No.22010コムの22
母は仏オークス(G1)・仏1000ギニー(G1)で2着
【血統ニュース】
母は仏オークス(G1)、仏1000ギニー(G1)で2着の実績。ほかにもリウレイ賞(仏G3)3着、オペラ賞(仏G1)4着など重賞好走歴が多数。父ブリックスアンドモルタルはBCターフを含む米G1を5勝し、米国の年度代表馬に輝いた。初年度産駒からゴンバデカーブース、テラメリタが新馬勝ちを果たすなど、上々の滑り出し。母父ルアーヴルは父としてアヴニールセルタン(仏オークス)、ラクレソニエール(仏オークス)といった名牝を送り出し、母父としてはセリフォスがマイルチャンピオンシップを制した。
【1歳6月測尺】体高147.0cm、胸囲162.0cm、管囲18.3cm、馬体重370kg、馬体重(7月)388kg
【1歳8月末測尺】体高148cm、胸囲167cm、管囲18.7cm、馬体重399kg
【2歳3月末測尺】体高154cm、胸囲181.5cm、管囲18.5cm、馬体重429kg
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募集動画はこちら(全馬2023年5月上旬~中旬ごろ撮影)
(立ち写真は2023年11月に撮影)
【最新レポート】
4/6現在 社台F在厩
この中間はさらに時計を詰めて乗り重ねています。現在のメニューは、周回コースでハッキングキャンター1800mを基本に、週2回坂路コースをハロン16・14秒ペースでそれぞれ1本の計2本、週1回は坂路コースをハロン16秒ペースで1本駆け上がるといった内容が中心です。その他の日は周回コースをハッキングキャンターで3600m、またはウォーキングマシンでの運動を行っています。課題であったハミ受けについては、馬具を用いながら矯正に努めたことで徐々に改善しており、登坂時も頭を下げたフォームで走れるようになっています。まだまだ伸びしろを感じさせる印象ですが、気性面では落ち着きが出て、調教時の発汗も少なくなりました。この調子で乗り重ねながら、さらなる成長を促していきます。
3/2現在 社台F在厩
この中間は速め調教に移行しています。現在のメニューは、周回コースをハッキングキャンターで1500mを基本に、週2回坂路コースをハロン16秒ペースで1本、週1回坂路コースをハロン15秒ペースで2本駆け上がり、その他の日は周回コースをハッキングキャンターで3200m、またはトレッドミルでの運動という内容です。周回コースでは収まりが利いているものの、登坂時はムキになり、頭も上げてしまいます。馬具を用いることで、矯正にしっかりと努めていく考えです。引き続き発汗が少し多めで、目方は最新の計測で430kgとはいえ、思ったほど増えてきません。キ甲が抜けていないように、体形的にも成長段階ですから、今後もじっくりと鍛えます。
なお、このたび、馬名が 「コムユンプリュム」 (Comme une Plume 羽のように(仏)。母名より連想) に決定いたしました。
2/3現在 社台F在厩
この中間はどんどんペースアップを図って乗り込んでいるところです。現在は、週4回坂路コースをハロン17秒ペースで1本駆け上がるというメニューを基本に、そのうち1回は2本登坂を課し、ハロン16秒ペースまで負荷を強めています。課題であったハミ受けもだいぶ改善され、強い前進気勢で、背中を使ったいい走りを披露しています。少し発汗は多いものの、最新の馬体重は420kgで、大きく目方を減らすこともなく推移していますし、飼い葉も食べられるようになっています。成長を促しながら、このまま鍛錬を積んでいく方針です。
1/6現在 社台F在厩
この中間も順調に鍛錬を積んでいます。現在のメニューは、週3回坂路コースをハロン18秒ペースで駆け上がったあと周回コースをハッキングキャンターで1000m、その他の日は周回コースをハッキングキャンターで3600m駆け抜けるといった内容です。日によっては登坂2本のメニューも取り入れていますが、精神面で落ち着きが出たことで、順調に乗り重ねることができています。ハミ受けも改善されてきており、変わらずうまく背中を使って登坂している点も好印象です。最新の計測で422kgと馬体は維持できているものの、発汗が多く、目方を減らしやすいタイプではありますから、引き続き注意しながら進めていきます。
12/2現在 社台F在厩
馴致を重ねて、無事にクリアできたことから、この中間より騎乗調教へ移行しました。現在は週3回ハロン20秒ペースで坂路入りしているほか、周回コースをハッキングキャンターで手前を替えながら3600m駆け抜けるというメニューです。右回り・左回り、どちらでも同じフォームで走れるように意識しています。乗り始めた当初はハミ受けが難しかったものの、徐々に良化してきました。背中が使えており、登坂時の動きは良好です。順調に進められていますが、発汗が多く、最新の計測で420kgと目方が少し減ってきました。コンディションの変化には注意を払ったうえで、今後も乗り込みます。
11/4現在 社台F在厩
予定通り、先月から本格的な馴致を開始しました。現在は夜間放牧と並行しながら、ドライビングを重ねています。イヤリング厩舎時代から、強靭な精神力の持ち主であるという評価でしたが、その前評判にたがわず、物怖じすることなく、前向きに初期馴致に取り組む姿勢を見せています。素直な性格ということもあり、物事への理解も早く、この先も手がかかることはなさそうです。今後は様子を見ながら、人を乗せたうえでの馴致も消化し、本格的な騎乗調教の開始へとつなげていく考えです。最新の馬体重は425kgでした。
10/7現在 社台F在厩
季節の変わり目にも体調を崩すことなく、この中間も順調に夜間放牧を行っています。放牧期間を長く確保したことで、思い描いた通りの成長を遂げている印象です。最新の計測で422kgと、順調に目方が増えているほか、馬体にもしっかりと実が入ってきました。この状態を維持しながら、今月から乗り出しに向けた本格的な馴致を始めていく方針です。
9/2現在 社台F在厩
社台Fでは夜間放牧のメニューを消化しています。鞍を付ける練習といった初期馴致はすでに終えており、まもなく本格的な馴致へと移行する予定です。今年の夏の暑さは非常に厳しく、本馬も体重の増減が見られたものの、芯は徐々に入ってきました。放牧地では先頭に立ち、群れを率いていくタイプで、なかなか度胸のある性格の持ち主です。調教を積み重ねていくことによって、良血馬らしい走りを引き出せるように努めます。