2025年04月14日
サヴォンリンナが早め先頭から押し切り、リステッド勝ち!
サヴォンリンナ(メス3歳、父サトノダイヤモンド、母サイマー)が4月13日(日)阪神・忘れな草賞(L・芝2000m・牝馬限定戦)にて、未勝利戦からの連勝を決めています。
本降りの雨となり、稍重の馬場状態で迎えたレースでは、スタートを五分に切ると、馬なりで前へ。やや行きたがるところを、グッと我慢させて2番手に収まります。道中はそのまま淡々とした流れで、隊列もそれほど入れ替えなく進みました。3・4コーナーから徐々にペースアップ。後続と一緒に逃げ馬に並びかけて先団はひとかたまりになるなか、馬なりで先頭をうかがいながら直線へ。内めで追われると、しっかり反応して脚を伸ばし、先頭に立って、リードを広げていきました。内外のライバルたちも追いすがってきますが、最後まで勢いは衰えず、堂々と1着でゴールを駆け抜けています。
この先に向けての試金石の一戦となった今回。中団待機から差しきった前走とは一変、2番手から進めると、早めに先頭に立って押し切りました。前々走では、逃げて勝利目前まで迫るなど、脚質の幅を見せながら、安定した成績を収めている点は心強く、キャリアを重ねるごとに良化を遂げているように、ここまで培ってきた経験が今後のレースでも生きてくることでしょう。この先も夢が広がる本馬へ、皆さまからの温かなご声援をよろしくお願い申しあげます。
2025年04月14日
ディニテが強気のレース運びで初白星!
ディニテ(牡3歳、父エピファネイア、母ゴールディーエスポニー)が4月13日(日)阪神・ダート1800m戦において、直線での競り合いを制し、待望の初勝利を挙げています。
レースでは、スタートを五分に切り、軽く促してジワッと行き脚をつけ、1コーナーまでに前めの位置をとりました。前半は4番手の外で流れに乗ります。向正面でさらに外から後続が上がってくると、こちらも仕掛けて動いていきました。3コーナー過ぎでは3番手に進出し、前に並びかけていくと、4コーナーでは早くも先頭に立つ勢い。余力十分に直線を向いて、押し切りを狙います。ただ、満を持して追い出したものの、手応えのわりに反応がジリっぽく、前は交わしましたが、なかなか抜け出せません。残り200m過ぎでは、外から伸びてきたライバルとの追い比べとなりました。鞍上が懸命に追い、それに応えてもうひと伸びを見せ、しっかり振り切って、先頭でゴール板を駆け抜けています。
デビュー前から評価が高かったものの、様々な課題も抱えており、しばらくは歯がゆいレースが続きました。しかし、そういったなかでも、キャリアを重ねながら着実に成長。レースにおいても、ダート戦に転じた前走でいきなり2着に入ると、今回も期待通りの走りを披露し、勝ち上がりを決めました。それでもまだ課題を残すことも事実で、克服した暁には、さらにいいパフォーマンスが期待できそうです。一歩一歩、段階を踏みながらステップアップを目指していく本馬に、今後も皆さまからの温かなご声援をよろしくお願い申しあげます。
2024年度募集では、本馬と同じエピファネイア産駒の2歳馬を引き続き募集中です。
No.42 セウラサーリの23(メス、父エピファネイア、1口100万円、栗東・西園正都厩舎予定)
「2024年度募集馬リスト」
ぜひご検討いただき、皆さまからのお申込みをお待ちしております。
2025年04月14日
ヴィーデが9戦目で待望の初勝利!
ヴィーデ(牡3歳、父ルヴァンスレーヴ、母ピアノボレロ)が4月12日(土)中山・ダート1800m戦にて、1番人気の支持に応え、初白星を挙げています。
レースでは、スタートをしっかりと決めると、内から勢い良くハナに立ちました。そのまま馬群を引っ張り、先頭で1コーナーカーブへ。2番手に1〜2馬身ほどのリードを保ちながら、2コーナーカーブから向正面に入りました。淡々と自分のリズムを刻み、最初の1000mを63秒4で通過。勝負どころも手応え良く進み、先頭キープのまま4コーナーをカーブし、直線へと向きました。
外から2番人気のライバルも迫ってきましたが、こちらの手応えも良好でした。差を詰め寄られることもなく、3番人気馬の追撃も1馬身振り切り、最後までセーフティリードを保ったまま、1着でゴールを駆け抜けています。
昨年6月に芝のレースでデビューして3着と、早くから素質の片鱗を示していた本馬。その後は、芝・ダートで適性を模索し続け、前走からはブリンカーも着用。継続騎乗で特徴を掴んでいた鞍上の、狙い通りのエスコートも光った今回のレースとなりました。ここまでコンスタントにレースを使いながらも、大きく調子を崩すこともなかった点は頼もしく、今後も武器となるでしょう。ここから昇級後のレースに挑んでゆく本馬に、引き続き皆さまからの温かなご声援をよろしくお願い申しあげます。
2024年度募集では、本馬と同じ追分ファーム提供の牡馬を募集中です。
No.13 ハイヤーアプシスの23(牡、父ブリックスアンドモルタル、1口80万円、美浦・手塚貴久厩舎予定)
No.61 タイムトラベリングの23(牡、父ポエティックフレア、1口100万円、栗東・橋口慎介厩舎予定)
「2024年度募集馬リスト」
ぜひご検討いただき、皆さまからのお申込みをお待ちしております。
2025年03月31日
シュドゥンが1番人気の支持に応えて快勝!
シュドゥン(メス3歳、父ルヴァンスレーヴ、母ヌチバナ)が3月30日(日)阪神・ダート1800m(牝馬限定戦)にて、単勝1.4倍の圧倒的な人気に応え、見事に勝ち上がりを決めています。
レースでは、まずまずのスタートから少し促しつつ先団につけます。1コーナーを4・5番手あたりで通過します。向正面でもじっと逃げ馬の後ろで脚をため、終盤に向けてリズムを整えました。3コーナーでもインコースで構え、4番手で直線へと向きます。すぐさま外に進路を切り替えると、グングンと加速。前の2頭を追いかけて、残り200m地点で先頭に立ちます。そこからは差を広げていく一方で、2番手に5馬身の差をつけたところがゴールでした。
昨年12月のデビュー戦から2着に入るなど、ポテンシャルの高さを示していた本馬。その後2戦は歯がゆいレースが続きましたが、今回は2着に5馬身差をつける快勝劇となりました。古馬になってから重賞勝ちを収めた兄を持つように、今後のさらなる成長というのも期待できる血統背景ですから、キャリアを重ねつつ、よりいっそうの良化を促していきます。この先も、着実にステップアップを重ねていく本馬に、皆さまからの温かなご声援をよろしくお願い申しあげます。
2025年03月31日
オペラプラージュが逃げ切って、通算3勝目!
オペラプラージュ(牡4歳、父ニューイヤーズデイ、母ベルプラージュ)が3月29日(土)阪神・ダート2000m戦において、終始先頭を譲ることなく、昇級2戦目での勝ち上がりを決めています
レースでは、五分にスタートを切ると、芝の部分で行き脚もついて、外からスッと先行。そのままハナに立ち、馬群を引っ張っていきました。前半は少頭数でゆったりとした流れのわりにやや縦長のバラけた隊列で進みました。3コーナーあたりから他馬も動いて、徐々にペースが速くなったものの、ハナをキープしたまま4コーナーをカーブ。直線を向いて、2番手を突き離すと、そこからも脚色はしっかりしていました。ゴール前で後続に迫られましたが、最後まで凌ぎ、クビ差先着。見事に逃げ切って、1着でゴールを駆け抜けています。
前走は敗れはしたものの、昇級緒戦から1番人気に支持されるなど、ポテンシャルを高く評価されてきた本馬。今回はハナを奪うと、そのまま能力の高さで押し切ってみせました。ただ、精神的な部分での課題も浮き彫りとなり、さらに相手関係が強化されるなかで戦っていくには、そのあたりの改善が必要となるでしょう。それでも、通算6戦とキャリアがまだ浅く、心身ともにこれからの変わり身も十分であるなか、すでに3勝を挙げているように能力の高さは疑いようがありません。今後はその力を存分に発揮できるように努めてまいりますので、引き続き、皆さまからの温かなご声援をよろしくお願い申しあげます。
2024年度募集では、本馬と同じ、父ニューイヤーズデイの2歳馬を募集中です。
No.24 グルファクシーの23(メス、父ニューイヤーズデイ、1口60万円、美浦・森一誠厩舎予定)
No.59 オールポッシブルの23(メス、父ニューイヤーズデイ、1口80万円、栗東・新谷功一厩舎予定)
「2024年度募集馬リスト」
ぜひご検討いただき、皆さまからのお申込みをお待ちしております。
2025年03月30日
バウンシーステップが連勝でオープン入り!
バウンシーステップ(メス4歳、父モーリス、母バウンシーチューン)が3月29日(土)中京・豊橋S(芝1600m・牝馬限定戦)において、接戦を制し、オープンクラスに返り咲いています。
レースでは、まずまずのスタートを決めると、内枠各馬を行かせて4番手で向正面へ。道中はじっくりと折り合いに専念。隊列に動きはなく、4番手をキープしたまま3コーナーへと向かいました。その後もゆったりとカーブしていき、外めへ誘導しながら、手応え良く、4番手のポジションで直線へ。
鞍上のゴーサインに応えて、外からジワジワと脚を伸ばします。一気に先頭まで並びかけ、残り200mで逃げ馬を交わして先頭に立ちました。本馬の勢い・脚色もだいぶ良く、突き放す一方かと思われましたが、一旦交わした逃げ馬もまだ余力十分で、その2頭での激しい追い比べはゴール前まで続きました。それでも、最後まで差し返されることはなく、わずかハナ差しのいで1着でゴールを駆け抜けています。
長期休養明けとなった前走を快勝したことで、昇級緒戦ながらも、大いに期待がかかる一戦となった今回。ただ、デビュー戦以来となる1600mへの挑戦ということもあり、真価が問われる一戦でもありました。そういった中でも、持ち前の瞬発力を遺憾なく発揮してくれました。今後はオープンから重賞競走での活躍が期待される本馬。昨春はG1レースへの優先出走権を惜しくも逃した経緯がありますから、その雪辱を果たすべくライバルに挑んでいきます。パワーアップした姿でターフに戻ってきた本馬に向けて、引き続き皆さまからの温かなご声援をよろしくお願い申しあげます。
2024年度募集では、本馬と同じ社台ファーム提供の2歳馬を引き続き募集中です。
No.14 レッドオーラムの23
(馬名:ラクシオンデクラ、牡、父ブリックスアンドモルタル、1口70万円、美浦・尾関知人厩舎予定)
No.23 ハーエミネンシーの23
(馬名:ザバルガド、メス、父イスラボニータ、1口50万円、美浦・奥村武厩舎予定)
「2024年度募集馬リスト」
ぜひご検討いただき、皆さまからのお申込みをお待ちしております。
2025年03月29日
カルテシウスが二枚腰で後続を振り切って初勝利!
カルテシウス(牡3歳、父キズナ、母ワイ)が3月29日(土)阪神・ダート2000m戦にて、直線でしぶとい粘りを見せ、見事に勝ち上がりを決めています。
レースでは、五分のスタートを決めると、そのまま先行。ダッシュもついたことから、ハナを切る形となりました。1・2コーナーでも先手をキープし、向正面へと入ります。レース後半に差し掛かると、外からライバルが早めに仕掛けてきたことで、一度は2番手に下がったものの、本馬は動じず、じっと構えました。無理なく3コーナー手前で先手を奪い返すと、気合をつけながら4コーナーを通過。先頭で直線へと向きました。残り300m地点では3頭が並ぶ形となりましたが、残り200m地点で本馬がグッと盛り返して再び前に出ます。その後も脚色は衰えず、そのままライバルを振り切っています。
ダートに転向して移行は、つねに掲示板争いを繰り広げてきた本馬。前走からスッと前に行くことができたり、ここまでのレース経験が糧となって、今回の勝利につながりました。陣営の試行錯誤に加え、本馬の成長も伴い、力を発揮できる下地が着実に整ってきている印象ですから、昇級後もさらなるパフォーマンスの向上を目指してまいります。引き続き、皆さまからの温かなご声援をなにとぞよろしくお願い申しあげます。
2024年度募集では、本馬と同じ追分ファーム提供の牡馬を募集中です。
No.13 ハイヤーアプシスの23(牡、父ブリックスアンドモルタル、1口80万円、美浦・手塚貴久厩舎予定)
No.61 タイムトラベリングの23(牡、父ポエティックフレア、1口100万円、栗東・橋口慎介厩舎予定)
「2024年度募集馬リスト」
ぜひご検討いただき、皆さまからのお申込みをお待ちしております。
2025年03月03日
バウンシーステップが直線で鋭い末脚を発揮して3勝目!
バウンシーステップ(メス4歳、父モーリス、母バウンシーチューン)が3月1日(土)阪神・芝1400m戦において、直線で鋭い末脚を発揮し、3勝目を挙げました。
レースでは、さほど速くはないスタート。中団後ろにつけることになり、12番手で道中は進めました。勝負どころはインコースで脚を溜めて、末脚爆発に備える格好。コーナーワークも利す形で、8番手あたりに上がって直線に向きました。突こうとした進路に先に入られ、最内に切り替えることになってゴーサイン。鋭く差し込み、残り200m手前で一気に2番手まで進出。外に持ち出そうとするシーンもあったものの、結局はライバルとの間の狭いインをこじ開けました。見事な伸びを披露して先頭に立ち、そのまま差し馬の追撃も振り切っています。
前走後は蹄を痛めたこともあり、長めの休養を取って治療に努めた本馬。2月上旬に帰厩後は、レースに向けてじっくりと追い切りを重ねます。昨年6月ぶりのレースでもあり、休み明けがどうかという点が心配でしたが、能力の高さを見せつけるがごとく、直線ではタイトなスペースを突き、強烈な末脚を見せて突き抜けました。この先、大舞台での活躍が期待される本馬へ、引き続き皆さまからの温かなご声援をよろしくお願い申しあげます。
2024年度募集では、本馬と同じ社台ファーム提供の2歳馬を引き続き募集中です。
No.14 レッドオーラムの23
(馬名:ラクシオンデクラ、牡、父ブリックスアンドモルタル、1口70万円、美浦・尾関知人厩舎予定)
No.23 ハーエミネンシーの23
(馬名:ザバルガド、メス、父イスラボニータ、1口50万円、美浦・奥村武厩舎予定)
「2024年度募集馬リスト」
ぜひご検討いただき、皆さまからのお申込みをお待ちしております。
2025年03月03日
ダイスアローリングがライバルからのプレッシャーを跳ね返し、待望の初勝利!
ダイスアローリング(牡4歳、父サトノダイヤモンド、母サンタエヴィータ)が3月1日(土)小倉・障害未勝利戦(芝2860m)において、終始安定した飛越を見せ、待望の初勝利を挙げました。
レースでは、スタートをきっちりと決めて前へ。2番手で最初の障害を飛越すると、外の馬を交わしてハナに立ちました。ふたつめの障害を跳び、先頭のまま最初のコーナーをカーブ。2番手に1馬身半ほどの差で襷コースへと入ります。外から2頭が迫ってきたものの、バンケットをクリアすると、ふたたび1馬身半の差をつけて順回りに。3・4コーナーをまわり、ホームストレッチの連続障害の間に、外から4番人気馬が並びかけてきました。それ以降は前2頭で後続を突き放します。馬体を併せる形で2号の生垣を飛越。1号の生垣を跳んだところで、単独トップを奪い返します。3コーナーに差しかかり、またも4番人気馬に並ばれました。相手の手応えの方が良く、4コーナーであやうく交わされそうになりましたが、なんとか踏ん張って直線の芝コースに突入します。 最後のハードル障害を同時にジャンプし、あとは追い比べに。上野騎手の叱咤に応えて見事に競り勝ち、念願の初勝利を飾っています。
馬体強化のために取り入れた障害練習での動きが良かったことから、本格的に障害競走への挑戦を目指すこととなった本馬。稽古をつけていた上野騎手からも本馬の素質を評価する声が挙がっていました。入障初戦は勝利とはなりませんでしたが、飛越は難なくこなしており、この先十分に勝負になるという手応えを掴んでいました。確勝を期して臨んだレースでは、序盤からレースを引っ張ると、危なげなく障害を飛越します。勝負どころではライバルからのプレッシャーを受けましたが、きっちりと振り切り、待望の初勝利を掴み取りました。今回のレース内容からも、今後さらなる活躍が期待される本馬へ、皆さまからの温かなご声援をよろしくお願い申しあげます。
2024年度募集では、本馬と同じ白老ファーム生産の牡馬を引き続き募集中です。
No.61 タイムトラベリングの23
(馬名:タイムレスフレアー、牡、父ポエティックフレア、1口100万円、栗東・橋口慎介厩舎予定)
「2024年度募集馬リスト」
ぜひご検討いただき、皆さまからのお申込みをお待ちしております。
2025年02月23日
ディペンダブルが無尽蔵のスタミナを生かして初勝利!
ディペンダブル(メス3歳、父ナダル、母アルアマーナ)が2月23日(祝・日)東京・ダート2100m戦において、タフな舞台を無尽蔵のスタミナで駆け抜けました。
レースでは、スタートはやや遅めでしたが、その後のダッシュはつきました。先団後ろの位置につけて、1コーナーを通過します。向正面に入ってからは全体的に縦長の隊列となるなか、本馬はじっくりと構えてレース後半に差し掛かりました。3コーナーの勝負どころを5番手あたりで通過すると、楽な手応えで直線へと入ります。残り400mで進路を外に切り替え、鞍上が本格的に追い出しました。残り200m地点ではまだ4番手でしたが、そこからは一気に差を縮め、ゴール手前で豪快に差し切ると、先頭に立ってからも気を抜くことはなく、そのまま1着でゴールを駆け抜けています。
ダート戦では掲示板を外しておらず、前走も3着と初勝利まであと少しのところまで来ていた本馬。1月末に美浦TCへ帰厩し、レースに向けて調教を重ねますが、相変わらず動きは良好で、あとは精神面がカギといった様子でした。迎えたレースでは、継続騎乗となった鞍上が、前走での感触ふまえてレースを組み立ててくれたことで、最後まで能力をいかんなく発揮。見事に初勝利を掴み取りました。まだまだ伸びしろを残す現状ですが、しっかりと勝ち切った内容からも、今後いっそうの活躍が期待されます。本馬への温かいご声援を引き続きよろしくお願い申しあげます。
2025年02月23日
イノセントキャットが積極策で待望の2勝目を挙げる!
イノセントキャット(メス4歳、父シュヴァルグラン、母イルーシヴキャット)が2月22日(土)東京・ダート1400mにおいて、スタートから主導権を握り、そのまま押し切りました。
2番人気で迎えたレースでは、スタートを決めて前へ。そのままスッとハナに立ちました。2番手に1馬身ほどの差をつけて3コーナーに突入。先頭をキープし、4コーナーをカーブしました。直線に入ると、すぐさま後続との差を広げます。残り400m地点では3馬身近くの差に。残り200m付近ではセーフティリードとなりました。最後まで先頭の座を譲ることなく、1着でゴールを駆け抜けています。
前走は単勝オッズ1倍台の人気に推されながらも、無念の落馬・競走中止という結果となった本馬。幸い、大きな怪我等はなく、一度山元TCで態勢を立て直します。すでに勝ち星を挙げている1勝クラスへの出走ということもあり、今回もライバル1頭と同率ながら単勝1番人気に推されました。終わってみれば、力の違いを見せつけるかのような圧勝劇で、待望の2勝目を掴み取っています。今回の内容からも、今後さらなる活躍が期待される本馬へ、皆さまからの温かなご声援をよろしくお願い申しあげます。
2025年02月17日
サヴォンリンナが直線で一気に抜け出し初勝利!
サヴォンリンナ(メス3歳、父サトノダイヤモンド、母サイマー)が2月15日(土)京都・芝2000m(牝馬限定戦)において、直線で鋭く抜け出し、勝ち上がりを決めています。
レースでは、スタートは五分に出たものの、やや行きたがる素振りも見せました。なだめてリズムを整えながら中団の前めから進めます。向正面に入るところでは馬群のちょうど真ん中あたりを追走。ジワジワと差をつめ、3コーナーは5番手まで進出しました。4コーナーでは内めを縫ってさらにポジションを押し上げます。直線を向いたところで、すぐ外にスペースができると、追い出しを開始。しっかり反応して、脚を伸ばしていきます。勢いよく馬群から抜け出し、先頭に立ちました。そこからは後続も追いかけてきますが、本馬の脚色も衰えず、堂々と1着でゴール。嬉しい初勝利を飾っています。
前走は僅差の2着と、待望の初勝利まであと一歩のところまで来ていた本馬。次こそは初勝利を掴むべく、チャンピオンヒルズでもさほど緩めずに調整を進めます。帰厩後の動きも良好で、まだまだ伸びしろを残すなかでも、追い切りを重ねるごとに確かな成長がうかがえました。終わってみれば危なげない内容での完勝。しっかりと勝ち切ったことで、今後の夢がさらに広がりました。さらなる活躍を期す本馬へ、皆さまからの温かなご声援をよろしくお願い申しあげます。
2025年02月09日
シュヴァルムが外から鋭く伸び、デビュー勝ち!
シュヴァルム(メス3歳、父ルヴァンスレーヴ、母アルスフェルト)が2月9日(日)東京・新馬戦(ダート1400m)において、鋭い決め手を発揮し、嬉しい新馬勝ちを飾っています。
レースでは、五分のスタートを切ると、主張する馬を行かせつつも、流れに乗って進みました。鞍上が抑えを利かせながら、中団馬群の8・9番手あたりを追走し、3コーナーへ。じっくりと脚を溜めながらカーブしていくと、7番手で直線を向きました。そこからは、外に持ち出し、鋭い加速で脚を伸ばします。内のライバルを交わし、残り200mで2番手に浮上すると、その後もしっかりと伸び、並ぶ間もなく前のライバルを交わし、先頭に立ちました。後続の追撃も全く寄せつけることなく、最後は2着馬に2馬身の差をつけ、悠々と先頭でゴールを駆け抜けています。
軌道に乗り始めてからはスムーズに調整が進んだものの、ここまでけっして順調な育成過程ではありませんでした。そのため、新馬戦も終わりに差しかかる時季でのデビューに。心身ともにまだ課題を残すなかでも、レースではポテンシャルの高さを遺憾なく発揮して見せました。クラブ所属馬として2勝を挙げた母。同じくクラブ所属馬としてG1/Jpn1競走4勝を挙げた父と、両親ともに当クラブ出身である本馬。皆さまからの応援を背に、さらなる高みを目指してまいりますので、今後とも温かなご声援をよろしくお願い申しあげます。
2024年度募集では、本馬と同じルヴァンスレーヴ産駒の2歳馬を募集中です。
No.19 ダンスウィズキトゥンの23(牡、父ルヴァンスレーヴ、1口70万円、美浦・戸田博文厩舎予定)
No.52 イッツオンリーアクティングダッドの23(牡、父ルヴァンスレーヴ、1口75万円、栗東・寺島良厩舎予定)
「2024年度募集馬リスト」
ぜひご検討いただき、皆さまからのお申込みをお待ちしております。
2025年02月09日
グランドプラージュが危なげない競馬でデビュー2連勝を飾る!
グランドプラージュ(牡3歳、父シニスターミニスター、母ベルプラージュ)が2月9日(日)京都・ダート1800m戦において、堂々のレースぶりでデビュー戦から2連勝を飾っています。
レースでは、スタートはまずまずといったところでしたが、スッと行き脚はついて先行していきます。前半は5番手の外から進め、向正面で多少の出入りはあったものの、おおむね好位をキープして運びました。3・4コーナー中間あたりから後続が動いてくるとそれに合わせて3番手へ。先団が横並びになって直線を向きます。手応えは十分で、そこから促されると、一気に先頭に立ちました。最後まで後続の追撃は寄せつけず、危なげなく押し切って完勝。2戦2勝で3歳オープン入りを決めています。勝ち時計は1:53.5、2着馬とは0.5秒・3馬身差でした。
デビュー戦後は、一度放牧に出してリフレッシュを図ったのち、1月中旬に帰厩。2戦目に向けて態勢を整えます。1週前追い切りでの動きはひと息に感じられたものの、レース当週の最終追い切りでは、確かな良化がうかがえました。昇級初戦となったレースでは、単勝オッズ1倍台の圧倒的な支持を受けてレースに臨みます。結果として、スタートからゴールまで危なげない競馬を見せ、楽な手応えながらも最後まで後続を寄せ付けませんでした。さらなる大舞台での活躍が期待される本馬へ、引き続き皆さまからの温かなご声援をよろしくお願い申しあげます。
2024年度募集では、本馬と同じ追分F提供の牡馬を募集中です。
No.13 ハイヤーアプシスの23(牡、父ブリックスアンドモルタル、1口80万円、美浦・手塚貴久厩舎予定)
No.52 イッツオンリーアクティングダッドの23(牡、父ルヴァンスレーヴ、1口75万円、栗東・寺島良厩舎予定)
No.61 タイムトラベリングの23(牡、父ポエティックフレア、1口100万円、栗東・橋口慎介厩舎予定)
「2024年度募集馬リスト」
ぜひご検討いただき、皆さまからのお申込みをお待ちしております。
2025年01月26日
ドーギッドが豪快に差し切り、新馬戦を快勝!
ドーギッド(メス3歳、父オルフェーヴル、母インフレキシビリティ)が1月25日(土)小倉・新馬戦(芝2000m)において、1頭だけ目立つ末脚を発揮し、見事にデビュー戦を勝利で飾っています。
レースでは、さほど速いスタートではなく、多少は促したものの、控える形となりました。12・13番手あたりでホームストレッチを進んでいき、1コーナーに入るときには単独の13番手に。最初のコーナーはじっくりと回って向正面に入りました。かなり縦長となった隊列の真ん中やや後ろで、道中はポジションをキープ。3コーナー手前から進出を始めて、勝負どころは勢い良く先団に取りつきました。6番手で直線を迎え、鞍上の叱咤に応えて脚を伸ばします。残り200mでは5番手に上がり、その後の末脚は特に鋭いものでした。1頭ずつ交わしていくと、ラスト数10mで先頭まで一気にのみ込み、1馬身差をつけてゴールを駆け抜けています。
ここまではアクシデントもありつつも、牧場で丁寧に乗り込まれ、12月中旬に栗東TCへ入厩。ゲート試験をパスし、デビューに向けて順調に調整を重ねることができました。まだ粗削りながらも、他馬を一気にのみ込んだ末脚には光るものがあり、今後の成長がますます楽しみです。同じくオルフェーヴル産駒で、世界の舞台で躍動した厩舎の大先輩に少しでも近づけるように研鑽を積んでいきますので、引き続き皆さまからの温かなご声援をよろしくお願い申しあげます。
2024年度募集では、本馬と同じ白老F提供の牝馬を募集中です。
No.24 グルファクシーの23(メス、父ニューイヤーズデイ、1口60万円、美浦・森一誠厩舎予定)
No.42 セウラサーリの23(メス、父エピファネイア、1口100万円、栗東・西園正都厩舎予定)
「2024年度募集馬リスト」
ぜひご検討いただき、皆さまからのお申込みをお待ちしております。
2025年01月18日
コムユンプリュムが連勝を飾り、3歳オープン入り!
コムユンプリュム(メス3歳、父ブリックスアンドモルタル、母コム)が1月18日(土)中山・菜の花賞(芝1600m・牝馬限定戦)において、直線で力強い伸びを見せ、見事に2連勝を飾っています。
レースでは、五分のスタートを切り、適度に促して先行しました。外から主張してきた馬たちは行かせて、6番手に収まって向正面へ。道中はいいリズムで追走し、残り1000m手前で5番手に進出しました。前4頭をしっかりと見ながら勝負どころを迎え、3コーナーで鞍上のアクションが大きくなりました。他馬の間に突っ込んでも怯まず、4コーナーでは3番手に上がって直線の攻防。1番人気馬も連れて脚を伸ばしてきたものの、本馬の勢いの方が優勢でした。先に抜け出していたライバルも坂上で捉え、そのまま1馬身半の差をつけて先頭でゴールを駆け抜けました。
前走の未勝利戦を快勝後は、同条件となるこのレースを目標に、在厩で調整を進めました。鞍上の巧みなエスコートにより、完勝といえる内容で3歳オープン入りを果たした一方で、精神面や口向きなどの課題は、依然として残る現状です。こういった改善すべき点が多いなかでも、強いパフォーマンスを披露しているように、高い能力を有していることは言うまでもないでしょう。今後も本馬のポテンシャルを引き出していけるように精一杯努めてまいりますので、引き続き皆さまからの温かなご声援をよろしくお願い申しあげます。
2024年度募集では、本馬と同じ社台ファーム生産のブリックスアンドモルタル産駒を引き続き募集中です。
No.14 レッドオーラムの23(牡、父ブリックスアンドモルタル、1口70万円、美浦・尾関知人厩舎予定)
「2024年度募集馬リスト」
2歳馬らしく、成長の余地も多分に残しますが、登坂2本のメニューをこなすなど、順調に調教メニューを消化できています。
ぜひご検討いただき、皆さまからのお申込みをお待ちしております。
2025年01月13日
アコークローがスタミナ比べを制して特別勝ち!
アコークロー(メス6歳、父フェノーメノ、母ヌチバナ)が1月13日(祝・月)中山・成田特別(ダート2400m)において、レース後半から早めに仕掛けていき、直線でも豪快な末脚を発揮。待望の3勝目を挙げました。
レースでは、1頭だけ出遅れてしまい、最後方となりましたが、気合をつけてリカバリーしていきました。最初のコーナーをカーブし、11番手まで押し上げてホームストレッチを通過。1・2コーナーカーブへと向かいました。2周目の向正面に入ると、レースのピッチが上がります。本馬も他馬の動きにあわせるように進出を開始。内の馬を交わしていき、3コーナーカーブでは3番手まで進出しました。鞍上が懸命に促しながら4コーナーもカーブし、先頭に並びかけるように、直線を向きました。 その後も一完歩ずつ力強く伸び、堂々と先頭に躍り出ました。敢然と抜け出すと、ゴールまでその脚色は衰えず、後続の追撃も寄せつけませんでした。
2勝クラスで2着3回・3着3回と、惜しいレースはあったものの、なかなか勝ち切るまでは至らなかった本馬。そのようななか、11月末の中京戦以降は、いつにも増して負荷の高い調教をこなしていました。人気薄ながらも2着に好走した前走から続けて、同じ舞台である中山・ダート2400m戦への出走となります。レースでは鞍上の好判断も光り、本馬の持ち味である無尽蔵のスタミナを遺憾なく発揮しました。6歳にして見事な勝利をあげた本馬へ、引き続き皆さまからの温かなご声援をよろしくお願い申しあげます。
2024年度募集では、本馬と同じ追分F生産の明け2歳牝馬を引き続き募集中です。
No.22 シャルムダムールの23(メス、父クリソベリル、1口35万円、美浦・池上昌和厩舎予定)
本馬は早い段階から2本登坂のメニューを取り入れており、まだまだ伸びしろはありながらも、休むことなくコンスタントに本数をこなしています。
「2024年度募集馬リスト」
ぜひご検討いただき、皆さまからのお申込みをお待ちしております。
2025年01月11日
リープアップが直線での競り合いを制して新馬勝ち!
リープアップ(メス3歳、父ニューイヤーズデイ、母リープオブフェイス)が1月11日(土)中京・新馬戦(ダート1800m)において、逃げ馬との一騎打ちを制し、見事にデビュー勝ちを収めました。
レースでは、五分のスタートを切ると、二の脚が速く、外からスッと先行。2番手に収まって進めていきます。道中は抱えたままリズムの良い走り。4コーナーでは馬なりで逃げ馬に並びかけます。直線は2頭の一騎打ちになったものの、手応え・脚色ともにしっかりしており、残り100mあたりで相手を振り切ると、最後は2馬身半の差をつけての快勝となりました。
待望のデビューに向けて美浦TCに帰厩してからは、動きの質の物足りなさや、精神的な部分による悪影響など、さまざまな課題が浮き彫りとなりました。そういったなかでも、最大限に力を発揮させるために厩舎サイドがアプローチし、迎えた新馬戦。レースが始まってからはこちらの心配をよそに、無難な立ち回りを披露。3着以下を大きく引き離し、この先も楽しみな勝利となりました。ただ、ポテンシャルの高さを見せつけた一方で、まだまだ多くの課題を残すことも事実です。良化の余地を多分に感じさせるだけに、一歩一歩、着実な成長を促していきますので、引き続き皆さまからの温かなご声援をよろしくお願い申しあげます。
2024年度募集では、本馬と同じ父ニューイヤーズデイの明け2歳馬を引き続き募集中です。
No.24 グルファクシーの23(メス、父ニューイヤーズデイ、1口60万円、美浦・森一誠厩舎予定)
No.59 オールポッシブルの23(メス、父ニューイヤーズデイ、1口80万円、栗東・新谷功一厩舎予定)
「2024年度募集馬リスト」
3連勝で昨年の全日本2歳優駿(Jpn1)を制したミリアッドラヴを筆頭に、最近はダート戦を中心に勝ち星を多く積み重ねるニューイヤーズデイ産駒。
ぜひご検討いただき、皆さまからのお申込みをお待ちしております。
2024年12月22日
ディオデルマーレが1番人気に応えてデビュー勝ち!
ディオデルマーレ(牡2歳、父ロードカナロア、母シーティス)が12月22日(日)中山・新馬戦(芝1600m)において、好位からしっかりと抜け出し、見事に初勝利を挙げています。
レースでは、五分のスタートを決めるも、そこまで二の脚は速くなく、少し促しながら先団へとつけました。道中はややスローペースな流れのなか、5番手あたりでレースを進めると、3コーナー手前で徐々に馬群が凝縮します。本馬は3・4コーナーのちょうど中間地点から鞍上の手が動き始め、ポジションを維持しながら5番手で直線へと向きました。 ここから一気に前を捕らえたいところでしたが、本格的に追い出してからは少しもたつくような面を見せ、残り200m地点ではライバルの動きにより、本馬の進路がカットされる形となります。また、残り100m地点では、前を行く2頭とは2馬身ほどの差がありました。そのような展開のなか、きっちり体勢を立て直すと、先頭との差をじわじわと詰め、さらにゴール直前で一気に加速。粘り込みを図ったライバル2頭をきっちりと差し切って、見事に2歳新馬勝ちを挙げています。
本年4月に美浦TC・堀厩舎に入厩し、見事に1発でゲート試験合格を決めました。さらなる心身の成長を促すため山元TCに放牧へ出た後、焦らずじっくりと鍛錬を積みます。10月に美浦TCへ帰厩し、蹄のケア等で予定がスライドする事象はあったもの、およそ2か月間名トレーナーの下で調教を重ね、デビュー戦に備えました。当日は、堂々の1番人気に支持されてレースへと向かうと、母シーティスにも騎乗歴のある名手ライアン・ムーア騎手のエスコートもあり、ゴール前で粘り込みを図ったライバルをきっちりと差し切りました。まだまだ伸びしろを残すなかで、デビュー戦をしっかりと勝ち切ったことからも、今後のさらなる活躍が期待されます。引き続き、皆さまからの温かなご声援をよろしくお願い申しあげます。
2024年度募集では、本馬と同じ白老ファーム生産のロードカナロア産駒を引き続き募集中です。
No.6 トワイライトライフの23(メス、父ロードカナロア、1口75万円、美浦・宮田敬介厩舎予定)
「2024年度募集馬リスト」
ぜひご検討いただき、皆さまからのお申込みをお待ちしております。
2024年12月21日
コムユンプリュムが好位から堂々と抜け出し、2戦目で初勝利!
コムユンプリュム(メス2歳、父ブリックスアンドモルタル、母コム)が12月21日(土)中山・芝1600m戦において、好位からしっかりと抜け出し、勝ち上がりを決めています。
レースでは、まずまずのスタートを決めると、馬なりのまま先行します。スタートから200mほどいったところで3番手につけますが、そこからは一呼吸置いて先手を主張するライバルがいたりと、少し出入りの激しい展開となりました。向正面の1番奥の地点では、本馬の外から上がっていった他馬についていくような形で一時は2番手に上がります。鞍上がうまくなだめながらリズムを整え、先頭をすぐ前に置いた3番手に落ち着くと、3・4コーナーのちょうど中間地点から、徐々に鞍上が促していきました。そのまま3番手で直線を迎えると、先頭を捕えるべく、鞍上の動きがさらに激しくなります。その叱咤に応えるがごとく、本馬はじわじわと加速。残り100mを切った地点で先頭に立ちました。後続の各馬も脚を伸ばしてきましたが、これらを振り切って見事に1着でゴールを駆け抜けています。
父は米国の芝路線で圧倒的な力を誇示し、年度代表馬にも輝いたブリックスアンドモルタル。母は仏オークス・仏1000ギニーともに2着のコム。アメリカとフランス、それぞれを代表する馬同士のカップリングで誕生した本馬はまさに世界的良血馬といえ、順調な育成過程を経てターフに姿を現しました。デビュー戦では惜しくも2着に敗れてしまいましたが、今回はレースの流れにもうまく対応し、その能力を遺憾なく発揮しました。ここまで安定したパフォーマンスを披露できているように見えるなかでも、精神的な部分の課題はかねてより挙げられており、今後の成長に期待がかかります。心身ともに伸びしろが十分なだけに、キャリアを重ねながら、さらにポテンシャルを引き出していけるように努めてまいりますので、今後とも皆さまからの温かなご声援をよろしくお願い申しあげます。
2024年度募集では、本馬と同じ社台ファーム生産のブリックスアンドモルタル産駒を引き続き募集中です。
No.14 レッドオーラムの23(牡、父ブリックスアンドモルタル、1口70万円、美浦・尾関知人厩舎予定)
「2024年度募集馬リスト」
ぜひご検討いただき、皆さまからのお申込みをお待ちしております。
2024年12月07日
エッグスラットがひと捲りで惜敗続きに終止符!
エッグスラット(牡4歳、父ジャスタウェイ、母エッグドロップ)が、12月7日(土)中山・ダート1800m戦で、レース途中から先頭に立つ積極策で押し切り、待望の2勝目を挙げています。
レースでは、スタートはまずまずも、後方から進めました。それでも馬群には取りつき、中団やや後ろのポジションで1・2コーナーをカーブ。向正面に入ると、外から一気にポジションを押し上げ、先頭に立ちました。そのまま3・4コーナーに入ると、鞍上が促し、先頭をキープしたまま直線へ。直線では2番手のライバルとの競り合いとなると、その激しい追い比べはゴール前まで続きました。一旦は並ばれるような形になったものの、鞍上の叱咤に応え、最後は半馬身差振り切り、見事に1着でゴールしています。
2歳12月に白星を飾ってからは、勝利から遠ざかっていた本馬。そういったなかでも今年は、前走を除いてすべて掲示板に入るなど、安定感のある走りは続けていました。今回はこれまでの後方待機から末脚に賭ける戦法とは一変、向正面で一気に先頭に立つ積極的なレース運びが功を奏し、久々の勝利を手にしました。今後はさらに相手関係が強化されることとなりますが、持ち前の堅実さに加え、今回見せたような大胆さも武器に、さらなる高みを目指してまいります。引き続き、皆さまからの温かなご声援をよろしくお願い申しあげます。
2024年度募集では、本馬と同じ社台ファーム提供の1歳馬を引き続き募集中です。
No.14 レッドオーラムの23(牡、父ブリックスアンドモルタル、1口70万円、美浦・尾関知人厩舎予定)
No.23 ハーエミネンシーの23(メス、父イスラボニータ、1口50万円、美浦・奥村武厩舎予定)
「2024年度募集馬リスト」
ぜひご検討いただき、皆さまからのお申込みをお待ちしております。
2024年12月07日
グランドプラージュが圧倒的1番人気の支持に応えて新馬勝ち!
グランドプラージュ(牡2歳、父シニスターミニスター、母ベルプラージュ)が12月7日(土)京都・新馬戦(ダート1800m)において、磐石のレースぶりで、見事にデビュー戦を制しました。
レースでは、好スタートを決めるとスッと先行。一旦はハナに立つ勢いでしたが、1コーナーで内の馬を行かせて、2番手からピッタリとマークする形で進めます。3コーナーくらいで逃げ馬の勢いが鈍ると、外から押し上げてくるライバルたちも意識しながら、少しずつ動かし、前を交わして先頭へ。直線、しっかりと脚を使って抜け出すと、すぐ後ろから2番人気の馬が追いかけてきました。しかし、本馬の脚色にもまだまだ余裕があり、2馬身ほどのリードをキープしたまま1着でゴールを駆け抜けました。
調教の感触も良く、人気にも支持されていたように、デビュー戦から好レースが期待されました。2着馬には0.3秒差まで迫られたものの、3着以下には大差をつけ、まさに完勝といえる内容で初戦を突破しました。母・兄姉をはじめ、ダートを主戦場にコツコツと勝利を積み重ねている母系に、シニスターミニスターの血が加わった本馬の目指すべきはダートチャンピオンの座。まだ幼さも残り、今後のさらなる成長に期待がかかる本馬に向けて、引き続き皆さまからの温かなご声援をよろしくお願い申しあげます。
2024年度募集では、本馬と同じ追分ファーム提供の牡馬を募集中です。
No.13 ハイヤーアプシスの23(牡、父ブリックスアンドモルタル、1口80万円、美浦・手塚貴久厩舎予定)
No.52 イッツオンリーアクティングダッドの23(牡、父ルヴァンスレーヴ、1口75万円、栗東・寺島良厩舎予定)
No.61 タイムトラベリングの23(牡、父ポエティックフレア、1口100万円、栗東・橋口慎介厩舎予定)
「2024年度募集馬リスト」
ぜひご検討いただき、皆さまからのお申込みをお待ちしております。
2024年12月07日
ルグランヴァンがゴール前の大接戦を制し、初勝利!
ルグランヴァン(牡2歳、父ルヴァンスレーヴ、母カラフルデイズ)が12月7日(土)中山・ダート1800m戦にて、先頭を進むライバルをとらえきり、デビュー2戦目でうれしい初勝利を飾っています。
レースでは、そこまで速くはないスタートでしたが、中団につけました。少しずつポジションを上げながら進み、6番手でホームストレッチを通過。最初のコーナーでは7番手に下がって向正面に入りました。道中は鞍上の手がわずかに動きながらの追走。勝負どころにさしかかると、もう1頭の人気馬がマクるなど、流れが激しくなります。そのなかでも外めから徐々に進出を図り、3番手で直線を迎えました。ゴーサインにしっかりと反応し、残り200mでは2番手に。その後は先頭に追いすがり、一完歩ごとに差を詰めていきました。ライバルの脚色も良かったものの、本馬の差しが上回り、ゴール寸前でハナ差交わしきりました。
デビュー戦から2着に入り、素質の片鱗を見せていた本馬。コース・距離も替わり、道中の流れも激しく、けっして簡単なレースではありませんでしたが、見事に1番人気の支持に応えました。ここ2戦の様子からも、集中力を含めた精神的な部分は今後のカギとなりそうですが、成長とともに、そのあたりの課題が解消されてくるようであれば、さらにいいパフォーマンスへとつながることでしょう。この勝利が当クラブ所属のルヴァンスレーヴ産駒の初勝利となりました。会員の皆さまはもちろん、クラブ・牧場の期待も背に、今後も歩みを進める本馬に、引き続き温かなご声援をなにとぞよろしくお願い申しあげます。
2024年度募集では、本馬と同じルヴァンスレーヴ産駒の牡馬を募集中です。
No.19 ダンスウィズキトゥンの23(牡、父ルヴァンスレーヴ、1口70万円、美浦・戸田博文厩舎予定)
No.52 イッツオンリーアクティングダッドの23(牡、父ルヴァンスレーヴ、1口75万円、栗東・寺島良厩舎予定)
「2024年度募集馬リスト」
ここにきて勝ち星を量産のルヴァンスレーヴ産駒!
ぜひご検討いただき、皆さまからのお申込みをお待ちしております。
2024年11月18日
オペラプラージュが鋭い末脚を発揮して2勝目!
オペラプラージュ(牡3歳、父ニューイヤーズデイ、母ベルプラージュ)が11月17日(日)京都・ダート1800m戦にて、待望の2勝めを飾りました。
レースでは、遅れ気味のスタートから馬群についていこうとしたものの、進みが悪く、後方3番手で 1コーナーへ。向正面に入り、外からひとつポジションを押し上げました。11番手で前半1000m地点を通過。3コーナーに差しかかり、さらに進出を始めます。先団グループの後ろ、8・9番手で4コーナーに突入し、コーナーワークで直線入り口では10番手に。大外から懸命に前を追いかけました。力強い伸び脚を繰り出し、残り200m付近で7番手まで浮上。5番手から抜け出しを図ったすぐ内のライバルと併せる形で伸び続け、残り100mを切ったところで一気に先頭へと躍り出ます。その相手が最後までしぶとかったものの、ジョッキーの叱咤に応え、本馬がグイッと前に出てゴールへ。デビュー戦以来のうれしい2勝目をマークしています。
初勝利を挙げて以降、脚元のケガなどもあり、長期の休養を強いられました。復帰戦では思うような結果を残すことができなかったものの、キャリア3戦目、1勝クラスでは2戦目となった前走では3着と、しっかりと着順・内容の進展が感じられました。確勝を期して臨んだ今回のレースでは、単勝オッズ1倍台の圧倒的人気に推されます。その期待に応えるがごとく、直線ではしっかりと末脚を発揮して、見事に勝ち切りました。まだまだ伸びしろ感じさせるなかでも、きっちり結果を残したことから、今後のさらなる活躍が期待されます。引き続き、皆さまからの温かなご声援をよろしくお願い申しあげます。
2024年度募集では、本馬と同じニューイヤーズデイ産駒、また栗東TC・新谷功一厩舎に預託予定の1歳馬を募集中です。
No.59 オールポッシブルの23(メス、父ニューイヤーズデイ、1口80万円、栗東・新谷功一厩舎予定)
「2024年度募集馬リスト」
ぜひご検討いただき、皆さまからのお申込みをお待ちしております。
2024年11月11日
ユアフラッシュが圧巻の競馬で2勝めを挙げる!
ユアフラッシュ(メス4歳、父マジェスティックウォリアー、母ユアメモリー)が11月9日(土)福島・ダート2400m戦にて、待望の2勝めを飾りました。
レースでは、好スタートを決めると、そのまま先行します。1周目の3コーナーを2番手で通過。ホームストレッチでも無理なく、リズムを整えながらの追走となりました。1・2コーナーでは縦長の隊列となるなか、本馬は変わらず逃げ馬のすぐ後ろ2番手をキープします。3コーナー手前から鞍上の手が動き始めると、3・4コーナーのちょうど中間あたりで先頭に並びかけていきました。直線で単独先頭に立ってからも脚色は衰えることなく、残り200mからはさらに後続を引き離します。最後までしっかりとした伸びを見せ、見事に先頭でゴールを駆け抜けました。
初勝利を挙げて以降、1勝クラスでは2着はあったものの、思うような結果を残せていなかった本馬。今回は初勝利を挙げた、福島競馬場でのダート戦へと出走することになりました。道中は2番手をじっくり追走し、直線で抜け出すと、そこからは後続を離す一方の展開に。最後は2着に10馬身差をつける圧巻の内容で念願の2勝めを飾りました。今回の内容からも、この先さらなる夢が広がる本馬へ、引き続き皆さまからの温かなご声援をよろしくお願い申しあげます。
2024年度募集では、本馬と同じ追分ファーム提供の栗東TC入厩予定馬を募集中です。
No.52 イッツオンリーアクティングダッドの23(牡、父ルヴァンスレーヴ、1口75万円、栗東・寺島良厩舎予定)
No.61 タイムトラベリングの23(牡、父ポエティックフレア、1口100万円、栗東・橋口慎介厩舎予定)
No.68 フォークロアの23(メス、父Yaupon、1口100万円、栗東・高野友和厩舎予定)
「2024年度募集馬リスト」
ぜひご検討いただき、皆さまからのお申込みをお待ちしております。
2024年10月28日
シャパリュが休養明けも苦にせず2勝目!
シャパリュ(セン3歳、父スワーヴリチャード、母ボンバルリーナ)が10月27日(日)新潟・ダート1800m戦にて、休養明け緒戦を勝利で飾りました。
レースでは、まずまずのスタート。促さずともスッと前につけて、2番手となりました。一旦は逃げ馬に並ぶ格好でホームストレッチを通過しましたが、最初のコーナーで1馬身後ろに控えてカーブ。向正面に入り、先頭との差を半馬身ほどに縮めて進めていたところ、残り1000mを過ぎて、後ろのライバルがマクってきたため3番手に。ただ、本馬も引くことはなく、3頭横並びの真ん中で運びました。わずかに先頭まで取り切って勝負どころを迎え、抜群の手応えで回っていきます。直線に向いて以降は、鞍上のゴーサインにしっかりと反応。2番手以下を引き離し、差し馬も何ら相手にしませんでした。
昇級緒戦となった前走ではいきなり4着と、1勝クラスでも通用する能力を見せていた本馬。その後はケガで休養を余儀なくされたものの、気性面での課題を解決すべく、あわせて去勢手術も行いました。美浦TCへ帰厩後、レースに向けて調整を重ねるなかでも確かな気性面の改善がうかがました。迎えたレースでも、休養明けを感じさせない好内容で、待望の2勝目を挙げています。今後もさらなる活躍が期待される本馬へ、引き続き皆さまからの温かなご声援をよろしくお願い申しあげます。
2024年10月28日
イノセントキャットが待望の初勝利!
イノセントキャット(メス3歳、父シュヴァルグラン、母イルーシヴキャット)が10月27日(日)新潟・ダート1200m(若手騎手限定戦)にて、格上挑戦を実らせ、キャリア5戦目で待望の初勝利を飾りました。
レースでは、スタートをきっちり決めると、ダッシュも利いて先団後ろへ。ダートコースに入り、7番手に収まったあと、1ハロンを過ぎてから8番手となりました。20秒経過後に再度7番手を取り返し、それ以降もジワジワと進出。5番手で勝負どころを迎え、外めをいい手応えでカーブしました。4番手に上がって直線に向き、鞍上がゴーサインを出すとしっかり反応。前の3頭を捉えて、残り200mで先頭に立ちました。あとはリードを徐々に広げていき、2着に3馬身半の差をつけて先頭でゴールを駆け抜けています。
ケガなどの影響もあり、3歳未勝利戦の期間内には勝ち星を挙げることができなかった本馬。重賞勝ち馬を兄に持つ血統背景やこれまでのレース内容を加味して、中央競馬在籍のまま初勝利を目指すこととなった本馬。1勝クラスへの格上挑戦、かつ初めてのダート戦となった前走ではいきなり2着と好成績を残します。今回こそはと勝利を臨んだレースでは、好位追走から最後は後続を突き放す見事なパフォーマンスで勝ち切りました。再び1勝クラスへの出走が叶うことからも、次走での連勝・2勝めへの期待が高まります。引き続き、皆さまからの温かなご声援をよろしくお願い申しあげます。
2024年度募集では、本馬と同じ追分ファーム生産の美浦TC入厩予定馬を引き続き募集中です。
No.22 シャルムダムールの23(メス、父クリソベリル、1口35万円、美浦・池上昌和厩舎予定)
「2024年度募集馬リスト」
ぜひご検討いただき、皆さまからのお申込みをお待ちしております。
2024年10月16日
シルフズミスチーフがゴール前で差し切り、初勝利!
シルフズミスチーフ(メス2歳、父Into Mischief、母ヘヴンハズマイニッキー)が10月14日(祝・月)新潟・ダート1200m戦にて、先行集団を見ながらレースを運ぶと、直線では外からしっかりと伸び、待望の初勝利を挙げました。
レースでは、五分のスタートを決めると、行き脚もつきますが、無理することなく、好位で進めました。インの6番手のポジションに落ち着くと、そのまま3コーナーへ。気合をつけながらカーブしていき、徐々に外めに持ち出す形で4コーナーカーブから直線を向きました。その後は馬場の外めからジワジワと脚を伸ばします。残り200mを切ったところで3番手まで浮上しますが、先頭との差はまだ5馬身近くありました。ただ、そこからも脚色は衰えるどころか、むしろ末脚の良さは目立ちました。前を進むライバル2頭をゴール前できっちりと捉え切り、見事に1着でゴール板を駆け抜けています。
父はアメリカのトップサイアー、母も重賞勝ち馬という良血馬で、デビュー戦では堂々の1番人気に支持されました。しかし、そのデビュー戦を含めた2走で期待したような結果は得られず、捲土重来を期して今回のレースへ。道中はじっくりと脚を溜め、直線では上がり3ハロン最速の脚を繰り出すという、今後につながる味のあるレースぶりで、勝利を収めました。まだ2歳馬で、今後の伸びしろも十分な本馬。良血馬としての素質が開花するように努めてまいりますので、引き続き、皆さまからの温かなご声援をよろしくお願い申しあげます。
2024年度募集では、本馬と同じく、魅力あふれる外国産馬を引き続き募集中です。
No.68 フォークロアの23(メス、父Yaupon、1口100万円、栗東・高野友和厩舎予定)
「2024年度募集馬リスト」
ぜひご検討いただき、皆さまからのお申込みをお待ちしております。
2024年10月16日
ヴェーヌドールが圧倒的1番人気の支持に応えて初白星!
ヴェーヌドール(牡2歳、父エピファネイア、母チェルシークロイスターズ)が10月12日(土)京都・ダート1800m戦にて、逃げてレースを引っ張ると、直線では素晴らしい勝負根性でライバルの追撃を振り切り、待望の初勝利を挙げました。
レースでは、スタートをしっかり決めたあと、促して逃げの手を打ちました。2番手に並ばれるような格好でホームストレッチを通過しますが、コーナーに入るとリードを作り、1馬身の差で向正面へ。すると差が少し詰まったものの焦らず、ハナをキープして運びました。勝負どころに突入し、他馬の手が動くなかでも本馬の手応えは余裕。直線に向いて追い出したところ、マクリ気味に進出したライバルに一旦は並びかけられました。しかし、残り200mを過ぎて以降に再度突き放して、見事に先頭でゴール板を駆け抜けています。
休養も挟みつつ、6月のデビュー戦からレースごとに着順を上げ、デビュー4戦目で初白星を手にしました。特にダートに舞台を移した近2走は3着以下を大きく引き離しているように、適性は抜群といえます。『道中は遊び遊びで、まだまだ成長の余地を残している』とジョッキーも話しているように、心身ともにさらに成長してくれば、よりよいパフォーマンスを発揮してくれることでしょう。前途洋洋の2歳馬ですから、今後もキャリアを重ねながら、着実なステップアップを目指していきます。引き続き、皆さまからの温かなご声援をよろしくお願い申しあげます。
2024年度募集では、本馬と同じ父エピファネイアの1歳馬を引き続き募集中です。
No.42 セウラサーリの23(メス、父エピファネイア、1口100万円、栗東・西園正都厩舎予定)
「2024年度募集馬リスト」
ぜひご検討いただき、皆さまからのお申込みをお待ちしております。
2024年10月07日
ドゥカートが初のダート戦で快勝!
ドゥカート(牡2歳、父レイデオロ、母キャットコイン)が10月6日(日)東京・ダート1600m戦にて、好位で折り合うと、終いまできちんと伸び、待望の初勝利を挙げました。
レースでは、まずまずのスタートから促しつつ先行。2番手で芝コースからダートコースへと入りました。道中もうまくなだめながら外めの2番手をしっかりとキープすると、3コーナーでも焦らず進めます。4コーナーでも楽な手応えで通過し、直線へと入りました。残り400mの地点で先頭に立つと、後続を離すべく鞍上が本格的に追い出します。本馬の外からライバルが懸命に食らいついてきましたが、最後まで先頭を譲ることはありませんでした。
デビュー前から素質の高さをうかがわせていたものの、ここまでの3戦は惜敗が続きました。同厩舎の半兄がダート戦で勝利を重ねていることもあり、今回はダート戦に臨むことに。圧倒的1番人気の支持に応え、危なげなく後続の追撃を振り切りました。頼もしいレースぶりではあったものの、返し馬では気持ちの幼さを見せたりと、まだ心身ともに良化の余地を多分に残す本馬。まずは無事に初白星を手にすることができましたから、ここからさらに勝利を積み重ねていけるように、この先もしっかりと成長を促していきます。引き続き、皆さまからの温かなご声援をよろしくお願い申しあげます。
2024年度募集では、本馬と同じ美浦・宮田敬介厩舎に入厩予定の1歳馬を引き続き募集中です。
No.6 トワイライトライフの23(メス、父ロードカナロア、1口75万円、美浦・宮田敬介厩舎予定)
「2024年度募集馬リスト」
ぜひご検討いただき、皆さまからのお申込みをお待ちしております。

2024年09月25日
ディクテオンが白山大賞典(Jpn3)を制し、3つ目の重賞タイトルを獲得!
ディクテオン(セン6歳、父キングカメハメハ、母メーデイア)が9月23日(祝・月)金沢・白山大賞典(Jpn3・ダート2100m)にて、これまでにない積極策から後続を突き放し、2023年の名古屋グランプリ以来となる、重賞3勝目を挙げています。
レースでは、スタートを決めると、軽く促して、いつもよりは積極的にポジションをとりにいきました。前半は5番手につけると、1周目のホームストレートでは、早くも3番手に上がり、前で引っ張る2頭を追いかけます。2周目2コーナーで内をすくってスルスルとハナへと立ちました。向正面で勢いに乗り、そのまま先頭で3・4コーナーをカーブ。2番手に2~3馬身の差をつけて直線へ向きます。直線の伸び脚もしっかりしており、さらにリードを広げ、最後は2着馬に5馬身差をつける完勝劇を演じました。
昨年、交流重賞2連勝を飾り、今年のさらなる飛躍に期待がかかりました。その後、勝利を挙げるまでには至らなかったものの、Jpn1競走にも挑戦しながら、力をつけていきました。今回は、継続騎乗となった横山和生騎手を背に、途中からハナを取りにいくという強気なレースぶりで、ライバルを寄せつけませんでした。今後の大舞台に向けては収得賞金の加算が必須というなか、本馬の新たな一面も引き出される形となり、レース運びの幅が広がったといえるでしょう。年齢を重ねながら、いまなお充実の一途をたどる本馬へ、引き続き皆さまからの熱いご声援を賜りますよう、なにとぞよろしくお願い申しあげます。
2024年度募集では、本馬と同じ追分ファーム提供の関西入厩予定馬を募集中です。
No.52 イッツオンリーアクティングダッドの23(牡、父ルヴァンスレーヴ、1口75万円、栗東・寺島良厩舎予定)
No.61 タイムトラベリングの23(牡、父ポエティックフレア、1口100万円、栗東・橋口慎介厩舎予定)
No.68 フォークロアの23(メス、父Yaupon、1口100万円、栗東・高野友和厩舎予定)
「2024年度募集馬リスト」
ぜひご検討いただき、皆さまからのお申込みをお待ちしております。

2024年09月11日
クリスマスパレードがレコードタイムで紫苑S(G2)を制覇!
クリスマスパレード(メス3歳、父キタサンブラック、母ミスエリカ)が、9月7日(土)中山・紫苑S(G2・芝2000m・秋華賞トライアル)において、道中2番手でじっと構え、直線で先頭に立ってからも力強く脚を伸ばし、待望の重賞初勝利を挙げました。
レースでは、五分のスタートを決めるとそのまま先行。先手を主張する1頭を先に行かせた2番手で追走します。2コーナーを過ぎ、向正面に入ってからもポジションをキープ。淀みのないペースのなか、しっかりとリズムを整えながら追走しました。3コーナー過ぎから後続各馬が進出を開始し、馬群が徐々に凝縮。本馬は楽な手応えで4コーナーを通過し、直線入口で先頭に立ちました。中山の急坂でも脚色は衰えることなく、直後にいたライバルを残り200m地点で振り切ります。さらにゴール直前で、後方から1頭が猛追してきましたが、本馬も最後までしっかりと脚を伸ばし、クビ差しのぎ切りました。
新馬戦・水仙賞(1勝クラス)を連勝。重賞初挑戦となったフローラS(G2・芝2000m)でも4着と 、レース内容からも高いポテンシャルを感じさせていた本馬。夏場はしっかりとリフレッシュを図り、秋は紫苑Sからの始動となりました。春のG1へ出走を果たしたライバルが多く名を連ねるなか、終わってみれば1:56.6という、これまでのコースレコードを0.5秒更新する衝撃のタイムで重賞制覇を果たしています。さらなる活躍が期待される本馬へ、皆さまからの温かなご声援を引き続きよろしくお願い申しあげます。
2024年度募集では、本馬と同じノーザンファーム提供・美浦TC所属予定の1歳馬を募集中です。
No.7 コーディエライトの23(メス、父モーリス、1口90万円、美浦・森一誠厩舎予定)
「2024年度募集馬リスト」
ぜひご検討いただき、皆さまからのお申込みをお待ちしております。
2024年08月28日
バハルダールが熾烈な叩き合いを制してオープン特別勝ち!
バハルダール(牡5歳、父Pioneerof the Nile、母ラナモン)が、8月25日(日)中京・名鉄杯(OP・ダート1800m)において、直線での熾烈な叩き合いを制し、オープン特別勝ちを飾っています。
レースでは、まずまずのスタート。無理せず馬なりで控え、後方2番手につけました。肩ムチを入れられながらも、最初のコーナーをじっくりとカーブ。道中も鞍上が適度に促しつつ運び、3コーナー入口で後方3番手に進出しました。勝負どころは外めを通って追撃態勢を整え、直線に向くと他馬の間を突きます。その後は脚を鋭く伸ばして、一気に上位争いへ。本馬を含めた3頭の激しい叩き合いとなり、およそ300mにわたって接戦が続いたものの、ゴール手前で本馬がアタマ差抜け出しました。
今年1月にオープンクラス入りを決めてからはなかなか思うような結果を出せていなかった本馬。今回は過去勝利を挙げている中京の舞台での出走となりました。単勝オッズで6番人気という評価に甘んじましたが、直線では大外から力強く脚を伸ばし、直線での火花散る大接戦をしっかりと勝ち切っています。オープンの舞台で通算5勝目を挙げ、今後のさらなる活躍が期待される本馬へ、皆さまからの温かなご声援を引き続きよろしくお願い申しあげます。
2024年度募集では、本馬と同じ白老F提供・栗東TC入厩予定の1歳馬を募集中です。
No.42 セウラサーリの23(メス、父エピファネイア、1口100万円、栗東・西園正都厩舎予定)
「2024年度募集馬リスト」
ぜひご検討いただき、皆さまからのお申込みをお待ちしております。
2024年08月28日
シュバルツクーゲルが鮮やかな競馬で2勝目を挙げる!
シュバルツクーゲル(牡3歳、父キズナ、母ソベラニア)が、8月24日(土)札幌・ワールドオールスタージョッキーズ第2戦(芝2000m)において、3コーナーより大外をマクっていくと、最後まで力強く伸び続け、見事に2勝目を飾っています。
レースでは、まずまずのスタートを決めると馬なりのまま控えました。最初の1コーナーを後方5番手あたりで通過します。道中もリズムを整えながらゆったりと追走。残り600mを切ったあたりから徐々に仕掛けていきました。コーナーで大外からマクっていくと、みるみるポジションを押し上げていきます。残り200m地点では3番手、残り100mを切った地点ではさらにグッと加速して一気に先頭に立ちました。そこからは後続を振り切って、見事に1着でゴールしています。
新馬戦を勝ち、2戦目で重賞挑戦となった東京スポーツ杯2歳Sでも2着と 早い時期から高い能力の片鱗をのぞかせていた本馬。その後はなかなか結果を出せないレースが続いていたものの、洋芝初挑戦・また古馬との初対戦となった前走・STV賞で3着に入りました。今回は世界の名手が揃うワールドオールスタージョッキーズ第2戦へ。抽選の結果、昨年のリーディングジョッキー、今年も首位をひた走る名手・ルメール騎手での出走が決まりました。これまでとは違い、中団やや後方からのレースとなりましたが、勝負どころから一気に加速すると、最後は後続を引き放す圧巻の内容で通算2勝目を挙げています。今後のさらなる活躍が期待される本馬へ、皆さまからの温かなご声援を引き続きよろしくお願い申しあげます。
2024年度募集では、本馬と同じ白老F提供の牡馬を募集中です。
No.19 ダンスウィズキトゥンの23(牡、父ルヴァンスレーヴ、1口70万円、美浦・戸田博文厩舎予定)
「2024年度募集馬リスト」
ぜひご検討いただき、皆さまからのお申込みをお待ちしております。
2024年08月05日
クォーツァイトが先行策から押し切って2勝目!
クォーツァイト(メス3歳、父ダイワメジャー、母ハニージェイド)が、8月3日(土)札幌・ダート1700m戦において、2番手から直線で抜け出し、そのまま押し切りました。
レースでは、スタートをほぼ五分に出ると、しっかり行き脚もつけて前で進めます。道中は2番手に収まって、流れに乗って運びました。逃げ馬が1頭で引き離し、3コーナーに入るところでは、単独2番手の本馬とはまだ差が大きかったものの、みるみるうちにポジションを押し上げ、4コーナーでは並びかけます。手応えは十分にあり、直線を向くと、先頭に立ちました。両サイドからふたたび迫られましたが、鞍上の檄に応えて、さらに脚を伸ばすと、しっかりと抜け出し、追撃を振り切って、見事に1着でゴールを駆け抜けています。
今年1月に待望の勝利を挙げてからは、しっかりとリフレッシュを図ったのち、6月の函館開催から始動。昇級後の2戦は思うような結果を残すことは出来ませんでしたが、中間の動きからはあらためて本馬の能力の高さがうかがえました。場所を札幌に移しての一戦となった今回は、その能力をいかんなく発揮し、完勝といえる内容でしっかりと勝ち切っています。この先も夢が広がる本馬へ、引き続き温かなご声援をよろしくお願い申しあげます。
2024年度募集では、本馬と同じ追分ファーム生産の関東入厩予定馬を募集中です。
No.13 ハイヤーアプシスの23(牡、父ダノンシャンティ、1口80万円、美浦・手塚貴久厩舎予定)
No.22 シャルムダムールの23(メス、父クリソベリル、1口35万円、美浦・池上昌和厩舎予定)
「2024年度募集馬リスト」
ぜひご検討いただき、皆さまからのお申込みをお待ちしております。
2024年07月22日
オリエンタルナイトがロングスパートでライバルに競り勝ち、2連勝!
オリエンタルナイト(牡3歳、父ハービンジャー、母オリエントワークス)が、7月21日(日)福島・芝2600m戦において、早めの仕掛けから、最後まで力強く伸び続け、見事に連勝を飾っています。
レースでは、五分のスタートから無理せず運びました。自分のリズムで進み、5番手の外で最初の3・4コーナーをカーブしていきました。1周目のホームストレッチも5番手でリズムを整えながらの追走。逃げ馬が後続を離していくなか、5番手のまま1・2コーナーをカーブし、ふたたび向正面へと向きました。徐々に逃げ馬のリードもなくなり、前との差を詰めていくと、残り700mあたりから一気にスパートを開始。楽な手応えで、外からポジションを上げて2番手に浮上すると、前を追いながら4コーナーをカーブしていきました。
後続との差も開き、逃げ馬との一騎打ちの様相で直線に入り、あとはそのライバルを捕えるだけでした。ただ、その逃げ馬が二枚腰を発揮し、なかなか楽に交わすことはできませんでした。内・外離れた追い比べはしばらく続きましたが、それでも最後は外からねじ伏せるように交わし切り、1着でゴールしています。
11戦目にして、ようやく初勝利を掴み取った前走後は、放牧を挟み、このレースを目標に調整を続けてきました。今回は、夏の福島リーディングに輝いた戸崎騎手に導かれての快勝。未勝利戦での惜敗続きから一転して2連勝を飾り、特殊なコース形態にも対応するなど、収穫の多い一戦ともなりました。昇級後はさらに相手関係も強化されますが、勢いそのままに、さらなる飛躍を目指していきます。引き続き、皆さまからの温かなご声援をよろしくお願い申しあげます。
2024年度募集では、本馬と同じ栗東・寺島良厩舎に入厩予定の牡馬を募集中です。
No.52 イッツオンリーアクティングダッドの23(牡、父ルヴァンスレーヴ、1口75万円、栗東・寺島良厩舎予定)
「2024年度募集馬リスト」
ぜひご検討いただき、皆さまからのお申込みをお待ちしております。
2024年07月10日
メリオーレムが圧倒的1番人気の支持に応えて、通算3勝目!
メリオーレム(牡3歳、父シュヴァルグラン、母メリオーラ)が7月6日(土)小倉・西部スポニチ賞(芝2600m)にて、盤石のレース運びから、直線では他馬を寄せつけず、昨年12月以来の勝利を挙げています。
レースでは、五分のスタートを決め、スッと4・5番手に控えます。道中は縦長の展開のなか、隊列のちょうど真ん中あたり5番手を追走。2周目向正面に入ったところでは、まだ逃げ馬から10馬身以上は後ろでしたが、3コーナーから動いていくと、みるみるうちに差が縮まっていきます。4コーナーでは外から馬なりで前に並びかけ、直線を向いてから余力十分に先頭へと立ちました。そこからも脚色は衰えず、さらに後続とのリードを広げ、危なげなく押し切って1着でゴールを駆け抜けています。
クラシック出走を目指し、この春はトライアルを含めたリステッド競走2レースに挑んだものの、そこで3着・2着に惜敗し、涙をのむ結果となりました。その後は、自己条件から再始動を図ることになり、今回のレースへ。ここでは役者が一枚上といわんばかりのレースぶりで、2着馬に4馬身差をつける完勝劇を演じました。初の2600m戦にも難なく対応したことで、この先の選択肢も広がり、今秋の飛躍に期待が高まる結果に。一層の成長を遂げていく本馬に、引き続き温かなご声援をよろしくお願い申しあげます。
2024年度募集では、本馬と同じ追分ファーム提供の牡馬を募集中です。
No.13 ハイヤーアプシスの23(牡、父ブリックスアンドモルタル、1口80万円、美浦・手塚貴久厩舎予定)
No.52 イッツオンリーアクティングダッドの23(牡、父ルヴァンスレーヴ、1口75万円、栗東・寺島良厩舎予定)
No.61 タイムトラベリングの23(牡、父ポエティックフレア、1口100万円、栗東・橋口慎介厩舎予定)
「2024年度募集馬リスト」
ぜひご検討いただき、皆さまからのお申込みをお待ちしております。
2024年07月10日
マーズオデッセイが見事に新馬勝ちを収める!
マーズオデッセイ(牡2歳、父アドマイヤマーズ、母クイックリトルミス)が7月6日(土)福島・2歳新馬戦(芝1800m)にて、好位からレースを進めると、直線ではライバルを競り落としてデビュー勝ちを収めました。
レースでは、スタートをしっかりと決めると、行き脚もスムーズで、楽に前へつけることができました。内の馬を行かせて、2番手で1・2コーナーをカーブ。向正面の道中は軽く気合をつけながら2番手をキープし、逃げ馬をピタリとマークする形で、3コーナーに入りました。勝負どころから徐々に後続も接近してきましたが、こちらも仕掛け、外から先頭に並びかけるようにして直線へと向きます。徐々に後続を離していくと、逃げ馬とのマッチレースの様相に。激しい追い比べが続きましたが、ゴール前できっちりと交わし切ると、内で逃げ粘ったライバルに1馬身の差をつけ、見事に1着でゴール。嬉しい新馬勝ちを決めています。
6月上旬に美浦TCへ帰厩してからは、実戦に向けてじっくりと調整が進められ、追い切りを重ねるごとに動きが良化していました。コンディションも良好で、万全の態勢で迎えたデビュー戦。終わってみれば完勝といえる内容で、父アドマイヤマーズの産駒としては初の新馬勝ちを飾りました。この先の夢が広がる本馬へ、引き続き温かなご声援をよろしくお願い申しあげます。
2024年度募集では、本馬と同じノーザンファーム提供の牡馬を募集中です。
No.43 パシフィックギャルの23(牡、父ロードカナロア、1口125万円、栗東・平田修厩舎予定)
「2024年度募集馬リスト」
ぜひご検討いただき、皆さまからのお申込みをお待ちしております。
2024年07月01日
プルーヴンウィナーがダート替わりで初勝利!
プルーヴンウィナー(メス3歳、父キズナ、母ブラインドラック)が6月30日(日)函館・ダート1700m戦にて、レース中盤で一気にポジションを押し上げていくと、そのまま押し切って初勝利を挙げました。
レースでは、スタートを決め、馬なりで中団から。しかし、キックバックを嫌がり、後方に下がってしまいました。それでも、外に持ち出して、向正面に入ると、捲っていきます。どんどんポジションを押し上げて、一気に先頭に立ちました。3・4コーナーで後続も並び掛けてきたものの、ステッキも入れて気合をつけ、リードをキープします。直線、内ラチ沿いで粘り込みを図り、懸命にライバルたちを振り切りにかかりました。一旦、完全に抜け出し、あとは押し切るだけ。ゴール前で外から伸びてきた馬に迫られたものの、キッチリと残して1着で入線しています。
名牝ブラインドラックを母に持ち、良血馬特有の品のある馬体ということもあり、募集時期からかなりの注目度を集めていた本馬。デビューから3戦は思うような結果が出せませんでした。今回は目先を変えて、ダート戦に臨みます。鞍上の好判断も功を奏し、鮮やかな捲りを決めて待望の初勝利を掴み取りました。今後もさらなる成長を遂げていく本馬に、引き続き温かなご声援をよろしくお願い申しあげます。
2024年07月01日
ヴァリアントマーチが堂々の競馬で新馬勝ち!
ヴァリアントマーチ(メス2歳、父ビッグアーサー、母ヴィクトリーマーチ)が6月29日(土)福島・2歳新馬戦(芝1200m)にて、鮮やかにデビュー勝ちを収めました。
レースでは、五分のスタートからわずかに促す程度で二の脚がつき、前の位置を取りました。一旦は2番手に収まって進めたものの、残り800mを過ぎてから先頭に。3コーナーから後続が詰め寄りますが、勝負どころは持ったままで回り、直線に向きました。ひと呼吸置いて追い始めると、しっかりと反応。並んでいた2頭を振り切りました。最後は1番人気馬の強襲に遭いますが、これもしのいで、見事にデビュー戦を勝利で飾っています。
レースに向けての調整が進むなかで、心身の幼さがありながらも着実に動きは良化していた本馬。あとは実戦にいってどうかという点だけでしたが、スタートは問題なく、道中も難なく折り合いました。しっかりと勝ち切った内容からも本馬のセンスの良さがうかがえます。まだまだ成長の余地を残す現状だけに、今後のさらなる成長が楽しみな一頭です。引き続き本馬への温かなご声援をよろしくお願い申しあげます。

2023年12月22日
ディクテオンが名古屋グランプリ(Jpn2)を制し、交流重賞2連勝!
ディクテオン(セン5歳、父キングカメハメハ、母メーデイア)が12月21日(木)名古屋・名古屋グランプリ(Jpn2・ダート2100m)にて、レース後半から一気に仕掛けていく強気の競馬で、重賞2勝目を挙げました!
レースでは、ゆったりとしたスタートから、テンは無理せず馬のリズムに合わせて進みます。前3頭が引き離してリードし、いくつかの集団に分かれる縦長の展開で、中団の外8番手あたりにつけました。前走と同じく残り1000mあたりから徐々に仕掛けていきます。向正面ではまだ少しエンジンがかかり切らないようにも映りましたが、2周目3コーナーくらいからはグングンと加速。そのまま前の集団を飲み込んでいき、4コーナーでは一気に先頭へと躍り出ました。内のやや後ろにいる1番人気の馬を意識しながら若干タイトに回って直線へ。檄に応えて、しっかりと脚を伸ばすと、そのまま差を広げ、後続も最後まで追い上げてきたものの、振り切って堂々と1着でゴールを駆け抜けました。
前走では待望の重賞制覇を成し遂げた本馬。古巣・名古屋競馬場で行われる交流重賞名古屋グランプリ(Jpn2)へと向かうこととなりました。序盤から先行各馬が飛ばしていく展開となるなか、本馬は焦らずレース前半はゆったりと構えてリズムを整えました。一時はかなり縦長の隊列となり、前を捕らえられるのかという不安がよぎりましたが、後半に差し掛かると一気に加速、終わってみれば堂々のレコードタイムで重賞2連勝を飾っています。無事に収得賞金を加算し、今後のレース選択の幅が広がりました。これからもさらなるタイトル獲得を目指す本馬へ、引き続き温かなご声援をよろしくお願い申しあげます。

2023年11月27日
ディクテオンが浦和記念(Jpn2)を制覇!
ディクテオン(セン5歳、父キングカメハメハ、母メーデイア)が11月23日(祝・木)浦和・浦和記念(Jpn2・ダート2000m)にて、最後方から一気にマクっていく強気の競馬で、重賞タイトルを獲得しました!
レースでは、五分のスタートを決めたものの、無理せず控え、最後方で1周目のホームストレッチに入りました。道中も焦ることなくじっくりと構え、1コーナーにさしかかります。おおむね平均ペースの淡々とした流れのなか、本馬は2コーナーから一気に仕掛けていきました。向正面に入ってからも、ポジションを押し上げていき、3コーナーでは先頭集団に並びかけていきます。 直線に入ってからは、逃げ切りを図るライバルとのマッチアップに。本馬はロングスパートのかたちとなったものの、最後まで脚色は全く衰えず、残り100mを切ったあたりで、ライバルを完全に振り切りました。 完勝といえる好内容で、見事に重賞制覇を成し遂げています。
名古屋競馬に転籍後、2連勝で中央競馬復帰を決めると、荒削りながらも、ポテンシャルの高さを見せていた本馬。今回は初めての浦和競馬場、また強豪がひしめく交流重賞への挑戦となりました。スタートしてからは最後方でじっくりとリズムを整えると、2コーナーから仕掛けていく強気のレースを展開。最後は2着馬に2馬身半差をつける圧巻の内容で初めての重賞タイトルを手にしました。5歳秋にJpn1を制した母メーデイア同様に、これからもさらなるタイトル獲得を目指す本馬へ、引き続き温かなご声援をよろしくお願い申しあげます。

2023年10月11日
ゴンバデカーブースがサウジアラビアロイヤルC(G3)を制覇!
ゴンバデカーブース(牡2歳、父ブリックスアンドモルタル、母アッフィラート)が、10月7日(土)東京・サウジアラビアロイヤルC(G3・芝1600m)で、最後方追走から、ひときわ目立つ末脚でライバルを抜き去り、デビューから連勝での重賞初制覇を飾っています。
レースでは、五分のスタートを決めると馬なりのまま中団につけました。スムーズに隊列が決まりかけたものの、スタートから200mほどいったあたりで数頭がかかり気味に上がっていったこともあり、本馬はポジションを下げました。3コーナーを最後方でカーブすると、本馬も徐々に位置を押し上げていきます。4コーナーでは、同じ位置にいた他馬が外を回すなか、本馬はその内をすくうようにカーブし直線へ入りました。直線入り口では先行各馬の手応えに余裕がみられたものの、本馬は長く良い末脚を繰り出し、一完歩ずつ差を縮めます。残り200m地点で先頭に立ち、そこからは差を広げていきました。最後は2着馬に2馬身差をつけてゴール板を駆け抜けています。
6月の新馬戦は逃げ切りで勝利を収めた本馬。2戦目の今回、道中は少しずつ位置取りを下げる形となり、ついには最後方まで下がってしまいました。ただそれは、キャリアの浅い2歳馬らしからぬ、レースセンスの高さを有することの証明ともなりました。直線では、鞍上のゴーサインにしっかりと反応して脚を伸ばすと、後続に決定的な着差をつけて突き抜けました。過去の勝ち馬には、のちのG1勝ち馬が数多く名を連ね、若駒の登竜門として知られるレースを快勝したことで、今後への期待が大きく膨らみます。世代をリードする1頭に名乗りを挙げた本馬へ、皆さまからの温かいご声援を引き続きよろしくお願い申しあげます。

2022年11月21日
セリフォスがマイルチャンピオンシップ(G1)を制覇!初のG1タイトルを獲得し、マイル戦線の主役に!
セリフォス(牡3歳、父ダイワメジャー、母シーフロント)が、11月21日(日)阪神・マイルチャンピオンシップ(G1・芝1600m)で、馬場の外から豪快に差しきり、初のG1タイトルを奪取しました。
レースでは、まずまずのスタートを決めると、軽く促しつつ、周りの出方をうかがいました。他馬を行かせて、道中は後方4・5番手を追走。周りのライバルに囲まれるような形で、やや窮屈なようにも見えましたが、しっかりと我慢させて3コーナーへ。大きく隊列が変わることもなく、4コーナーでも外めを進みつつも、前に馬を置いて、末脚を溜めながらカーブ。
勝負の直線では大外に持ち出しました。残り300mあたりまでは後方3番手のポジションでしたが、そこからはアクセル全開。瞬く間に内のライバルを交わしていきました。ゴール前の脚色は際立ち、大外から一気に差しきって1着で栄光のゴール板を駆け抜けています。
ここまで重賞タイトルは3つ獲得するも、G1では惜敗が続いていた本馬。悲願のタイトル獲得に向け、夏は休養に充てて英気を養い、来るべき秋シーズンに備えました。前哨戦である富士Sで強豪相手に勝利を手にしたことで、確かな成長を実感し、勢いそのままに本番へと臨みました。その成長の証は大一番での走りにもあらわれ、後方待機から直線では外に持ち出すと、上がり3F最速の末脚を披露。実績馬ひしめくマイル王決定戦において、豪快でありながら緻密な競馬ぶりで、見事にチャンピオンへとのぼりつめました。2021年12月の朝日杯FS(G1)では1番人気に支持されながらも、あと少しのところで苦渋をなめました。それから約1年、同じく阪神のマイル戦という舞台での戴冠は、過去を乗り越え、今後のさらなる飛躍さえをも予感させるものとなりました。3歳にしてマイル王の称号を手にした本馬ですから、今後の夢も大きく広がることは言うまでもありません。さらなる高みを目指す本馬へ向けて、会員の皆さま、ファンの皆さまからの熱いご声援を、引き続きよろしくお願い申しあげます。

2022年10月23日
セリフォスが富士S(G2)を制して、重賞3勝め!
セリフォス(牡3歳、父ダイワメジャー、母シーフロント)が、10月22日(土)東京・富士S(G2・芝1600m)で、並み居る強豪を差し切って、重賞3勝めをあげるとともに、マイルCSへの優先出走権を手にしました。
レースでは、五分のスタートを決めると、馬なりで中団につけました。道中は我慢して、中団やや後ろの位置取りを進みます。そのまま後ろのポジションで4コーナーをカーブ。直線、外に出すタイミングをうかがいながら運び、残り300mあたりでスペースができると、本格的に追い出します。先に抜け出した2頭を目掛けて脚を伸ばし、着実に差を詰めていきました。最後は3頭の激しい追い比べになりましたが、本馬の勢いがさらに増し、外からキッチリと交わしたところがゴール。見事な差し切りで一番人気に応え、通算4勝めを挙げています。
春のG1では続けて4着と、あと一歩のところまで迫っていた本馬。夏はしっかりと休養を挟み、充実の秋に向けて英気を養いました。始動戦となった今回のレースでしたが、実力馬がズラリと揃う中でも、堂々の1番人気に推されます。終わってみれば、ゴール前でライバルをしっかりと捕らえ切る堂々の内容で、人気に応えての重賞制覇となりました。悲願のG1タイトル獲得に向けて、さらなる飛躍を期す本馬へ、皆さまからの温かなご声援を、よろしくお願い申しあげます。

2021年11月15日
セリフォスが重賞2連勝でデイリー杯2歳S(G2)を制覇!
セリフォス(牡2歳、父ダイワメジャー、母シーフロント)が11月13日(土)阪神・デイリー杯2歳S(G2・芝1600m)にて、最後の直線での激しい競り合いを勝ち切り、デビューから無傷の3連勝で重賞2勝めを挙げました。
レースでは、まずまずのスタートを切ると、前半は控えて後方2番手でリズムを整えていきました。3コーナーから促すとスルスルと進出。好位のやや後ろにつけ、4コーナーでは外から先行勢に並び掛けるようにして直線へ。やや膨れてしまい、一瞬は差が開いたものの、大外から力強く伸び、ねじ伏せるように内の馬を交わしていきました。最後は間から伸びてきたライバルと併せる形になったものの、まだこちらの手応えも十分で、きっちりと差し切り勝ちを収めました。
前走の新潟2歳S(G3)で鮮やかな末脚を発揮し、重賞制覇のタイトルを掴んだ後、暮れの大舞台に向けてじっくりと調整が進められました。今回は本番と同じ舞台の阪神・芝1600mでしたが、初めての右回りなど未知の要素も多く、試金石となる一戦でした。しかしそんな不安を払拭するかのように、荒削りではあるものの高い能力を見せ、見事、重賞2連勝を決めました。現状でのパフォーマンスからも、更なる大舞台での活躍が期待される本馬に、引き続き温かなご声援をなにとぞよろしくお願い申しあげます。

2021年08月30日
セリフォスがデビューから2連勝で新潟2歳ステークス(G3)を制覇!
セリフォス(牡2歳、父ダイワメジャー、母シーフロント)は、8月29日(日)新潟・新潟2歳S(G3・芝1600m)で、直線最内から力強く抜け出し、見事に重賞初制覇を飾っています。
レースでは、スタートはまずまずといったところで、前半はリズムを整えながら、中団の内を追走。3・4コーナーは内をロスなく回って直線へ。直線も内を突き、追われると、しっかりと反応して差を詰めていきました。ラチ沿いで少し窮屈になりそうな場面もありましたが、怯むことなく脚を伸ばし、最内から抜け出していきました。そこからは最後まで脚色も衰えず、後続とのリードを広げて、堂々と先頭でゴールを駆け抜けています。デビューから2戦2勝で、今後への期待がさらに膨らむ重賞制覇となりました。
新馬戦の勝ちっぷりからも抜群のセンスを感じさせていた本馬。この中間でも父譲りの豊かな成長力を感じさせる充実ぶりを見せていました。これまで数多くの活躍馬を輩出し、出世レースとして知られる新潟2歳ステークスを制したことで、今後への期待がさらに膨らみます。さらなる大舞台に向けて駒を進める本馬に、今後とも温かなご声援を、よろしくお願い申しあげます。

2021年03月22日
ヴィクティファルスがスプリングS(G2)を制覇!
ヴィクティファルス(牡3歳、父ハーツクライ、母ヴィルジニア)は、3月21日(日)中山・スプリングS(G2・芝1800m)で、重賞初制覇を決めるとともに、皐月賞への優先出走権を手にしました。
スタートを決めると、馬なりで中団外につけました。しっかりと折り合いもつき、そのまま道中は中団の外めで脚をためていきました。4コーナー手前からジワッと差を詰め、さらに外へと進路をとりながらカーブ。直線では大外から前を追い掛けました。鞍上が追い出すと、反応良く伸び、坂も力強く駆け上がって、先行馬を交わしていきました。内で粘るライバルに並び掛け、最後はきっちりと差し切って、先頭でゴールを駆け抜けています。
デビュー戦を人気に応えて快勝後、共同通信杯では強敵相手に2着と力を示し、今回はクラシックへ向けて、なんとしても弾みをつけたい1戦でした。蓋を開けてみれば、重い馬場をものともしない走りで鮮やかな差し切り。クラブとしても久々の重賞タイトルとなり、また母ヴィルジニアがクラブ出身馬ということもあって、たいへん感慨深い1勝です。池添謙一騎手と池添学調教師の兄弟タッグによる勝利ということも、印象に深く刻まれました。未完成の現状ながら、これだけのパフォーマンスを繰り広げた本馬の今後が、本当に楽しみでなりません。さらなる高みを目指す本馬に、今後も温かなご声援を、なにとぞよろしくお願い申し訳あげます。

2019年01月07日
ヴァルディゼールがデビューから2連勝でシンザン記念(G3)を制覇!
ヴァルディゼール(牡3歳、父ロードカナロア、母ファーゴ)は、1月6日(日)京都・シンザン記念(G3・芝1600m)で、内から力強く抜け出し、見事に重賞初制覇を飾っています。
レースでは、五分のスタートを切り、少し促して前めのポジションを取りました。道中は5〜7番手あたりを、インコースでじっくりと追走。3コーナーで肩ムチが入りますが、勝負どころは無理に動きませんでした。直線に向くと、進路が開いた最内を突き、末脚を発揮して先頭に立ちます。外からライバルが猛然と伸びてきたものの、クビ差競り落として先頭でゴールを駆け抜けました。
抜群のセンスで2連勝を飾った本馬。これまで数多くの活躍馬を輩出し、出世への登竜門として知られるシンザン記念を制したことで本馬に対する期待は俄然高まる一方ですが、馬体・精神面ともにまだまだ幼さを残す現状です。その分、伸びしろも大きく、今後待ち受けるG1戦線に向けての厳しい戦いでも、経験を重ねながら成長した姿を見せてくれることでしょう。大舞台に向けて駒を進める本馬に、今後とも温かなご声援を、よろしくお願い申しあげます。

2018年12月03日
ルヴァンスレーヴがチャンピオンズC(G1)制覇!ビッグタイトル獲得で、名実ともにダート界の頂点に君臨!
ルヴァンスレーヴ(牡3歳、父シンボリクリスエス、母マエストラーレ)は12月2日(日)中京・チャンピオンズC(G1・ダート1800m)において、先行策から力強く抜け出し、圧倒的1番人気の支持に応え、中央G1初制覇を飾っています。
レースでは、スタートをしっかりと決めて先行。ホームストレッチを通過し、1・2コーナーもスムーズに回りました。道中は2番手でじっくり追走。3コーナーで他のライバルが動く中でも我慢し、4コーナーでジワジワと仕掛けて直線に向きました。進路が空き、鞍上が追い始めると力強く脚を伸ばして先頭へ。勢いは止まらず、2馬身半の差をつけて1着でゴールに飛び込みました。
これまでは後方から早めに押し上げていく競馬でライバルをねじ伏せてきた本馬。今回は、内枠から果敢に先行していく新しいスタイルで未対戦の有力古馬勢も完封。3歳馬ながらダート界のチャンピオンに輝きました。今後もG1ウイナーの名に恥じない走りを我々にみせてくれることでしょう。今後も皆様からの温かいご声援を、引き続きよろしくお願い申しあげます。

2018年10月10日
ルヴァンスレーヴが南部杯(Jpn1)で優勝!初対戦の古馬勢を完封し、3つめのビッグタイトルを獲得!
ルヴァンスレーヴ(牡3歳、父シンボリクリスエス、母マエストラーレ)は10月8日(祝・月)盛岡・マイルチャンピオンシップ南部杯(Jpn1・ダート1600m)において、初対戦の古馬勢を堂々と撫で斬り、7月のジャパンダートダービーに続くJpn1レース連勝を飾っています。
レースでは、五分のスタートを切り、馬なりで6番手につけました。道中は後ろから1番人気のゴールドドリームがピッタリとマークしてくる形で展開。3コーナーからジワッと進出し、前を射程圏に入れて、余力十分に4コーナーをカーブ。直線に入って、鞍上が促すとグイっと伸び、内を交わして先頭に立ちました。ラスト200m過ぎで、ステッキが入ると、力強く馬群から抜け出し、外からゴールドドリームが迫ってきたものの、脚色はまったく衰えず、1・2馬身ほどのリードをキープしたまま1着でゴールを駆け抜けました。
昨年の全日本2歳優駿、前走のジャパンダートダービーを制したことで、ダート路線において名実ともに世代の頂点に立った本馬。3歳馬は出走することさえ儘ならない今回のレースにおいて、レース史上初の3歳馬による優勝を成し遂げました。着々と力をつける同世代のライバルやダート界の古豪との対決は今後も続きますが、今回の勝利を励みに、まだまだ成長し続ける本馬に、皆様からの温かいご声援を、引き続きよろしくお願い申しあげます。

2018年08月20日
サングレーザーが真夏の大一番・札幌記念(G2)で優勝!3つめの重賞タイトルを奪取!
サングレーザー(牡4歳、父ディープインパクト、母マンティスハント)は、8月19日(日)札幌・札幌記念(G2・芝2000m)で、通算3つめの重賞タイトルを獲得しています。
レースでは、五分のスタートを切り、馬なりで中団を追走。前が飛ばす中、道中は中団前めの7番手あたりで脚を溜めていきました。勝負どころからは他馬が外から動いていきましたが、内でジッと我慢。少し外めに進路をとりながら4コーナーをカーブし、直線では馬場の3分どころで徐々に追い出しを開始。残り200mではまだ馬群の中でしたが、残り100mくらいで、狭い間から伸びを見せ、グイグイと前へと迫りました。内めの馬群からは抜け出したものの、まだ外にはマカヒキがおり、さらに外から追い込んできたモズカッチャンとの3頭横並びの争いとなりました。最後は激しい接戦となりましたが、僅かにハナ差前に出たところがゴール。見事に3つめの重賞勝ちを収めています。
久々の2000m戦ということもあり、距離不安が囁かれるなかで迎えたレース本番。しかし終わってみれば、中距離の舞台でもこれまでと同様の切れ味を発揮し、秋競馬に弾みがつく勝利となりました。今後は悲願のG1制覇に挑んでいく本馬に、引き続き皆様からの温かいご声援をよろしくお願い申しあげます。

2018年07月12日
ルヴァンスレーヴがジャパンダートダービー(Jpn1)を制覇!2つめのビッグタイトルを手にして3歳ダート王に!
ルヴァンスレーヴ(牡3歳、父シンボリクリスエス、母マエストラーレ)は7月11日(水)大井・ジャパンダートダービー(Jpn1・ダート2000m)において、昨年の全日本2歳優駿に続く2つめのJpn1タイトルを獲得しています。
レースでは、一歩遅いスタートを切ると、各馬が続々とポジションを主張していきました。そんな中、ルヴァンスレーヴは後方3番手で最初のホームストレッチを通過。そのまま1・2コーナーをカーブしていきました。向正面に入ってからもしばらくは脚を溜めながらの追走。徐々にペースアップを図り、ポジションを上げていきますが、それでも後方5番手で3コーナーへ。3・4コーナー中間点の勝負どころで馬群が散り散りになる中、楽な手応えで外めを追走。3番手以下を離し気味に逃げる緑帽の2頭を目掛けて追う、7頭横一列の集団の一番外の位置で直線へ。 各馬力強く脚を伸ばすなか、鞍上の左ムチに応え、大外から勢い良く伸びてきたのがルヴァンスレーヴでした。残り200m過ぎで単独の2番手に躍り出ると、残り100m地点では並ぶ間も無く逃げ馬を交わしていきました。そこからはまさに独壇場。最後まで脚色衰えることなく、栄光のゴールを見事に1着で駆け抜けました。
圧巻のパフォーマンスを見せた前走から、やはり1番人気に支持されてレースを迎えることになりました。とはいえ、最内枠や距離延長、右回りや一度敗れたライバルとの再戦など、様々な課題を抱える一戦であったことは否めません。しかし、ジョッキーはきわめて冷静に、本馬を信じてエスコート。萩原調教師が「危なげない勝利だった」と振り返ったように、他馬に覇権を譲る余地を与えないまま、3歳ダート界の統一を果たしました。この勝利をもってしてもなお、本馬にとっては通過点にすぎないのではと思わされます。描く未来は無限に広がる一方です。今後もさらなる飛躍を目指して進化を続ける本馬に、温かなご声援をよろしくお願い申しあげます。

2018年06月18日
ルヴァンスレーヴがユニコーンステークス(G3)を快勝!2歳ダート王の実力を示しました!
ルヴァンスレーヴ(牡3歳、父シンボリクリスエス、母マエストラーレ)は、6月17日(日)東京・ユニコーンステークス(G3・ダート1600m)において、2着馬に3馬身半の差をつける完勝劇で2つめの重賞タイトルを手にしています。
レースでは、やや遅れてのスタートでした。向正面では後方2番手から、ジワジワとポジションを上げながら追走。3・4コーナーでも外を通って進出し、直線では余裕の手応えで前のライバルを射程圏に捉えました。鞍上が仕掛けるとしっかりと反応し、先頭に躍り出ると、最後は流してゴールを駆け抜けています。
前走でよもやの敗戦を喫しましたが、今後を見据える意味でも、ここは負けられない一戦でした。再び高いパフォーマンスを発揮した本馬の未来が、楽しみで仕方ありません。今後とも本馬への温かなご声援を、なにとぞよろしくお願い申しあげます。

2018年05月14日
ジュールポレールがヴィクトリアマイル(G1)を制覇!雨中の激闘を制して女王の座に輝きました!
ジュールポレール(メス5歳、父ディープインパクト、母サマーナイトシティ)は、5月13日(日)東京・ヴィクトリアマイル(G1・芝1600m・牝馬限定戦)において、重賞初タイトルがG1というドラマティックな展開で、見事に勝利を収めました。
レースでは、きっちりとスタートを決めると、促して前につけました。道中は8番手をじっくりと追走。3・4コーナーで徐々にスピードを上げながら、外に持ち出して直線の攻防に差し掛かりました。ギリギリまで追い出しを我慢し、残り400mを過ぎてからステッキが入ってゴーサイン。グイグイと脚を伸ばし、ライバルを交わしていきました。ゴール直前で先頭に立つと、1番人気馬の猛追を受けましたが、ハナ差振り切っています。
重賞戦線で上位を賑わし、善戦が続くものの、なかなか勝利までは手が届かなかった本馬。また、脚元の状態や賞金面の問題などが影響し、思うように進められない時もありました。それでも、西園調教師が焦らず、じっくりと成長を促してくださったおかげで体質が強くなり、いよいよ本格化を迎えて臨んだ大一番。出走馬決定順18番めでギリギリの出走が叶い、「今日は全てが噛み合いました」と本馬の特徴を一番理解する幸騎手が話したように、条件やコンディション、レース展開など、運も味方につけました。そして何より、本馬が極限まで力を出し切って、勝利を手繰り寄せた事実は疑いようがありません。G1ウィナーの仲間入りを果たし、今後はますますの活躍が期待されます。これからもなにとぞ、皆さまからの温かなご声援をよろしくお願い申しあげます。

2018年04月23日
サングレーザーがマイラーズカップ(G2)をレコードタイムで完勝!重賞2勝めを飾りました!
サングレーザー(牡4歳、父ディープインパクト、母マンティスハント)は、4月22日(日)京都・マイラーズC(G2・芝1600m)で、重賞2勝めを飾りました。
レースでは、五分のスタートを切ると、馬なりで控えて後方へ。道中は1番人気馬を前に見るポジションで、じっくりと脚を溜めていきました。4コーナーを内から徐々に外へ進路を取りながらカーブ。直線、馬場の真ん中に出すと、しっかりと反応して前との差を詰めていきました。残り200mを過ぎたあたりで、先に抜け出していた2頭に並びかけると、鞍上のさらなる檄に応え、グイッと脚を伸ばし、ライバルたちを交わしきりました。最後は堂々と先頭に立ってゴールを駆け抜けています。
休養を挟み、より逞しくなってターフに帰ってきました。レコードタイムを出すほどの成長ぶりで、今後の大一番へ向けて夢が広がります。頂点を目指す本馬に、温かなご声援をよろしくお願い申しあげます。

2017年12月14日
ルヴァンスレーヴが全日本2歳優駿(Jpn1)を圧勝!3戦3勝で無敗の2歳ダート王に輝きました!
ルヴァンスレーヴ(牡2歳、父シンボリクリスエス、母マエストラーレ)は、12月13日(水)川崎・全日本2歳優駿(Jpn1・ダート1600m)で、圧巻の競馬ぶりを見せつけて初のビッグタイトルを手にしています。
1番人気に支持されたレースでは、発馬で遅れて後方からとなりました。焦らず外めに持ち出し、後方3番手のポジションでホームストレッチを通過。1・2コーナーで少し促してスピードに乗せ、スムーズに位置を上げていきました。道中は9番手でしっかりと我慢。3コーナーで仕掛けてからはスーッと進出し、4コーナーを回ったときにはすでに先頭を射程圏に捉えていました。直線で追われると若干フラフラとしたものの、脚色は衰えず。先頭に立ってからはほぼ馬なりで、ライバルの追撃を難なく振り切り、栄光のゴールに飛び込みました。
新馬戦とプラタナス賞の過去2戦。誰もが大舞台での活躍を期待せずにはいられなくなるような、衝撃的なパフォーマンスでした。そんな私たちのはやる気持ちとは裏腹に、陣営は慎重に、かつ繊細に本馬のコンディションや適性を評価。スタートや地方の深い砂など、抱える心配要素は決してゼロではありませんでした。しかし、結果的にはいつもと変わらない、不安を真っ新に消し去るような、シンプルに「強い」ルヴァンスレーヴの走り。この勝利は今後の飛躍の序章に過ぎないことを改めて確信しました。今後も会員の皆さま、当クラブを応援してくださっている方々とともに、本馬と遥かな夢を追い続けていきたいと考えております。今後ともなにとぞ、よろしくお願い申し上げます。

2017年11月20日
ペルシアンナイトがマイルチャンピオンシップ(G1)を制覇!念願のG1タイトルを手に!
ペルシアンナイト(牡3歳、父ハービンジャー、母オリエントチャーム)は、11月19日(日)京都・マイルチャンピオンシップ(G1)で、念願のG1タイトルを手にしています。
レースでは、スタートは五分に出たものの、ダッシュはそれほど速くなく、後方からとなりました。前半は中団から少し離れ、4頭の馬群で後方を追走。3コーナー手前でジワジワと集団に追いつくと、坂の下りでは内めに進路を取り、徐々に差を詰めていきました。そのままインで4コーナーをカーブすると、直線を向いて、ややバラけた馬群の間から脚を伸ばしていきました。残り200mでは前との差がまだあったものの、鞍上の懸命の檄に応えてグイグイと交わしていき、ゴール前で先に抜け出していたライバルをキッチリ捉え、見事に先頭で駆け抜けました。春は惜敗もありましたが、鮮やかな差しきり勝ちで、嬉しいG1のタイトルを掴み取りました。
栄冠まであと一歩届かなかった皐月賞。鞍上のМ・デムーロ騎手がレース後、しきりに「悔しい」と口にしていたことが思い出されます。それは、本馬に関わる全ての方も同じ想いであったはずで、G1ホースとなるにふさわしいポテンシャルを有しているという、期待ゆえの感情でした。ダービーでの敗戦も踏まえてマイル路線に照準を絞り、追分Fリリーバレーでじっくりと休養に努めた夏。帰厩後は一段と逞しくなった本馬に、池江調教師のトーンは日に日に上がっていきました。富士ステークスでは不良馬場や古馬相手という条件の上で5着と力を示し、万全の状態に仕上げられて迎えた今回の大本番。会員の皆さまをはじめ、温かなご声援をお送りくださった多くの方々の後押しが、最後にライバルを交わしきった20センチにつながりました。本馬にとって輝かしい勲章となるだけでなく、当クラブとしても悲願の初G1タイトル奪取です。当クラブはこの勝利をきっかけとして、ますますの発展に努めてまいります。今後とも、さらなる高みを目指す本馬、ならびに「G1」サラブレッドクラブを、なにとぞよろしくお願い申し上げます。

2017年10月30日
サングレーザーがスワンS(G2)を制覇!
サングレーザー(牡3歳、父ディープインパクト、母マンティスハント)は、10月28日(土)京都・スワンS(G2)で、4連勝と重賞初制覇を飾っています。
レースでは、五分のスタートを切り、馬なりで控えて中団後方から。道中は中団馬群の中で脚を溜め、4コーナーでは内めの狭いスペースからジワジワとポジションを上げていきました。直線、他馬が大きく外へ進路をとりましたが、本馬はやや内から追い出しました。内から外まで横並びとなった直線前半から、しっかりと伸びて2頭で抜け出すと、ラスト100mはライバルと激しい叩き合いになりました。そこからは鞍上の渾身の檄に応えて、グイッとアタマ差前に出たところがゴール。終盤のマッチレースを見事に制して、4連勝で嬉しい初重賞勝ちを収めています。
ここにきての充実ぶりは大変目を見張るものがあり、タフな条件をしっかりとクリアして勝利を手にしました。今後はG1タイトル奪取を目指していくことになりますので、皆さまからの温かなご声援をなにとぞよろしくお願い申し上げます。

2017年05月06日
サングレーザーが後方一気の差し切りで2勝め!
サングレーザー(牡3歳・父ディープインパクト、母マンティスハント)は、5月6日(土)京都・芝1400m戦で、嬉しい2勝めを飾りました。
断然の1番人気に支持されたレースでは、まずまずのスタートを決めるも後方に下げました。折り合いをつけるべく最後方でじっくりと構えて、外めに出しながら3コーナーへ。手応え十分に勝負どころを通過し、直線では大外に進路を取りました。いざゴーサインを出すと、すぐさま反応し、期待通りの強烈な末脚を披露。内のライバルとは脚色がまるで違いました。残り200mで3番手に上がり、そのまま先頭の馬も一気に交わして、最後は流す余裕まで見せてゴールに駆け込みました。2着馬に2馬身半の差をつける快勝劇で、オープン馬の仲間入りを果たしています。
2歳時に重賞で3着に入るなど、早い時期から素質の片鱗を覗かせていた本馬。直線で見せた強烈な決め手は、今後も大きな武器となりそうです。引き続き皆さまからの温かいご声援を、なにとぞよろしくお願い申しあげます。

2017年02月25日
ペルシアンナイトがアーリントンカップ(G3)で勝利!クラシック戦線へ名乗り出る!
ペルシアンナイト(牡3歳、父ハービンジャー、母オリエントチャーム)は、2月25日(土)阪神・アーリントンカップ(G3)において、3馬身差をつける圧勝劇で重賞タイトルを手にしています。
レースでは、ほぼ五分のスタートを決めると馬なりで中団を追走。道中はじっくりと脚を溜めて、4コーナーで少しずつ前との差を詰めながら外へと出していきました。直線で外から満を持して鞍上が追い出すと、グングンと勢いに乗って、内の先行馬を交わし、直線半ばで先頭へと立ちました。そのまま後続との差を広げ、セーフティリードを取ると、最後まで脚色は衰えず、堂々と押し切ってゴール。見事に単勝1番人気に応え、嬉しい重賞初制覇となりました。
センスの違いを見せつける、まさに完勝といえる内容で、堂々とクラシックへ駒を進めます。王道を歩んでいく本馬への温かいご声援を、これからもよろしくお願い申し上げます。

2017年01月22日
タンタアレグリアがアメリカジョッキークラブカップ(G2)で重賞初制覇!
タンタアレグリア(牡5歳、父ゼンノロブロイ、母タンタスエルテ)は、1月22日(日)中山・アメリカジョッキークラブカップ(G2・芝2200m)で、嬉しい重賞初制覇を飾っています。
レースでは、まずまずのスタートから内・外の馬を先に行かせて、中団からじっくりとレースを進めました。うまく内に潜り込んで、道中は内ラチ沿いをスムーズに追走。3コーナー過ぎに内からポジションをスッと押し上げ、3番手で4コーナーをまわりました。直線では逃げ馬の外側に進路を取り、残り200m付近で先頭へ。ジョッキーの手綱捌きに応えて、力強く脚を伸ばしました。最後は外から1番人気馬が迫ってきたものの、本馬の脚色も衰えることはなく、1/2馬身凌いでゴール。惜敗続きにピリオドを打ちました。
馬体が一回り逞しくなり、賞金も加算できたことから、これからの大舞台における活躍がますます楽しみになりました。さらなる高みを目指して邁進していく本馬に、引き続き皆さまから熱いご声援を賜れますよう、なにとぞよろしくお願い申しあげます。

2016年06月19日
ソルヴェイグが函館スプリントS(G3)でレコード勝ち!今年2つめの重賞タイトルを掴み取り、総獲得賞金は早くも1億円を突破!
ソルヴェイグ(メス3歳・父ダイワメジャー、母アスドゥクール)は、6月19日(日)函館・函館スプリントS(G3・芝1200m)で、接戦を制し、1:07.8のコースレコードとなる好タイムで、2つめの重賞タイトルを掴み取りました。
レースでは、抜群の好スタートを決め、スッと馬なりで先行して流れに乗っていきました。道中は2番手で進め、4コーナーでは持ったまま、先頭をうかがう勢いでした。直線、前へと抜け出すと、内から2番人気馬の猛追を受け、2頭の叩き合いとなりました。一旦は、相手に交わされてしまったかに見えましたが、もう一度盛り返し、首の上げ下げとなったところがゴール。僅かにハナ差ではありますが、きっちりと本馬が前に出て入線。3月のフィリーズレビュー(G2)に続き、今年に入って2つめの重賞勝ちを収め、総獲得賞金は早くも1億円を超えました。
前走の桜花賞では不完全燃焼のレースとなり、悔しい想いもしましたが、牧場でのリフレッシュを経て、見事に北の大地で輝きを取り戻してくれました。また、サマースプリントシリーズ初戦を勝ったことで、夏のスピード女王の座も視野に入ってきました。さらなる高みを目指す本馬に、これからも皆さまからの熱く温かいご声援を、なにとぞよろしくお願い申しあげます。

2016年03月13日
ソルヴェイグがフィリーズレビュー(G2)を制覇!
ソルヴェイグ(メス3歳・父ダイワメジャー、母アスドゥクール)は、3月13日(日)阪神・フィリーズレビュー(G2・芝1400m)で、嬉しい重賞初制覇を成し遂げました。
レースでは、好位2・3番手を追走し、道中は流れに乗りつつしっかりと脚を溜めていきました。直線、満を持して追い出すと、グンと反応して脚を伸ばし、逃げ馬を交わして先頭へと躍り出ました。鞍上が懸命に追い、最後まで後続の追撃も許さず、見事に先頭のままゴール。嬉しい重賞制覇を成し遂げるとともに、桜花賞への優先出走権も手にしています。
11月の京都でデビュー勝ちを飾ると、その後3戦は悔しい競馬が続きましたが、今回はその鬱憤を晴らすかのような見事な快勝劇を演じてくれました。クラブとしても先月のアルバートドック号に続き、2ヵ月連続で重賞勝ちを成し遂げる事ができ、万感の思いです。これからも皆さまからの熱く温かいご声援を、なにとぞよろしくお願い申しあげます。

2016年02月21日
アルバートドックが小倉大賞典(G3)を制覇!
アルバートドック(牡4歳・父ディープインパクト、母ゴールデンドックエー)は、2月21日(日)小倉・小倉大賞典(G3・芝1800m)で、嬉しい重賞初制覇を成し遂げました。
レースでは、中団のインで我慢して脚を溜めることに専念し、全体のペースが上がった3コーナーでもジックリと構えていました。4コーナーでは最後方あたりになったものの、内をロスなく回って、直線、最内にできたスペースを見逃さず、ラチ沿いからしっかりと伸びて前を交わしていきました。先に抜け出していたケイティープライドを捉えて先頭に躍り出ると、川田騎手の懸命の檄に応え、外から伸びてきたライバルの追撃も凌ぎきって、見事に重賞ウイナーの仲間入りとなりました。
ここまで本馬を育ててくれた松田博資厩舎の最後の重賞出走を勝利で飾ることができ、クラブとしても2012年コレクターアイテム号のアルテミスS以来の待ちに待った重賞タイトル獲得となり、喜びもひとしおです。松田博資厩舎の解散に伴い、今後は新天地でさらなる飛躍を目指していきます。これからも皆さまからの熱く温かいご声援を、なにとぞよろしくお願い申しあげます。
同レースでは同じくクラブ所属のディープインパクト産駒・ケイティープライド(牡6)が4着に健闘。
アルバートドック、ケイティープライドともに、これで獲得総賞金は1億円の大台を超えました。

2012年11月03日
コレクターアイテムが第1回アルテミスS制覇!初代クィーンに
コレクターアイテム(牝2歳・父ハーツクライ、母ネットオークション)は、11月3日(土)東京・アルテミスS(新設重賞・芝1600m・牝馬限定)で、五分のスタートを切ると道中は中団後方で脚を溜めていき、長い府中の直線勝負にかけました。内ラチ沿いをジワジワ伸びてくると、直線半ばでエンジン全開。スッと抜け出したところに外から追い込んできた馬との一騎打ちとなり、最後まで半馬身差のリードを譲ることなく見事先頭でゴール。一番人気に応えて新設重賞の初代女王に輝きました。勝ち時計は1:33.8、レコード勝ちの完勝でした。初めての輸送競馬で馬体重は8kg減となりましたが、パドック、返し馬ともに2歳牝馬離れした落ち着きを見せて、本馬の持ち味の末脚を思う存分披露してくれました。今後の可能性を改めて感じさせるレース内容で、来春の大舞台を目指してさらなる進化を期待したいところです。昨年11月ファンタジーS(GⅢ)でアンチュラス(牝3歳)の2着入線から続いていた重賞2着の壁を打ち破り、当クラブ待望の初重賞制覇となりました。これを良い契機として次々に重賞勝ち馬が誕生できますように、引き続き皆さまの温かいご声援をどうぞよろしくお願いいたします。