No.24グルファクシーの23
近親ステイゴールド・ショウナンパンドラ・ドリームパスポート
【血統ニュース】
母は芝1800~2000mで2勝。祖母レクレドールを始め、近親にステイゴールド・ショウナンパンドラなど活躍馬多数のゴールデンサッシュ牝系。父ニューイヤーズデイはBCジュヴェナイル(G1)の覇者。種牡馬としては北米3歳牡馬チャンピオンのマキシマムセキュリティを輩出している。ゼニヤッタ・ウィンクスといった歴史的名馬を送り出すストリートクライの直仔であり、早速、本邦初年度産駒から、兵庫チャンピオンシップ(Jpn2)勝ち馬エートラックスなどが誕生。
【1歳6月測尺】体高151.0cm、胸囲168.0cm、管囲19.8cm、馬体重400kg、馬体重(7月) 410kg
【1歳8月末測尺】体高153.0cm、胸囲173.0cm、管囲20.0cm、馬体重424kg
【2歳3月末測尺】体高156cm、胸囲175cm、管囲20cm、馬体重438kg
募集カタログはこちら
募集動画はこちら(全馬2024年5月上旬~中旬ごろ撮影)
近況動画はこちら(2025年2月撮影)
(立ち写真は2025年1月に撮影)
【最新レポート】
5/3現在 追分Fリリーバレー在厩
この中間もコンスタントに乗り込んでいます。現在のメニューは、坂路コースをハロン14秒ペースで1本、もしくは周回コースをハッキングで2500m乗ったあとに坂路コースをハロン16-15秒ペースで1本駆け上がるという内容です。
本馬なりにバランスを取って動けるようになっています。また、騎乗時に見せていた気の強さについても、最近は和らいできました。息遣いには引き続き良化の余地があるので、今後も体力強化に努めていきますが、ここまでの調整は順調に進んでいることから、早ければ来週の美浦TC入厩も視野に調整を進めていくことになりました。しっかりと飼い葉を食べており、健康状態も良好で、最新の目方は437kgです。
4/5現在 追分Fリリーバレー在厩
この中間も速めを乗り込んでいます。現在のメニューは、坂路コースをハロン16-14秒ペースで1本、または周回コースをハッキングキャンターで1500m駆け抜けるといった内容です。
全身をしっかりと使って動けるように意識して、促しながら調教に取り組んでいます。時折反抗するような様子を見せるものの、ハミを正しく受けている際はフォームが安定している印象です。力強さや柔軟性、ストライドの伸びなどの動きの質についても着実な良化がうかがえます。一方で、速め調教後は息の入りが遅いため、引き続き基礎体力の向上に努めながら改善を図る方針です。精神面では、騎乗時に気の強い部分をのぞかせますが、基本的には問題ありません。飼い葉食い・体調ともに良好ですので、このままじっくりと鍛錬を積んでいきます。
3/1現在 追分Fリリーバレー在厩
この中間は負荷を徐々に高めて、本格的に速め調教を積んでいます。現在のメニューは、坂路コースをハロン15秒ペースで1本、または周回コースをハッキングキャンターで2500m駆け抜けるという内容です。トモが成長途上で、ゆえにフォームがバラついてしまいます。姿勢が崩れていると、トモをきちんと使えず、効果的なトレーニングとならないため、意識して修正に取り組んでいるところです。また、今後も登坂を重ねるなかで、筋肉量をもっと増やしていきたいと考えています。体力は向上しており、ストライドも伸びて、息遣いも悪くありません。しかし、いまのペースでは、トップスピードの持続力や手応えに良化の余地を残しますから、今後も鍛錬をしっかりと課していきます。気性面や飼い食い、体調面は良く、最新の馬体重は427kgでした。
なお、このたび、馬名が 「ティナンヴァランタ」 (Tinanvalanta 新年を占うフィンランドの伝統行事。母名、父名より連想) に決定いたしました。
2/1現在 追分Fリリーバレー在厩
この中間よりハロン15秒ペースの速め調教を開始しています。現在のメニューは、坂路コースをハロン16-15秒ペースで1本、または周回コースをハッキングキャンターで2500m駆け抜けるという内容です。まだ頭の位置が少し低く、前がかりに走ろうとする面はあります。それでも徐々に改善傾向で、登坂の際に、上体を起こしてトモを使って走れているときは、終いまできちんと脚を伸ばしていますから、今後も継続してフォームの安定に努めます。体力的にもまだこれからという印象なので、オーバーワークに注意しつつ、いまくらいのペースで乗り重ね、心肺機能の強化に努める考えです。飼い食いにムラが出てきたものの、必要な分はゆっくりながらも食べており、最新の馬体重は428kgでした。
1/4現在 追分Fリリーバレー在厩
今後のペースアップを考慮し、この中間は登坂1本のメニューにとどめて鍛えています。現在のメニューは、坂路コースをハロン16秒ペースで1本、または周回コースをハッキングキャンターで2500m駆け抜けるといった内容が中心です。まだ走行時のフォームが定まっていない印象で、頭が下がり過ぎてしまうようなところがあります。もう少し上体を起こすことができれば、伸びのある動きへとつながりますので、意識しながら改善を図る方針です。まだまだ伸びしろがあるなかでも、ストライドが大きく、スピードの持続力には光るものを感じます。本馬のポテンシャルを引き出すべく、今後もしっかりと負荷をかけながら鍛え上げていきます。飼い葉食い・体調は問題なく、最新の目方は421kgでした。
12/7現在 追分Fリリーバレー在厩
この中間は課題に向き合いながらトレーニングを消化しています。現在のメニューは、坂路コースをハロン17・16秒ペースでそれぞれ1本の計2本、周回コースをハッキングキャンターで2500m駆け抜けるという内容です。体力の強化は順調に進み、息遣いも良くなっています。しかし、フォームはまだあまり変わりがなく、伸びた形になってしまうため、引き続き矯正に努めているところです。筋肉量は物足りませんが、一定のパワーは備えており、徐々に加速して、いい脚を長く使うイメージを持っています。今後も2本登坂を通じて、質の高いキャンターを維持できるように鍛えていく方針です。飼い食いは良好で、最新の馬体重は419kgでした。
11/2現在 追分Fリリーバレー在厩
この中間は2本登坂も交えて乗り込んでいます。現在のメニューは、坂路コースをハロン17-16秒ペースで1~2本、もしくは周回コースをハッキングペースで2500m駆け抜けるという内容です。最新の目方は変わらず409kgですが、サイズの小ささを感じさせないほどに体の使い方がうまく、推進力もあり、大きなストライドで走れています。しかし、硬さもあり、疲れてくると前に頼って、伸びたようなフォームになることがあります。馬体がしっかりとしてくるまでは、いい姿勢で走れるように覚えさせ、将来的にはきれいなフォームで継続して動けるように鍛えていきたいところです。気性面は変わらず安定しており、指示へのレスポンスは徐々に早くなってきました。
10/5現在 追分Fリリーバレー在厩
この中間も順調にコースで乗り重ねています。現在のメニューは、坂路コースをハロン17秒ペースで1本、または周回コースをハッキングキャンターで1500m駆け抜けるといった内容です。もともと体力は備わっており、息遣いもまずまず良好ではあるものの、登坂時の動きや指示への反応が少し鈍い印象をうけます。これから負荷を高めていっても対応できるような下地はあると考えていますので、動き出しや指示への反応の改善、また動きに素軽さがでるようにじっくりと鍛えていく方針です。気性は安定しており、飼い葉食い・体調も問題ありませんが、最新の目方は409kgとやや減らしています。
9/7現在 追分Fリリーバレー在厩
白老ファームイヤリングでは、夜間放牧と週2回のウォーキングマシンでの運動、さらに鞍を着ける練習や体をシャワーで洗う練習など、初期馴致を並行していました。追分Fリリーバレー移動後のブレーキングも無事にクリアして、周回・坂路コースで乗り始めています。初仔ということもあり、サイズはやや小さめですが、筋肉が発達しているため、馬体重の数字以上にしっかりとした雰囲気を感じます。毛ヅヤはつねにいい状態をキープして、健康そのものでした。柔軟で軽やかな身のこなしにも素質の良さが感じられ、今後の鍛錬を経たときの姿や動きがとても楽しみです。