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ご挨拶

 2017年は私にとって、またクラブの歴史を語るうえでも、ことさら忘れられない1年となりました。臍を噛んだ皐月賞の約7ヵ月後、第34回のマイルチャンピオンシップにおいて、ペルシアンナイトが先頭でゴールを駆け抜け、2010年のクラブ設立以来、24度目の挑戦で念願のG1レース制覇をなし遂げました。その翌月にはルヴァンスレーヴが全日本2歳優駿を勝利するなど、年間で重賞5勝を含む57勝という過去最高の成績を収めることができたのは、多くのご支援や温かいご声援の賜物にほかなりません。その一方で、アルバートドックやシルバーステートが志半ばで引退を余儀なくされたことも忘れられません。2018年に入ってからは、サングレーザーがマイラーズカップを、そしてジュールポレールがヴィクトリアマイルを制したように、安定して結果を残せるようになってきました。
 このように昨年以降を振り返るなか、ふと頭に浮かんだのは、吉田善哉の「競馬は人間の絆である」という言葉です。G1サラブレッドクラブは「顔が見えるお付き合い」というコンセプトを掲げてスタートし、2016年に私が代表取締役の座を引き継いでからも、「真摯に向き合う」とのスタンスを終始貫いてきました。牧場や競馬場でお話をうかがうたびに、会員の方々の情熱にずいぶんと驚かされてきたものです。そのような皆さまがどんなときも支えてくださったからこそ、今日を迎えることができたと断言できます。それぞれの強い思いをしっかりと受け止め、固い絆としてエネルギーに変換できるような真の実力を備える、そしてだれからも愛され応援していただけるような企業へと育てていきたい――本年の募集を迎えるにあたり、決意を新たにしました。
 ただ、主役がページをめくった先のサラブレッドであることも事実です。2018年度の募集馬は、大人気の種牡馬の産駒や、クラブに初の重賞勝ちをもたらしたコレクターアイテムの初仔を筆頭に、これまでよりも頭数を増やしつつ、中低価格帯の質の向上にもっとも重点を置きました。私が経営する追分ファームについて言えば、繁殖牝馬の入れ替えを頻繁に行うのはもちろんのこと、イヤリング部門をリリーバレーへ移動し幼駒に適した放牧地の再考をするなど、抜本的な改革で全体的な底上げを図りました。馬体の造りや歩様を目にすれば、それがけっして大げさではないことをご理解いただけるはずです。
 牧場の開設から歳月を重ねたことも、着実に進化を遂げている理由のひとつと言えるでしょう。ノウハウが確立されてきたとともに、気になった部分をタイミングよく修正し、いい方向へと転換する技術がだいぶ身についてきました。有効に活用できるだけのデータが蓄積されたのは、調教部門やクラブサイドも同様です。スタッフは会員の皆さまからいただいた意見を反映させたり、ときには自ら気づき、新しいチャレンジを提案してきたうえで実行に移します。そこにあるのは、「より楽しんでもらいたい」という会員ファーストの純粋な思いです。本年の募集馬も過去の傾向に鑑み、それぞれ根拠ある価格を設定しメリハリもつけ、さらにはなるべく手の合いそうな厩舎への預託を決めました。1頭ごとにその意味合いというものを感じとっていただければ幸いです。
 大舞台で躍動する活躍馬を立て続けに輩出するために、また心より信頼してくださる皆さまとの絆をますます深めていくためにも、努力を怠るようなことは絶対にいたしません。こんな我々とともに喜びを味わいませんか。G1サラブレッドクラブ特有の温もり、人馬へ対するあふれる愛情をぜひ感じてください。さあいよいよ、最愛のパートナーと運命的な出会いを果たす瞬間です。
                        株式会社G1サラブレッドクラブ 代表取締役 吉田晴哉

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