる動きを披露するなど、随所に素質の高さをうかがうことができます。
半兄の2歳馬グレアリングアイは、デビュー戦で最速の上がりをマークし、続く2歳未勝利戦で見事に勝ち上がりを決めました。父がハーツクライからディープインパクトに替わり、その兄とは違った綺麗なシルエットの持ち主です。馬体にまだ非力さを残す印象は否めませんが、兄や母系から考えれば、いずれグンと良くなることは容易に想像がつきます。今後も成長をしっかりと促し、基礎体力の強化も図りながら、馬本位に調教を進めていく方針です。毛艶や飼食いは良好で、8月下旬時点の測尺は、体高153cm、胸囲172cm、管囲19.6cm、馬体重412kgでした。