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クラブ所属馬情報

2024年07月22日

オリエンタルナイトがロングスパートでライバルに競り勝ち、2連勝!

オリエンタルナイト(牡3歳、父ハービンジャー、母オリエントワークス)が、7月21日(日)福島・芝2600m戦において、早めの仕掛けから、最後まで力強く伸び続け、見事に連勝を飾っています。

レースでは、五分のスタートから無理せず運びました。自分のリズムで進み、5番手の外で最初の3・4コーナーをカーブしていきました。1周目のホームストレッチも5番手でリズムを整えながらの追走。逃げ馬が後続を離していくなか、5番手のまま1・2コーナーをカーブし、ふたたび向正面へと向きました。徐々に逃げ馬のリードもなくなり、前との差を詰めていくと、残り700mあたりから一気にスパートを開始。楽な手応えで、外からポジションを上げて2番手に浮上すると、前を追いながら4コーナーをカーブしていきました。
後続との差も開き、逃げ馬との一騎打ちの様相で直線に入り、あとはそのライバルを捕えるだけでした。ただ、その逃げ馬が二枚腰を発揮し、なかなか楽に交わすことはできませんでした。内・外離れた追い比べはしばらく続きましたが、それでも最後は外からねじ伏せるように交わし切り、1着でゴールしています。

11戦目にして、ようやく初勝利を掴み取った前走後は、放牧を挟み、このレースを目標に調整を続けてきました。今回は、夏の福島リーディングに輝いた戸崎騎手に導かれての快勝。未勝利戦での惜敗続きから一転して2連勝を飾り、特殊なコース形態にも対応するなど、収穫の多い一戦ともなりました。昇級後はさらに相手関係も強化されますが、勢いそのままに、さらなる飛躍を目指していきます。引き続き、皆さまからの温かなご声援をよろしくお願い申しあげます。

2024年度募集では、本馬と同じ栗東・寺島良厩舎に入厩予定の牡馬を募集中です。
No.52 イッツオンリーアクティングダッドの23(牡、父ルヴァンスレーヴ、1口75万円、栗東・寺島良厩舎予定)
2024年度募集馬リスト
ぜひご検討いただき、皆さまからのお申込みをお待ちしております。

2024年07月10日

メリオーレムが圧倒的1番人気の支持に応えて、通算3勝目!

メリオーレム(牡3歳、父シュヴァルグラン、母メリオーラ)が7月6日(土)小倉・西部スポニチ賞(芝2600m)にて、盤石のレース運びから、直線では他馬を寄せつけず、昨年12月以来の勝利を挙げています。

レースでは、五分のスタートを決め、スッと4・5番手に控えます。道中は縦長の展開のなか、隊列のちょうど真ん中あたり5番手を追走。2周目向正面に入ったところでは、まだ逃げ馬から10馬身以上は後ろでしたが、3コーナーから動いていくと、みるみるうちに差が縮まっていきます。4コーナーでは外から馬なりで前に並びかけ、直線を向いてから余力十分に先頭へと立ちました。そこからも脚色は衰えず、さらに後続とのリードを広げ、危なげなく押し切って1着でゴールを駆け抜けています。

クラシック出走を目指し、この春はトライアルを含めたリステッド競走2レースに挑んだものの、そこで3着・2着に惜敗し、涙をのむ結果となりました。その後は、自己条件から再始動を図ることになり、今回のレースへ。ここでは役者が一枚上といわんばかりのレースぶりで、2着馬に4馬身差をつける完勝劇を演じました。初の2600m戦にも難なく対応したことで、この先の選択肢も広がり、今秋の飛躍に期待が高まる結果に。一層の成長を遂げていく本馬に、引き続き温かなご声援をよろしくお願い申しあげます。

2024年度募集では、本馬と同じ追分ファーム提供の牡馬を募集中です。
No.13 ハイヤーアプシスの23(牡、父ブリックスアンドモルタル、1口80万円、美浦・手塚貴久厩舎予定)
No.52 イッツオンリーアクティングダッドの23(牡、父ルヴァンスレーヴ、1口75万円、栗東・寺島良厩舎予定)
No.61 タイムトラベリングの23(牡、父ポエティックフレア、1口100万円、栗東・橋口慎介厩舎予定)

2024年度募集馬リスト
ぜひご検討いただき、皆さまからのお申込みをお待ちしております。

2024年07月10日

マーズオデッセイが見事に新馬勝ちを収める!

マーズオデッセイ(牡2歳、父アドマイヤマーズ、母クイックリトルミス)が7月6日(土)福島・2歳新馬戦(芝1800m)にて、好位からレースを進めると、直線ではライバルを競り落としてデビュー勝ちを収めました。

レースでは、スタートをしっかりと決めると、行き脚もスムーズで、楽に前へつけることができました。内の馬を行かせて、2番手で1・2コーナーをカーブ。向正面の道中は軽く気合をつけながら2番手をキープし、逃げ馬をピタリとマークする形で、3コーナーに入りました。勝負どころから徐々に後続も接近してきましたが、こちらも仕掛け、外から先頭に並びかけるようにして直線へと向きます。徐々に後続を離していくと、逃げ馬とのマッチレースの様相に。激しい追い比べが続きましたが、ゴール前できっちりと交わし切ると、内で逃げ粘ったライバルに1馬身の差をつけ、見事に1着でゴール。嬉しい新馬勝ちを決めています。

6月上旬に美浦TCへ帰厩してからは、実戦に向けてじっくりと調整が進められ、追い切りを重ねるごとに動きが良化していました。コンディションも良好で、万全の態勢で迎えたデビュー戦。終わってみれば完勝といえる内容で、父アドマイヤマーズの産駒としては初の新馬勝ちを飾りました。この先の夢が広がる本馬へ、引き続き温かなご声援をよろしくお願い申しあげます。


2024年度募集では、本馬と同じノーザンファーム提供の牡馬を募集中です。
No.43 パシフィックギャルの23(牡、父ロードカナロア、1口125万円、栗東・平田修厩舎予定)

2024年度募集馬リスト
ぜひご検討いただき、皆さまからのお申込みをお待ちしております。

2024年07月01日

プルーヴンウィナーがダート替わりで初勝利!

プルーヴンウィナー(メス3歳、父キズナ、母ブラインドラック)が6月30日(日)函館・ダート1700m戦にて、レース中盤で一気にポジションを押し上げていくと、そのまま押し切って初勝利を挙げました。

レースでは、スタートを決め、馬なりで中団から。しかし、キックバックを嫌がり、後方に下がってしまいました。それでも、外に持ち出して、向正面に入ると、捲っていきます。どんどんポジションを押し上げて、一気に先頭に立ちました。3・4コーナーで後続も並び掛けてきたものの、ステッキも入れて気合をつけ、リードをキープします。直線、内ラチ沿いで粘り込みを図り、懸命にライバルたちを振り切りにかかりました。一旦、完全に抜け出し、あとは押し切るだけ。ゴール前で外から伸びてきた馬に迫られたものの、キッチリと残して1着で入線しています。

名牝ブラインドラックを母に持ち、良血馬特有の品のある馬体ということもあり、募集時期からかなりの注目度を集めていた本馬。デビューから3戦は思うような結果が出せませんでした。今回は目先を変えて、ダート戦に臨みます。鞍上の好判断も功を奏し、鮮やかな捲りを決めて待望の初勝利を掴み取りました。今後もさらなる成長を遂げていく本馬に、引き続き温かなご声援をよろしくお願い申しあげます。

2024年07月01日

ヴァリアントマーチが堂々の競馬で新馬勝ち!

ヴァリアントマーチ(メス2歳、父ビッグアーサー、母ヴィクトリーマーチ)が6月29日(土)福島・2歳新馬戦(芝1200m)にて、鮮やかにデビュー勝ちを収めました。

レースでは、五分のスタートからわずかに促す程度で二の脚がつき、前の位置を取りました。一旦は2番手に収まって進めたものの、残り800mを過ぎてから先頭に。3コーナーから後続が詰め寄りますが、勝負どころは持ったままで回り、直線に向きました。ひと呼吸置いて追い始めると、しっかりと反応。並んでいた2頭を振り切りました。最後は1番人気馬の強襲に遭いますが、これもしのいで、見事にデビュー戦を勝利で飾っています。

レースに向けての調整が進むなかで、心身の幼さがありながらも着実に動きは良化していた本馬。あとは実戦にいってどうかという点だけでしたが、スタートは問題なく、道中も難なく折り合いました。しっかりと勝ち切った内容からも本馬のセンスの良さがうかがえます。まだまだ成長の余地を残す現状だけに、今後のさらなる成長が楽しみな一頭です。引き続き本馬への温かなご声援をよろしくお願い申しあげます。

2024年06月17日

ビートザレコードが障害戦で待望の初勝利を挙げる!

ビートザレコード(牡5歳、父ジャスタウェイ、母ビートリックスキッド)が、6月16日(日)東京・障害未勝利戦(ダート3000m)で、スムーズな障害飛越から、直線でライバルを差し切って、圧倒的1番人気の支持に応えています。

レースでは、五分のスタートを決めると、内枠から先行していきました。3番手で最初の障害物を飛越。前の2頭が早くも後続を離していくなか、3番手をキープして、飛越をクリアし、最初のコーナーをカーブしていきました。スタンド前の直線の障害も無難にこなし、徐々に馬群が詰まり始めると、2番手に浮上。外から逃げ馬に並びかけるようにして1コーナーをカーブしていきました。外から進出する馬もおり、向正面の入り口では3番手を追走。その後は、外に切り替えて、ふたたび2番手の一角に上がりましたが、前を進むライバルがペースアップを図ると、ふたたび単独の3番手に下がって3コーナーへ。
コーナーで5番手までポジションを下げると、そのまま5番手の外の位置で、直線のダートコースへと向かいました。まだ脚は残っており、ジワジワと外から伸びて、内でバテたライバルを交わしていきます。残り200mで先頭に立つと、最後まで脚色は衰えず、後続を振り切っています。

障害競走に転向してからは、緒戦からセンス溢れる走りを見せ、1度落馬による競走中止があったものの、それ以外はすべて2着と抜群の安定感を誇っていました。今回は道中で隊列に動きがあり、けっして簡単なレースではありませんでしたが、鞍上の落ち着いた手綱さばきで、見事に終いの伸びにつなげてくれました。今後のオープンクラスではさらに相手関係も強化されますが、持ち前の安定感を武器に、より一層の飛躍を目指していきますので、引き続き皆さまからの温かいご声援を、なにとぞよろしくお願い申しあげます。

2024年06月17日

アルーリングタイムが長期休養明けのレースで快勝!

アルーリングタイム(メス3歳、父リアルインパクト、母アルーリングライフ)が6月15日(土)東京・ダート1400m戦にて、積極的にハナを主張すると、そのまま逃げ切って初勝利を挙げました。

レースでは、好スタートを決めると、勢いよく先行。鞍上が促し、積極的にハナを主張しました。そのまま先頭で馬群を引っ張って3コーナーへ。コーナーもそのままカーブし、先頭をキープして直線を向きました。1番人気馬にピタリとマークされた状態でしたが、脚色が衰えることなく、力強く脚を伸ばしました。逃げてなお、上がり3ハロン最速の脚を使うと、1番人気馬を含めた後続を徐々に引き離していき、最後まで先頭を譲ることなく、見事に1着でゴール板を駆け抜けています。

2歳6月にデビューを果たしたものの、秋には骨折が判明。長期の休養を余儀なくされました。時間をかけて慎重にトレーニングを重ね、このレースでの復帰を目標に進めると、久々の実戦であることを感じさせないような走りで、嬉しい初勝利を飾っています。調教段階から息遣いはやや重めで、ジョッキーも『まだ良くなる余地がある』と話していいました。良化途上の段階でも、いいパフォーマンスを見せてくれただけに、今後の活躍も楽しみです。さらなる良化・成長を遂げていく本馬に、引き続き温かなご声援をよろしくお願い申しあげます。

2024年05月20日

オリエンタルナイトが待望の初勝利!

オリエンタルナイト(牡3歳、父ハービンジャー、母オリエントワークス)が、5月19日(日)新潟・芝2200m戦において、直線で力強く脚を伸ばして、待望の初勝利を飾っています。

レースでは、ほぼ五分のスタートを決め、馬なりで中団の外につけました。リズム良く折り合い、そのまま中団に収まって運びます。3コーナーくらいから徐々に隊列が縮まり始め、4コーナーで外の馬が被せてくると、本馬も外から動いて進出していきました。外めで好位から前に並び掛けるようにして直線へ。追われるとしっかり反応して脚を伸ばし、残り200mくらいで単独先頭に立ちます。完全に抜け出し、あとは押し切るだけという形になりました。最後は内からライバルが迫ってきたものの、こちらの脚色も衰えず、差は詰まりましたが、凌ぎきって1着でゴールを駆け抜けました。

これまで2着2回、3着3回と、初勝利まであと一歩のところまできていた本馬。ここ最近は早めに仕掛けるレース運びでしたが、今回は勝負どころまでじっと我慢します。他馬の仕掛けにあわせて徐々に進出すると、楽な手応えで直線へと入りました。先頭に立ってからもしっかりと末脚を発揮して、見事に勝利を掴み取っています。引き続き、皆さまからの温かなご声援をよろしくお願い申しあげます。

2024年05月13日

アニトラが直線の競り合いを制して、中央競馬初白星!

アニトラ(メス4歳、父ロードカナロア、母ソルヴェイグ)が、5月11日(土)新潟・ダート1800m戦で、直線での追い比べを制して、待望の中央競馬初勝利を飾りました。

レースでは、五分のスタートを決めるとそのまま先行。好スタートを決めたライバルを先に行かせて、2番手で1・2コーナーをカーブしました。向正面に入ってからは少し行きたがるような様子を見せ、先頭に立つ形となります。そこからしばらくは、砂を被らない位置でじっくりとリズムを整えました。3コーナーから全体の流れが速くなり、4コーナーでは直後にいた2頭に並びかけられます。直線に入ってから残り200m地点までは3頭の追い比べが続きました。しかし、本馬がもう一度盛り返し、残り100mを切ったあたりで本馬が半馬身ほど前に出ると、そのリードを最後まで維持したまま押し切りました。

強豪ひしめく南関東・川崎競馬では、自らレースを引っ張っていくスタイルで3連勝を決めました。しかし、中央競馬への再転入後2戦は不完全燃焼の競馬が続きます。素質はあるだけに、なんとか自分の競馬ができるようにと、ゲート練習を入念に重ね、馬具の工夫等も行いました。厩舎スタッフの努力が実った結果、今回のレースではスムーズに先行。見事に勝利へとつながりました。自分の競馬に持ち込めば底を見せていないだけに、今後のさらなる活躍が期待されます。引き続き、皆さまからの温かなご声援を、よろしくお願い申しあげます。

2024年04月21日

リュミエールノワルが3連勝で堂々のオープン入り!

リュミエールノワル(牡5歳、父ロードカナロア、母ビキニスタイル)が、4月20日(土)東京・湘南S(芝1400m・ハンデ)において、外枠から2番手につけると、直線では早め先頭から後続の追撃を完封し、破竹の3連勝を飾っています。

レースでは、スタートをしっかりと決めると、二の脚もつき、内枠の馬の出方を見ながら積極的にポジションを取りにいきました。2番手まで上がり、位置をキープした状態で3コーナーへ。逃げ馬を見ながらじっくりとコーナーをカーブしていくと、2番手のポジションのまま直線を向きました。しばらくは馬なりで手応え良く進むと、残り400m過ぎから鞍上がゴーサインを出しました。しっかりと反応し、すぐに外から逃げ馬に並びかけ、先頭に躍り出ました。ただ、逃げ馬も二枚腰を発揮し、なかなか振り切ることはできませんでした。それでも、ゴール板が近づくにつれて徐々に本馬の方が前へ。外から2頭のライバルも末脚を伸ばしましたが、それらの追撃をしのぎ切って、見事に1着でゴールしています。

2連勝を飾った中京から東京に舞台を移したものの、同じく左回りの芝1400mというコース設定で昇級緒戦を迎えました。開幕週でフルゲートの外枠でしたが、鞍上の積極的なエスコートが功を奏し、またしても好位から押し切るという磐石のレースぶりで、連勝を伸ばしました。相手も強化されるなかで、それを物ともせず、勝利を重ね続ける本馬。遂にはオープン入りを果たし、今後の飛躍にますますの期待が高まります。連勝の勢いそのままに、オープンクラスに挑む本馬へ、引き続き、皆さまからの温かなご声援をよろしくお願い申しあげます。

2024年04月08日

ウィズザドリームが再転入初戦を白星で飾る!

ウィズザドリーム(牡4歳、父マインドユアビスケッツ、母ドリームアドリーム)が、4月6日(土)福島・ダート1700m戦で、道中は好位追走ののち、直線できっちりと差し切って、中央競馬での初勝利を挙げています。

五分のスタートを決め、行き脚もついたことからスッと先行。1・2コーナーを2番手でカーブし、向正面へ入りました。道中も楽な手応えで追走し、じっくりとリズムを整えます。レース後半に差し掛かったあたりで、ライバルが早めに上がって行ったこともあり、ポジションをひとつ下げました。3コーナー手前の勝負どころから本馬も進出を開始すると、4コーナーでは大外から先頭に並びかけていきます。
直線では、ラチ沿いで粘り込みを図るライバルとの一騎打ちとなりました。ライバルの激しい抵抗にあったものの、じわじわと差を詰めていき、残り100mを切ったあたりでしっかりと差し切りました。

3歳未勝利戦の期間内に勝ち上がることはできなかったものの、中央競馬への復帰を目指して名古屋競馬へ移籍。初戦をあっさりと勝ち切ると、2戦目も危なげない競馬で2連勝を飾りました。
中央競馬への再登録後は、焦らずじっくり調整が進められ、今回のレースへと臨みます。1勝クラスへの挑戦ということで、相手関係が強化されての1戦となったものの、終わってみれば連勝中の勢いそのままに、中央競馬での初勝利を挙げました。さらなる飛躍を目指す本馬に、引き続き皆さまからの温かなご声援をよろしくお願い申しあげます。

2024年03月18日

パスカリが激戦を制し、待望の2勝目を挙げる!

パスカリ(メス4歳、父エピファネイア、母イングリッド)が、3月17日(日)中京・ダート1200m戦で、ゴール前の大接戦を制し、待望の2勝目を挙げています。

レースでは、好スタートを決めると、促して先行争いに加わります。無理せず4番手に収まり、インに切り替えて、3・4コーナーをカーブ。直線、逃げ馬の後ろから少し外に出して追いかけます。相手もしぶとく粘っていましたが、懸命に脚を伸ばして捉えます。先頭に立って、押し切りを図るところ、さらに外から勢いよくライバルが迫ってきました。最後は並んでゴール。写真判定まで持ち込まれたものの、ハナ差凌いで、勝利を挙げました。

前走は惜しくも2着と、クラス突破も間近に迫っていた本馬。今度こそは勝利をと、短期放牧を挟んでレースに臨みました。道中は逃げ馬を射程圏に捕らえた位置での追走。直線では先に抜け出したライバルを追いかけ、激しい追い比べの末にかわした矢先、外からもう一頭のライバルが猛追してきます。本馬は少しフワッとするところを見せたものの、勢いは衰えず、ハナ差凌ぎ切って1勝クラス突破を果たしています。今後のさらなる飛躍を目指す本馬に、引き続き皆さまからの温かなご声援をよろしくお願い申しあげます。

2024年03月17日

スクーバーが磐石のレース運びで押し切り、通算3勝目!

スクーバー(牡4歳、父ヘニーヒューズ、母ソロダンサー)が、3月16日(土)中山・ダート1200m戦で、道中は前に壁を作りながら進めると、直線では手応え良く抜け出し、3勝目を挙げています。

1番人気に支持されたレースでは、まずまずのスタートを切り、無理に促さずともスッと先行。一旦7番手に収まったあと、15秒を経過するあたりで5番手となりました。2ハロンを過ぎてからは位置をもう1つ上げての追走。手応え良く勝負どころを迎え、前をしっかりと射程圏内に入れつつ直線に向きました。やや狭い進路で、鞍上が追い出しを待ちながらもグイグイと進出し、残り200mを切ると、あっさりと先頭に。その後も勢いは衰えず、差し馬も難なく完封しました。

3歳夏以降は裂蹄による休養を余儀なくされ、万全の状態を整えたうえで、今年1月に戦線に復帰しました。復帰2戦目となった今回、名手の手綱に導かれ、磐石のレース運びで、後続の追い上げを完封しました。デビュー戦以外は10戦連続で掲示板を確保しているように、実に堅実な本馬。昇級後も持ち前の安定したレースぶりが期待できそうです。今後のさらなる飛躍を目指す本馬に、引き続き皆さまからの温かなご声援をよろしくお願い申しあげます。

2024年03月12日

リュミエールノワルが連勝を飾り、3勝目!

リュミエールノワル(牡5歳、父ロードカナロア、母ビキニスタイル)が、3月10日(日)中京・岡崎特別(芝1400m)において、道中は内で脚を溜め、直線で外に持ち出すとしっかりと伸び、2連勝を飾っています。

レースでは、スタートをきっちり決めると、適度に促す程度でスッと先行。3番手につけて、道中は折り合い良く運びました。勝負どころはインコースを通り、いい手応えを持ちながらも我慢。直線に向き、外へ徐々に誘われ、前が開いたタイミングでゴーサインが出ました。しっかりとした脚色で前を捉え、先頭に立って以降も脚色は衰えません。差し勢の追撃も難なく完封して、見事に1着でゴールを駆け抜けました。

前走、初の1400m戦で久々の勝利を挙げると、今回も同条件で連勝を狙いました。デビュー以来初めて1番人気の支持を集めると、またしても磐石のレースぶりで、勝利を収めました。一時期の不振を脱するどころか、ここにきて充実一途の本馬。今後はさらに相手関係も強化されますが、いまならば、昇級後も安定して自身の力を発揮してくれることでしょう。さらなる活躍が期待される本馬へ、引き続き、皆さまからの温かなご声援をよろしくお願い申しあげます。

2024年03月12日

スカイサーベイが鋭い決め手を発揮し、デビュー勝ち!

スカイサーベイ(牡3歳、父キタサンブラック、母ヴィルジニア)が3月10日(日)阪神・芝2000m戦にて、道中は後方でじっくりと運ぶと、直線では鋭く脚を伸ばし、既走馬相手に見事にデビュー勝ちを収めました。

レースでは、スタートがゆっくりで後方から。前半は後方2番手を追走。向正面では馬群の中でジワッと差を詰め、中団で勝負どころへ入ります。4コーナーで少しずつ外に進路をとって直線へ向きました。追われると、しっかりと反応して脚を伸ばし、残り100mでは単独先頭に抜け出しました。最後はさらに外からライバルが追いすがってきましたが、アタマ差残して1着でゴールを駆け抜けています。

2歳時の育成期間は順調さを欠くことがありましたが、入厩後は順調に調整が進み、ゲート試験合格後は一旦放牧を挟んで仕切り直してから、デビューに備えました。追い切りでの動きも良く、初戦からの好走に期待が高まるなか、想像以上ともいえる走りを見せ、見事に初陣を飾っています。父は大物を続々と輩出するキタサンブラック、兄には重賞勝ち馬ヴィクティファルスがいる良血で、才能豊かな本馬に対する期待はふくらむばかりです。今後も着実にステップアップを重ねていきますので、引き続き温かなご声援をよろしくお願い申しあげます。

2024年03月02日

ラウダブルが7ヶ月ぶりのレースで勝利!

ラウダブル(牡3歳、父キズナ、母クイーンカトリーン)が3月2日(土)阪神・芝1800m戦にて、スタートから先頭を譲らずそのまま逃げ切り、2戦目で初勝利を飾っています。

レースでは、スタートを決めると、スッと勢いがついて先行。他に行く馬もおらず、ハナに立って進めます。道中は1馬身ほどのリードをとって馬群を引っ張っていきました。3・4コーナーでやや差は詰まりましたが、リズム良く運んでいきます。インを利して後ろをもう一度離して直線を向き、最内で粘り込みを図りました。後続が追い上げてきたものの、本馬もしっかりと脚を使い、先頭を譲りません。最後は1番人気のライバルが迫ってきましたが、アタマ差凌いで1着でゴールしています。

デビュー戦の後はノドの手術により、休養を余儀なくされました。もう少し早期での復帰プランも考えられたものの、無理をせずに再調整を施し、今日の復帰に至りました。中間でノドの不安はなかったとはいえ、7ヶ月ぶりの実戦だけに、レースを使いつつ良くなりそうという印象も否めませんでした。しかし、終わってみれば、まんまと逃げ切りを決めています。まだ良化の余地を残すなかでの勝利なだけに、今後の伸びしろも十分といえるでしょう。さらなる飛躍が期待される本馬に、引き続き温かなご声援をよろしくお願い申しあげます。

2024年02月26日

クリスマスパレードが無傷の2連勝を飾る!

クリスマスパレード(メス3歳、父キタサンブラック、母ミスエリカ)が2月24日(土)中山・水仙賞(芝2200m)において、デビューからの連勝で特別勝ちを挙げています。

レースでは、好スタートを決めると馬なりのまま先行します。1・2コーナーを2番手でカーブし、向正面に入ると、少数頭ならではのゆったりとした流れにも動じることなく、じっくりと構えました。3コーナーから全体の流れが速くなると、促しながら先頭を捕らえにかかります。4コーナーでは先頭に立ったものの、大外から強襲してきたライバルと併せる形で直線へと入りました。一時は勢いがついたライバルの方が優位に見えたものの、残り200m地点から本馬がさらに加速。内から盛り返し、ジワジワと差を広げていきます。最後はライバルに1馬身差をつけ、1着でゴールを駆け抜けました。

デビュー戦を勝利で飾って以降は、放牧を挟みリフレッシュを図りました。帰厩後も動きは上々で、順調に調整が進みます。今回レースは少数頭となりましたが、本馬はキャリア2戦めということもあり、不安がなかったわけではありません。しかし、レースでは他馬の動向にも怯むことなくしっかりと勝ち切り、着差以上に強さを感じさせる好内容でした。今後はさらなる大舞台での活躍を期待させます。引き続き本馬への温かなご声援をよろしくお願い申しあげます。

2024年02月26日

ジュレブランシュが好位から抜け出して初勝利!

ジュレブランシュ(メス3歳、父ドゥラメンテ、母ブランネージュ)が2月24日(土)中山・ダート1800m戦(牝馬限定戦)にて、道中は3番手追走から、直線では粘り込みを図るライバルを競り落とし、待望の初勝利を挙げました。

レースでは、ゲート内でうるさいところを見せ、少し伸びあがるようなスタートとなりました。しかし、そこまで大きな遅れとはならず、促しながら先団につけます。1・2コーナーを3番手で通過し、向正面でもしっかりとポジションを維持しながら追走しました。3コーナーから鞍上が気合をつけながら徐々に進出を開始。4コーナーをカーブして直線へ入ると、前の2頭に並びかけていきます。しばらくは内で粘りこみを図るライバルとの追い比べが続いたものの、残り100mの地点できっちりと交わしました。そこからもしっかりと末脚を伸ばし、最後は2着馬に4馬身差をつけています。

初のダート戦となった前走は、スタートで後手を踏み、後ろからの競馬となってしまいました。今回も好スタートとはいかなかったものの、ダッシュはついて3番手の好位置からレースを進めます。中間でチークピーシーズを装着したことで、集中力の向上がうかがえ、道中の追走も問題ありませんでした。直線でも粘り込みを図るライバルをきっちりと振り切るなど、見事なレースぶりで待望の初勝利を飾っています。さらなる夢が広がる本馬へ、引き続き温かなご声援をよろしくお願い申しあげます。

2024年02月19日

クールミラボーが堂々の競馬でオープン入り!

クールミラボー(牡4歳、父ドレフォン、母サンソヴール)が2月7日(土)東京・金蹄S(ダート2100m)において、待望の4勝目を挙げています。

レースでは、ややゆっくりとしたスタート。ただ、二の脚はそれなりにつき、中団にスッと構えました。隊列のちょうど真ん中、7番手でホームストレッチを通過。1コーナーはじっくりと回り、2コーナーは出口までに少し出していって向正面に入りました。ほどなくして6番手に上がりましたが、その後はリズムを保って追走。3コーナー入口付近で気合をつける程度に手綱が動いたものの、我慢しながら勝負どころを回りました。4コーナーでは肩ムチが入って、いい手応えで前を射程圏内に。4番手になって直線を迎えると、余裕を持って追い出しを待ちました。残り400mを過ぎてゴーサインが送られ、しっかりと反応。いい脚色で先頭に躍り出ました。3番人気の追撃も難なく振り切り、そのまま1着でゴールを駆け抜けました。

ダート戦では8戦中7戦で掲示板内と、抜群の安定感を示していた本馬。前走は惜しくも2着だったものの、勝ちに等しい内容を見せていました。確勝を期して臨んだ今回のレースでは、単勝オッズ1.8倍の圧倒的1番人気に推されます。その期待に応えるが如く、まさに完勝といえる内容で4勝目を挙げました。これまでの安定したレースぶりからは、この先の大舞台での活躍も期待させます。引き続き本馬への温かなご声援をよろしくお願い申しあげます。

2024年02月15日

ドゥアイズが堂々の内容でリステッド勝ち!

ドゥアイズ(メス4歳、父ルーラーシップ、母ローズマンブリッジ)が2月10日(土)京都・洛陽S(L・芝1600m)において、待望の2勝目を挙げています。

レースでは、まずまずのスタートを決めると、馬なりのまま中団に控えました。スタートから200mほど行った地点では、8番手あたりの外めを追走します。道中もリズムを整えながらじっくり構えると、3コーナー手前から全体の流れが速くなりました。坂の下りから本馬も徐々に進出を開始。4コーナーを6・7番手あたりでカーブし、直線を迎えました。大外からしっかりと末脚を伸ばすと、残り200mを切った地点では先頭に並びかけていきます。そのまま脚色は鈍ることなく、後続の追撃も半馬身しのいで、見事に勝ち切りました。

新馬勝ちを飾って以降は、G3で2着2回、G1・阪神ジュベナイルフィリーズでも3着と、重賞タイトル獲得まであと一歩のところまで来ていた本馬。その後は思うような結果とはならなかったものの、3歳牝馬三冠競走すべてに出走を果たしました。仕切り直してリステッド競走へ挑んだ前走は惜しくも2着。今度こそは勝利をと、舞台を京都へと移しました。初めてのハンデ戦という不安はあったものの、終わってみれば、着差以上に強さを感じさせる好内容で、待望の2勝目を飾っています。今回の勝利で収得賞金を加算し、今度の選択肢が広がりました。さらなる活躍を期す本馬へ、引き続き温かなご声援をよろしくお願い申しあげます。

2024年01月29日

ヴァリアメンテが障害競走で初勝利!

ヴァリアメンテ(牡6歳、父ドゥラメンテ、母ヴァリディオル)が、1月28日(日)小倉・障害未勝利戦(芝2860m)において、入障2戦目で見事に障害初勝利・通算5勝目を飾りました。

1番人気に支持されたレースでは、まずまずのスタートを切ったあとは控えました。後方3番手で1つ目の障害を越え、その後にポジションをひとつ下げます。しかし、2つ目のハードルをクリアすると、後方4番手まで進出。最初のコーナーはじっくりと回りました。襷コースに入って以降、勢い良く上がり始めて、1周目の3・4コーナーまで持続的に前へ。3番手になってホームストレッチを迎えました。連続障害の飛越がやや低いシーンは見られたものの、無事に越えて、一旦は先頭に立ちます。2度目の順周りで迎えた1・2コーナーでは2番手に。 ただ、もう1頭の人気馬はしっかりと捉えたまま、向正面のハードルをクリアしました。前に出たり出られたりで勝負どころにさしかかり、ほぼ並走状態で直線へ。最後の障害を跳んだあとは、本馬がグッと伸びて先頭に立ちました。しっかりと振りきり、見事に障害初勝利となるゴールを駆け抜けました。

前走の障害デビュー戦では、勝ち切ることは出来ませんでしたが、3着まで来ていたように障害競走という新たなステージでも可能性を示していた本馬。今度こそは勝利を掴むべくレースに臨みます。序盤は後方からとなったものの、徐々にポジションを押し上げ、勝負どころではすでに先頭をうかがう位置にまでつけていました。最後まで脚色は衰えることなく、ライバルとの競り合いをしっかりと制して、通算5勝目を飾っています。引き続き、本馬への温かなご声援をよろしくお願い申しあげます。

2024年01月29日

モアザンワンスが控える競馬で2勝目を飾る!

モアザンワンス(メス3歳、父マジェスティックウォリアー、母フォーエバーモア)が1月28日(日)京都・ダート1400m戦にて、これまでとは打って変わって中団からレースを進めると、直線ではきっちりと差し切り、3歳オープン入りを決めています。

レースでは、ほぼ五分のスタートを切りましたが、無理せず他馬を行かせて、先行勢を見る形で中団につけました。前半はそのまま中団を追走。3・4コーナーで外から徐々に差を詰めていきます。手応え良く先団に並びかけて直線へ。外から追われると、しっかりと脚を伸ばし、横並びになったところからキッチリ交わして抜け出します。そのまま先頭で後続とのリードを広げました。最後は外からライバルが迫ってきたものの、1馬身以上の差をつけて押し切っています。

前走のOP特別では昇級初戦ということもあり、二桁人気の低評価に甘んじたものの、戦前の評価を覆して5着と好走。年が明け、あらためて1勝クラスへの出走となりました。デビュー勝ちをおさめた際は鮮やかな逃げ切り勝ちでしたが、今回は控える競馬に。道中は馬群のなかでスムーズに追走し、直線でもしっかりと末脚を発揮しました。まさに完勝といえる好内容で、見事2勝目を飾っています。この先の夢が広がる本馬へ、引き続き温かなご声援をよろしくお願い申しあげます。

2024年01月29日

バハルダールが強気の競馬でオープン入り!

バハルダール(牡5歳、父Pioneerof the Nile、母ラナモン)が1月27日(土)京都・舞鶴S(ダート1900m)にて、レース中盤で一気にポジションを押し上げ、4コーナーで先頭に立つと、そのまま押し切りました。

レースでは、まずまずのスタートを切りました。無理に急かさずに控え、後方2番手に収まってホームストレッチを通過。1・2コーナーはじっくりと回りました。向正面に入ってひと呼吸を置くと、外からマクリ気味に進出を開始。一旦は2番手まで上がりましたが、すぐに3番手となって3コーナーを迎えました。手応え十分に勝負どころを回り、4コーナーでは早くも先頭に立って直線へ。1番人気馬が追撃してきたものの、本馬もしっかりとした伸びを披露しました。勢いは最後まで衰えることなく、1馬身差で2番手を振り切ってゴールを駆け抜けています。

3勝クラスへ昇級後も2着2回3着1回と、3勝クラス突破までもう少しのところまで来ていた本馬。ここ3戦掲示板を外していない京都コースということもあり、今回は2番人気に推されてのレースとなりました。ロングスパートの展開となったものの、最後まで脚色は衰えることなく、後続の追い上げもきっちりと封じています。見事に完勝と言える内容で、通算4勝め飾って、オープン入りを果たしました。重賞の舞台でさらなる活躍を期す本馬へ、引き続き温かなご声援をよろしくお願い申しあげます。

2024年01月29日

クォーツァイトが待望の初勝利!

クォーツァイト(メス3歳、父ダイワメジャー、母ハニージェイド)が1月27日(土)東京・ダート1600m戦にて、好位追走から直線で先頭を捕らえきりました。

レースでは、若干飛び上がるようなスタートとなりましたが、内からスムーズに流れに乗り、インの4番手に収まりました。道中は馬の後ろでじっくりとリズムを整えて運び、3コーナーへ。手応え良く、内めをロスなく立ち回ると、そのまま逃げ馬の後ろの2番手の一角のポジションで直線を向きました。しばらくはライバルに包まれるような形で、追い出しを待たされたものの、焦らずに外めに誘導。残り300mあたりで進路を確保すると、先に抜け出しを図った1頭を2番手から追いました。そのライバルの脚色も良く、即座に交わすことはできなかったものの、鞍上の叱咤に応え、ジワジワと差を詰めて、きっちりと半馬身差交わし切って先頭でゴール。嬉しい初勝利を飾っています。

前走は初のダート戦となったものの、いきなり2着となるなど、能力の高さを見せていた本馬。東京競馬場へと舞台を移し、レースに臨みました。単勝1番人気に支持されたこともあり、ライバルからのマークも厳しくなるなか、ゴール前できっちりと捕えきりました。今回の内容からも、今後の夢が広がる本馬へ、引き続き温かなご声援をよろしくお願い申しあげます。

2024年01月20日

ファムスパーブが大接戦を制し、3勝め!

ファムスパーブ(メス5歳、父ハーツクライ、母イッツオンリーアクティングダッド)が1月18日(木)姫路・夢前川特別(ダート1500m)にて、ゴール前の大接戦を制し、通算3勝めを飾りました。

レースでは、五分のスタートを切ると、馬なりで中団につけました。リズムの良い走りで、向正面では3番手に進出。3コーナーで外から捲り気味に上がってきたライバルに被せられてしまいました。しかし、4コーナーで体勢を立て直し、うまく内を突いて差を詰めると、直線を向いてからは、1番人気の馬と2頭の追い比べになりました。なかなか抜かせてくれなかったものの、こちらもしっかりと脚を伸ばして譲りません。最後は首の上げ下げの勝負でしたが、内からわずかにハナ差だけ出たところがゴール。見事に勝利を掴み取りました。

中央競馬へ復帰後は、もどかしい結果が続いていた本馬。今回は目先を変えて、交流競走に挑戦することとなりました。初めての姫路コースへの対応がカギでしたが、うまくスタートを決め、道中も良い手応えを保って追走します。最後の直線ではライバルとの激しい叩き合いとなったものの、持ち前の勝負根性を見せ、きっちりと差しきりました。見事に1勝クラス突破を決めています。今後のさらなる飛躍を期す本馬へ、引き続き温かなご声援をよろしくお願い申しあげます。

2023年12月22日

ディクテオンが名古屋グランプリ(Jpn2)を制し、交流重賞2連勝!

ディクテオン(セン5歳、父キングカメハメハ、母メーデイア)が12月21日(木)名古屋・名古屋グランプリ(Jpn2・ダート2100m)にて、レース後半から一気に仕掛けていく強気の競馬で、重賞2勝目を挙げました!

レースでは、ゆったりとしたスタートから、テンは無理せず馬のリズムに合わせて進みます。前3頭が引き離してリードし、いくつかの集団に分かれる縦長の展開で、中団の外8番手あたりにつけました。前走と同じく残り1000mあたりから徐々に仕掛けていきます。向正面ではまだ少しエンジンがかかり切らないようにも映りましたが、2周目3コーナーくらいからはグングンと加速。そのまま前の集団を飲み込んでいき、4コーナーでは一気に先頭へと躍り出ました。内のやや後ろにいる1番人気の馬を意識しながら若干タイトに回って直線へ。檄に応えて、しっかりと脚を伸ばすと、そのまま差を広げ、後続も最後まで追い上げてきたものの、振り切って堂々と1着でゴールを駆け抜けました。

前走では待望の重賞制覇を成し遂げた本馬。古巣・名古屋競馬場で行われる交流重賞名古屋グランプリ(Jpn2)へと向かうこととなりました。序盤から先行各馬が飛ばしていく展開となるなか、本馬は焦らずレース前半はゆったりと構えてリズムを整えました。一時はかなり縦長の隊列となり、前を捕らえられるのかという不安がよぎりましたが、後半に差し掛かると一気に加速、終わってみれば堂々のレコードタイムで重賞2連勝を飾っています。無事に収得賞金を加算し、今後のレース選択の幅が広がりました。これからもさらなるタイトル獲得を目指す本馬へ、引き続き温かなご声援をよろしくお願い申しあげます。

2023年11月27日

ディクテオンが浦和記念(Jpn2)を制覇!

ディクテオン(セン5歳、父キングカメハメハ、母メーデイア)が11月23日(祝・木)浦和・浦和記念(Jpn2・ダート2000m)にて、最後方から一気にマクっていく強気の競馬で、重賞タイトルを獲得しました!

レースでは、五分のスタートを決めたものの、無理せず控え、最後方で1周目のホームストレッチに入りました。道中も焦ることなくじっくりと構え、1コーナーにさしかかります。おおむね平均ペースの淡々とした流れのなか、本馬は2コーナーから一気に仕掛けていきました。向正面に入ってからも、ポジションを押し上げていき、3コーナーでは先頭集団に並びかけていきます。 直線に入ってからは、逃げ切りを図るライバルとのマッチアップに。本馬はロングスパートのかたちとなったものの、最後まで脚色は全く衰えず、残り100mを切ったあたりで、ライバルを完全に振り切りました。 完勝といえる好内容で、見事に重賞制覇を成し遂げています。

名古屋競馬に転籍後、2連勝で中央競馬復帰を決めると、荒削りながらも、ポテンシャルの高さを見せていた本馬。今回は初めての浦和競馬場、また強豪がひしめく交流重賞への挑戦となりました。スタートしてからは最後方でじっくりとリズムを整えると、2コーナーから仕掛けていく強気のレースを展開。最後は2着馬に2馬身半差をつける圧巻の内容で初めての重賞タイトルを手にしました。5歳秋にJpn1を制した母メーデイア同様に、これからもさらなるタイトル獲得を目指す本馬へ、引き続き温かなご声援をよろしくお願い申しあげます。

2023年10月11日

ゴンバデカーブースがサウジアラビアロイヤルC(G3)を制覇!

ゴンバデカーブース(牡2歳、父ブリックスアンドモルタル、母アッフィラート)が、10月7日(土)東京・サウジアラビアロイヤルC(G3・芝1600m)で、最後方追走から、ひときわ目立つ末脚でライバルを抜き去り、デビューから連勝での重賞初制覇を飾っています。

レースでは、五分のスタートを決めると馬なりのまま中団につけました。スムーズに隊列が決まりかけたものの、スタートから200mほどいったあたりで数頭がかかり気味に上がっていったこともあり、本馬はポジションを下げました。3コーナーを最後方でカーブすると、本馬も徐々に位置を押し上げていきます。4コーナーでは、同じ位置にいた他馬が外を回すなか、本馬はその内をすくうようにカーブし直線へ入りました。直線入り口では先行各馬の手応えに余裕がみられたものの、本馬は長く良い末脚を繰り出し、一完歩ずつ差を縮めます。残り200m地点で先頭に立ち、そこからは差を広げていきました。最後は2着馬に2馬身差をつけてゴール板を駆け抜けています。

6月の新馬戦は逃げ切りで勝利を収めた本馬。2戦目の今回、道中は少しずつ位置取りを下げる形となり、ついには最後方まで下がってしまいました。ただそれは、キャリアの浅い2歳馬らしからぬ、レースセンスの高さを有することの証明ともなりました。直線では、鞍上のゴーサインにしっかりと反応して脚を伸ばすと、後続に決定的な着差をつけて突き抜けました。過去の勝ち馬には、のちのG1勝ち馬が数多く名を連ね、若駒の登竜門として知られるレースを快勝したことで、今後への期待が大きく膨らみます。世代をリードする1頭に名乗りを挙げた本馬へ、皆さまからの温かいご声援を引き続きよろしくお願い申しあげます。

2022年11月21日

セリフォスがマイルチャンピオンシップ(G1)を制覇!初のG1タイトルを獲得し、マイル戦線の主役に!

セリフォス(牡3歳、父ダイワメジャー、母シーフロント)が、11月21日(日)阪神・マイルチャンピオンシップ(G1・芝1600m)で、馬場の外から豪快に差しきり、初のG1タイトルを奪取しました。

レースでは、まずまずのスタートを決めると、軽く促しつつ、周りの出方をうかがいました。他馬を行かせて、道中は後方4・5番手を追走。周りのライバルに囲まれるような形で、やや窮屈なようにも見えましたが、しっかりと我慢させて3コーナーへ。大きく隊列が変わることもなく、4コーナーでも外めを進みつつも、前に馬を置いて、末脚を溜めながらカーブ。
勝負の直線では大外に持ち出しました。残り300mあたりまでは後方3番手のポジションでしたが、そこからはアクセル全開。瞬く間に内のライバルを交わしていきました。ゴール前の脚色は際立ち、大外から一気に差しきって1着で栄光のゴール板を駆け抜けています。

ここまで重賞タイトルは3つ獲得するも、G1では惜敗が続いていた本馬。悲願のタイトル獲得に向け、夏は休養に充てて英気を養い、来るべき秋シーズンに備えました。前哨戦である富士Sで強豪相手に勝利を手にしたことで、確かな成長を実感し、勢いそのままに本番へと臨みました。その成長の証は大一番での走りにもあらわれ、後方待機から直線では外に持ち出すと、上がり3F最速の末脚を披露。実績馬ひしめくマイル王決定戦において、豪快でありながら緻密な競馬ぶりで、見事にチャンピオンへとのぼりつめました。2021年12月の朝日杯FS(G1)では1番人気に支持されながらも、あと少しのところで苦渋をなめました。それから約1年、同じく阪神のマイル戦という舞台での戴冠は、過去を乗り越え、今後のさらなる飛躍さえをも予感させるものとなりました。3歳にしてマイル王の称号を手にした本馬ですから、今後の夢も大きく広がることは言うまでもありません。さらなる高みを目指す本馬へ向けて、会員の皆さま、ファンの皆さまからの熱いご声援を、引き続きよろしくお願い申しあげます。

2022年10月23日

セリフォスが富士S(G2)を制して、重賞3勝め!

セリフォス(牡3歳、父ダイワメジャー、母シーフロント)が、10月22日(土)東京・富士S(G2・芝1600m)で、並み居る強豪を差し切って、重賞3勝めをあげるとともに、マイルCSへの優先出走権を手にしました。

レースでは、五分のスタートを決めると、馬なりで中団につけました。道中は我慢して、中団やや後ろの位置取りを進みます。そのまま後ろのポジションで4コーナーをカーブ。直線、外に出すタイミングをうかがいながら運び、残り300mあたりでスペースができると、本格的に追い出します。先に抜け出した2頭を目掛けて脚を伸ばし、着実に差を詰めていきました。最後は3頭の激しい追い比べになりましたが、本馬の勢いがさらに増し、外からキッチリと交わしたところがゴール。見事な差し切りで一番人気に応え、通算4勝めを挙げています。

春のG1では続けて4着と、あと一歩のところまで迫っていた本馬。夏はしっかりと休養を挟み、充実の秋に向けて英気を養いました。始動戦となった今回のレースでしたが、実力馬がズラリと揃う中でも、堂々の1番人気に推されます。終わってみれば、ゴール前でライバルをしっかりと捕らえ切る堂々の内容で、人気に応えての重賞制覇となりました。悲願のG1タイトル獲得に向けて、さらなる飛躍を期す本馬へ、皆さまからの温かなご声援を、よろしくお願い申しあげます。

2021年11月15日

セリフォスが重賞2連勝でデイリー杯2歳S(G2)を制覇!

セリフォス(牡2歳、父ダイワメジャー、母シーフロント)が11月13日(土)阪神・デイリー杯2歳S(G2・芝1600m)にて、最後の直線での激しい競り合いを勝ち切り、デビューから無傷の3連勝で重賞2勝めを挙げました。

レースでは、まずまずのスタートを切ると、前半は控えて後方2番手でリズムを整えていきました。3コーナーから促すとスルスルと進出。好位のやや後ろにつけ、4コーナーでは外から先行勢に並び掛けるようにして直線へ。やや膨れてしまい、一瞬は差が開いたものの、大外から力強く伸び、ねじ伏せるように内の馬を交わしていきました。最後は間から伸びてきたライバルと併せる形になったものの、まだこちらの手応えも十分で、きっちりと差し切り勝ちを収めました。

前走の新潟2歳S(G3)で鮮やかな末脚を発揮し、重賞制覇のタイトルを掴んだ後、暮れの大舞台に向けてじっくりと調整が進められました。今回は本番と同じ舞台の阪神・芝1600mでしたが、初めての右回りなど未知の要素も多く、試金石となる一戦でした。しかしそんな不安を払拭するかのように、荒削りではあるものの高い能力を見せ、見事、重賞2連勝を決めました。現状でのパフォーマンスからも、更なる大舞台での活躍が期待される本馬に、引き続き温かなご声援をなにとぞよろしくお願い申しあげます。

2021年08月30日

セリフォスがデビューから2連勝で新潟2歳ステークス(G3)を制覇!

セリフォス(牡2歳、父ダイワメジャー、母シーフロント)は、8月29日(日)新潟・新潟2歳S(G3・芝1600m)で、直線最内から力強く抜け出し、見事に重賞初制覇を飾っています。

レースでは、スタートはまずまずといったところで、前半はリズムを整えながら、中団の内を追走。3・4コーナーは内をロスなく回って直線へ。直線も内を突き、追われると、しっかりと反応して差を詰めていきました。ラチ沿いで少し窮屈になりそうな場面もありましたが、怯むことなく脚を伸ばし、最内から抜け出していきました。そこからは最後まで脚色も衰えず、後続とのリードを広げて、堂々と先頭でゴールを駆け抜けています。デビューから2戦2勝で、今後への期待がさらに膨らむ重賞制覇となりました。

新馬戦の勝ちっぷりからも抜群のセンスを感じさせていた本馬。この中間でも父譲りの豊かな成長力を感じさせる充実ぶりを見せていました。これまで数多くの活躍馬を輩出し、出世レースとして知られる新潟2歳ステークスを制したことで、今後への期待がさらに膨らみます。さらなる大舞台に向けて駒を進める本馬に、今後とも温かなご声援を、よろしくお願い申しあげます。

2021年03月22日

ヴィクティファルスがスプリングS(G2)を制覇!

ヴィクティファルス(牡3歳、父ハーツクライ、母ヴィルジニア)は、3月21日(日)中山・スプリングS(G2・芝1800m)で、重賞初制覇を決めるとともに、皐月賞への優先出走権を手にしました。

スタートを決めると、馬なりで中団外につけました。しっかりと折り合いもつき、そのまま道中は中団の外めで脚をためていきました。4コーナー手前からジワッと差を詰め、さらに外へと進路をとりながらカーブ。直線では大外から前を追い掛けました。鞍上が追い出すと、反応良く伸び、坂も力強く駆け上がって、先行馬を交わしていきました。内で粘るライバルに並び掛け、最後はきっちりと差し切って、先頭でゴールを駆け抜けています。

デビュー戦を人気に応えて快勝後、共同通信杯では強敵相手に2着と力を示し、今回はクラシックへ向けて、なんとしても弾みをつけたい1戦でした。蓋を開けてみれば、重い馬場をものともしない走りで鮮やかな差し切り。クラブとしても久々の重賞タイトルとなり、また母ヴィルジニアがクラブ出身馬ということもあって、たいへん感慨深い1勝です。池添謙一騎手と池添学調教師の兄弟タッグによる勝利ということも、印象に深く刻まれました。未完成の現状ながら、これだけのパフォーマンスを繰り広げた本馬の今後が、本当に楽しみでなりません。さらなる高みを目指す本馬に、今後も温かなご声援を、なにとぞよろしくお願い申し訳あげます。

2019年01月07日

ヴァルディゼールがデビューから2連勝でシンザン記念(G3)を制覇!

ヴァルディゼール(牡3歳、父ロードカナロア、母ファーゴ)は、1月6日(日)京都・シンザン記念(G3・芝1600m)で、内から力強く抜け出し、見事に重賞初制覇を飾っています。

レースでは、五分のスタートを切り、少し促して前めのポジションを取りました。道中は5〜7番手あたりを、インコースでじっくりと追走。3コーナーで肩ムチが入りますが、勝負どころは無理に動きませんでした。直線に向くと、進路が開いた最内を突き、末脚を発揮して先頭に立ちます。外からライバルが猛然と伸びてきたものの、クビ差競り落として先頭でゴールを駆け抜けました。

抜群のセンスで2連勝を飾った本馬。これまで数多くの活躍馬を輩出し、出世への登竜門として知られるシンザン記念を制したことで本馬に対する期待は俄然高まる一方ですが、馬体・精神面ともにまだまだ幼さを残す現状です。その分、伸びしろも大きく、今後待ち受けるG1戦線に向けての厳しい戦いでも、経験を重ねながら成長した姿を見せてくれることでしょう。大舞台に向けて駒を進める本馬に、今後とも温かなご声援を、よろしくお願い申しあげます。

2018年12月03日

ルヴァンスレーヴがチャンピオンズC(G1)制覇!ビッグタイトル獲得で、名実ともにダート界の頂点に君臨!

ルヴァンスレーヴ(牡3歳、父シンボリクリスエス、母マエストラーレ)は12月2日(日)中京・チャンピオンズC(G1・ダート1800m)において、先行策から力強く抜け出し、圧倒的1番人気の支持に応え、中央G1初制覇を飾っています。

レースでは、スタートをしっかりと決めて先行。ホームストレッチを通過し、1・2コーナーもスムーズに回りました。道中は2番手でじっくり追走。3コーナーで他のライバルが動く中でも我慢し、4コーナーでジワジワと仕掛けて直線に向きました。進路が空き、鞍上が追い始めると力強く脚を伸ばして先頭へ。勢いは止まらず、2馬身半の差をつけて1着でゴールに飛び込みました。

これまでは後方から早めに押し上げていく競馬でライバルをねじ伏せてきた本馬。今回は、内枠から果敢に先行していく新しいスタイルで未対戦の有力古馬勢も完封。3歳馬ながらダート界のチャンピオンに輝きました。今後もG1ウイナーの名に恥じない走りを我々にみせてくれることでしょう。今後も皆様からの温かいご声援を、引き続きよろしくお願い申しあげます。

2018年10月10日

ルヴァンスレーヴが南部杯(Jpn1)で優勝!初対戦の古馬勢を完封し、3つめのビッグタイトルを獲得!

ルヴァンスレーヴ(牡3歳、父シンボリクリスエス、母マエストラーレ)は10月8日(祝・月)盛岡・マイルチャンピオンシップ南部杯(Jpn1・ダート1600m)において、初対戦の古馬勢を堂々と撫で斬り、7月のジャパンダートダービーに続くJpn1レース連勝を飾っています。

レースでは、五分のスタートを切り、馬なりで6番手につけました。道中は後ろから1番人気のゴールドドリームがピッタリとマークしてくる形で展開。3コーナーからジワッと進出し、前を射程圏に入れて、余力十分に4コーナーをカーブ。直線に入って、鞍上が促すとグイっと伸び、内を交わして先頭に立ちました。ラスト200m過ぎで、ステッキが入ると、力強く馬群から抜け出し、外からゴールドドリームが迫ってきたものの、脚色はまったく衰えず、1・2馬身ほどのリードをキープしたまま1着でゴールを駆け抜けました。

昨年の全日本2歳優駿、前走のジャパンダートダービーを制したことで、ダート路線において名実ともに世代の頂点に立った本馬。3歳馬は出走することさえ儘ならない今回のレースにおいて、レース史上初の3歳馬による優勝を成し遂げました。着々と力をつける同世代のライバルやダート界の古豪との対決は今後も続きますが、今回の勝利を励みに、まだまだ成長し続ける本馬に、皆様からの温かいご声援を、引き続きよろしくお願い申しあげます。

2018年08月20日

サングレーザーが真夏の大一番・札幌記念(G2)で優勝!3つめの重賞タイトルを奪取!

サングレーザー(牡4歳、父ディープインパクト、母マンティスハント)は、8月19日(日)札幌・札幌記念(G2・芝2000m)で、通算3つめの重賞タイトルを獲得しています。

レースでは、五分のスタートを切り、馬なりで中団を追走。前が飛ばす中、道中は中団前めの7番手あたりで脚を溜めていきました。勝負どころからは他馬が外から動いていきましたが、内でジッと我慢。少し外めに進路をとりながら4コーナーをカーブし、直線では馬場の3分どころで徐々に追い出しを開始。残り200mではまだ馬群の中でしたが、残り100mくらいで、狭い間から伸びを見せ、グイグイと前へと迫りました。内めの馬群からは抜け出したものの、まだ外にはマカヒキがおり、さらに外から追い込んできたモズカッチャンとの3頭横並びの争いとなりました。最後は激しい接戦となりましたが、僅かにハナ差前に出たところがゴール。見事に3つめの重賞勝ちを収めています。

久々の2000m戦ということもあり、距離不安が囁かれるなかで迎えたレース本番。しかし終わってみれば、中距離の舞台でもこれまでと同様の切れ味を発揮し、秋競馬に弾みがつく勝利となりました。今後は悲願のG1制覇に挑んでいく本馬に、引き続き皆様からの温かいご声援をよろしくお願い申しあげます。
 

 

2018年07月12日

ルヴァンスレーヴがジャパンダートダービー(Jpn1)を制覇!2つめのビッグタイトルを手にして3歳ダート王に!

ルヴァンスレーヴ(牡3歳、父シンボリクリスエス、母マエストラーレ)は7月11日(水)大井・ジャパンダートダービー(Jpn1・ダート2000m)において、昨年の全日本2歳優駿に続く2つめのJpn1タイトルを獲得しています。

レースでは、一歩遅いスタートを切ると、各馬が続々とポジションを主張していきました。そんな中、ルヴァンスレーヴは後方3番手で最初のホームストレッチを通過。そのまま1・2コーナーをカーブしていきました。向正面に入ってからもしばらくは脚を溜めながらの追走。徐々にペースアップを図り、ポジションを上げていきますが、それでも後方5番手で3コーナーへ。3・4コーナー中間点の勝負どころで馬群が散り散りになる中、楽な手応えで外めを追走。3番手以下を離し気味に逃げる緑帽の2頭を目掛けて追う、7頭横一列の集団の一番外の位置で直線へ。 各馬力強く脚を伸ばすなか、鞍上の左ムチに応え、大外から勢い良く伸びてきたのがルヴァンスレーヴでした。残り200m過ぎで単独の2番手に躍り出ると、残り100m地点では並ぶ間も無く逃げ馬を交わしていきました。そこからはまさに独壇場。最後まで脚色衰えることなく、栄光のゴールを見事に1着で駆け抜けました。

圧巻のパフォーマンスを見せた前走から、やはり1番人気に支持されてレースを迎えることになりました。とはいえ、最内枠や距離延長、右回りや一度敗れたライバルとの再戦など、様々な課題を抱える一戦であったことは否めません。しかし、ジョッキーはきわめて冷静に、本馬を信じてエスコート。萩原調教師が「危なげない勝利だった」と振り返ったように、他馬に覇権を譲る余地を与えないまま、3歳ダート界の統一を果たしました。この勝利をもってしてもなお、本馬にとっては通過点にすぎないのではと思わされます。描く未来は無限に広がる一方です。今後もさらなる飛躍を目指して進化を続ける本馬に、温かなご声援をよろしくお願い申しあげます。

2018年06月18日

ルヴァンスレーヴがユニコーンステークス(G3)を快勝!2歳ダート王の実力を示しました!

ルヴァンスレーヴ(牡3歳、父シンボリクリスエス、母マエストラーレ)は、6月17日(日)東京・ユニコーンステークス(G3・ダート1600m)において、2着馬に3馬身半の差をつける完勝劇で2つめの重賞タイトルを手にしています。

レースでは、やや遅れてのスタートでした。向正面では後方2番手から、ジワジワとポジションを上げながら追走。3・4コーナーでも外を通って進出し、直線では余裕の手応えで前のライバルを射程圏に捉えました。鞍上が仕掛けるとしっかりと反応し、先頭に躍り出ると、最後は流してゴールを駆け抜けています。

前走でよもやの敗戦を喫しましたが、今後を見据える意味でも、ここは負けられない一戦でした。再び高いパフォーマンスを発揮した本馬の未来が、楽しみで仕方ありません。今後とも本馬への温かなご声援を、なにとぞよろしくお願い申しあげます。

2018年05月14日

ジュールポレールがヴィクトリアマイル(G1)を制覇!雨中の激闘を制して女王の座に輝きました!

ジュールポレール(メス5歳、父ディープインパクト、母サマーナイトシティ)は、5月13日(日)東京・ヴィクトリアマイル(G1・芝1600m・牝馬限定戦)において、重賞初タイトルがG1というドラマティックな展開で、見事に勝利を収めました。
レースでは、きっちりとスタートを決めると、促して前につけました。道中は8番手をじっくりと追走。3・4コーナーで徐々にスピードを上げながら、外に持ち出して直線の攻防に差し掛かりました。ギリギリまで追い出しを我慢し、残り400mを過ぎてからステッキが入ってゴーサイン。グイグイと脚を伸ばし、ライバルを交わしていきました。ゴール直前で先頭に立つと、1番人気馬の猛追を受けましたが、ハナ差振り切っています。

重賞戦線で上位を賑わし、善戦が続くものの、なかなか勝利までは手が届かなかった本馬。また、脚元の状態や賞金面の問題などが影響し、思うように進められない時もありました。それでも、西園調教師が焦らず、じっくりと成長を促してくださったおかげで体質が強くなり、いよいよ本格化を迎えて臨んだ大一番。出走馬決定順18番めでギリギリの出走が叶い、「今日は全てが噛み合いました」と本馬の特徴を一番理解する幸騎手が話したように、条件やコンディション、レース展開など、運も味方につけました。そして何より、本馬が極限まで力を出し切って、勝利を手繰り寄せた事実は疑いようがありません。G1ウィナーの仲間入りを果たし、今後はますますの活躍が期待されます。これからもなにとぞ、皆さまからの温かなご声援をよろしくお願い申しあげます。

2018年04月23日

サングレーザーがマイラーズカップ(G2)をレコードタイムで完勝!重賞2勝めを飾りました!

サングレーザー(牡4歳、父ディープインパクト、母マンティスハント)は、4月22日(日)京都・マイラーズC(G2・芝1600m)で、重賞2勝めを飾りました。
レースでは、五分のスタートを切ると、馬なりで控えて後方へ。道中は1番人気馬を前に見るポジションで、じっくりと脚を溜めていきました。4コーナーを内から徐々に外へ進路を取りながらカーブ。直線、馬場の真ん中に出すと、しっかりと反応して前との差を詰めていきました。残り200mを過ぎたあたりで、先に抜け出していた2頭に並びかけると、鞍上のさらなる檄に応え、グイッと脚を伸ばし、ライバルたちを交わしきりました。最後は堂々と先頭に立ってゴールを駆け抜けています。

休養を挟み、より逞しくなってターフに帰ってきました。レコードタイムを出すほどの成長ぶりで、今後の大一番へ向けて夢が広がります。頂点を目指す本馬に、温かなご声援をよろしくお願い申しあげます。

2017年12月14日

ルヴァンスレーヴが全日本2歳優駿(Jpn1)を圧勝!3戦3勝で無敗の2歳ダート王に輝きました!

ルヴァンスレーヴ(牡2歳、父シンボリクリスエス、母マエストラーレ)は、12月13日(水)川崎・全日本2歳優駿(Jpn1・ダート1600m)で、圧巻の競馬ぶりを見せつけて初のビッグタイトルを手にしています。
1番人気に支持されたレースでは、発馬で遅れて後方からとなりました。焦らず外めに持ち出し、後方3番手のポジションでホームストレッチを通過。1・2コーナーで少し促してスピードに乗せ、スムーズに位置を上げていきました。道中は9番手でしっかりと我慢。3コーナーで仕掛けてからはスーッと進出し、4コーナーを回ったときにはすでに先頭を射程圏に捉えていました。直線で追われると若干フラフラとしたものの、脚色は衰えず。先頭に立ってからはほぼ馬なりで、ライバルの追撃を難なく振り切り、栄光のゴールに飛び込みました。

新馬戦とプラタナス賞の過去2戦。誰もが大舞台での活躍を期待せずにはいられなくなるような、衝撃的なパフォーマンスでした。そんな私たちのはやる気持ちとは裏腹に、陣営は慎重に、かつ繊細に本馬のコンディションや適性を評価。スタートや地方の深い砂など、抱える心配要素は決してゼロではありませんでした。しかし、結果的にはいつもと変わらない、不安を真っ新に消し去るような、シンプルに「強い」ルヴァンスレーヴの走り。この勝利は今後の飛躍の序章に過ぎないことを改めて確信しました。今後も会員の皆さま、当クラブを応援してくださっている方々とともに、本馬と遥かな夢を追い続けていきたいと考えております。今後ともなにとぞ、よろしくお願い申し上げます。

2017年11月20日

ペルシアンナイトがマイルチャンピオンシップ(G1)を制覇!念願のG1タイトルを手に!

ペルシアンナイト(牡3歳、父ハービンジャー、母オリエントチャーム)は、11月19日(日)京都・マイルチャンピオンシップ(G1)で、念願のG1タイトルを手にしています。
レースでは、スタートは五分に出たものの、ダッシュはそれほど速くなく、後方からとなりました。前半は中団から少し離れ、4頭の馬群で後方を追走。3コーナー手前でジワジワと集団に追いつくと、坂の下りでは内めに進路を取り、徐々に差を詰めていきました。そのままインで4コーナーをカーブすると、直線を向いて、ややバラけた馬群の間から脚を伸ばしていきました。残り200mでは前との差がまだあったものの、鞍上の懸命の檄に応えてグイグイと交わしていき、ゴール前で先に抜け出していたライバルをキッチリ捉え、見事に先頭で駆け抜けました。春は惜敗もありましたが、鮮やかな差しきり勝ちで、嬉しいG1のタイトルを掴み取りました。

栄冠まであと一歩届かなかった皐月賞。鞍上のМ・デムーロ騎手がレース後、しきりに「悔しい」と口にしていたことが思い出されます。それは、本馬に関わる全ての方も同じ想いであったはずで、G1ホースとなるにふさわしいポテンシャルを有しているという、期待ゆえの感情でした。ダービーでの敗戦も踏まえてマイル路線に照準を絞り、追分Fリリーバレーでじっくりと休養に努めた夏。帰厩後は一段と逞しくなった本馬に、池江調教師のトーンは日に日に上がっていきました。富士ステークスでは不良馬場や古馬相手という条件の上で5着と力を示し、万全の状態に仕上げられて迎えた今回の大本番。会員の皆さまをはじめ、温かなご声援をお送りくださった多くの方々の後押しが、最後にライバルを交わしきった20センチにつながりました。本馬にとって輝かしい勲章となるだけでなく、当クラブとしても悲願の初G1タイトル奪取です。当クラブはこの勝利をきっかけとして、ますますの発展に努めてまいります。今後とも、さらなる高みを目指す本馬、ならびに「G1」サラブレッドクラブを、なにとぞよろしくお願い申し上げます。

2017年10月30日

サングレーザーがスワンS(G2)を制覇!

サングレーザー(牡3歳、父ディープインパクト、母マンティスハント)は、10月28日(土)京都・スワンS(G2)で、4連勝と重賞初制覇を飾っています。

レースでは、五分のスタートを切り、馬なりで控えて中団後方から。道中は中団馬群の中で脚を溜め、4コーナーでは内めの狭いスペースからジワジワとポジションを上げていきました。直線、他馬が大きく外へ進路をとりましたが、本馬はやや内から追い出しました。内から外まで横並びとなった直線前半から、しっかりと伸びて2頭で抜け出すと、ラスト100mはライバルと激しい叩き合いになりました。そこからは鞍上の渾身の檄に応えて、グイッとアタマ差前に出たところがゴール。終盤のマッチレースを見事に制して、4連勝で嬉しい初重賞勝ちを収めています。
ここにきての充実ぶりは大変目を見張るものがあり、タフな条件をしっかりとクリアして勝利を手にしました。今後はG1タイトル奪取を目指していくことになりますので、皆さまからの温かなご声援をなにとぞよろしくお願い申し上げます。
 

2017年05月06日

サングレーザーが後方一気の差し切りで2勝め!

サングレーザー(牡3歳・父ディープインパクト、母マンティスハント)は、5月6日(土)京都・芝1400m戦で、嬉しい2勝めを飾りました。
断然の1番人気に支持されたレースでは、まずまずのスタートを決めるも後方に下げました。折り合いをつけるべく最後方でじっくりと構えて、外めに出しながら3コーナーへ。手応え十分に勝負どころを通過し、直線では大外に進路を取りました。いざゴーサインを出すと、すぐさま反応し、期待通りの強烈な末脚を披露。内のライバルとは脚色がまるで違いました。残り200mで3番手に上がり、そのまま先頭の馬も一気に交わして、最後は流す余裕まで見せてゴールに駆け込みました。2着馬に2馬身半の差をつける快勝劇で、オープン馬の仲間入りを果たしています。
2歳時に重賞で3着に入るなど、早い時期から素質の片鱗を覗かせていた本馬。直線で見せた強烈な決め手は、今後も大きな武器となりそうです。引き続き皆さまからの温かいご声援を、なにとぞよろしくお願い申しあげます。

2017年02月25日

ペルシアンナイトがアーリントンカップ(G3)で勝利!クラシック戦線へ名乗り出る!

ペルシアンナイト(牡3歳、父ハービンジャー、母オリエントチャーム)は、2月25日(土)阪神・アーリントンカップ(G3)において、3馬身差をつける圧勝劇で重賞タイトルを手にしています。
レースでは、ほぼ五分のスタートを決めると馬なりで中団を追走。道中はじっくりと脚を溜めて、4コーナーで少しずつ前との差を詰めながら外へと出していきました。直線で外から満を持して鞍上が追い出すと、グングンと勢いに乗って、内の先行馬を交わし、直線半ばで先頭へと立ちました。そのまま後続との差を広げ、セーフティリードを取ると、最後まで脚色は衰えず、堂々と押し切ってゴール。見事に単勝1番人気に応え、嬉しい重賞初制覇となりました。
センスの違いを見せつける、まさに完勝といえる内容で、堂々とクラシックへ駒を進めます。王道を歩んでいく本馬への温かいご声援を、これからもよろしくお願い申し上げます。

2017年01月22日

タンタアレグリアがアメリカジョッキークラブカップ(G2)で重賞初制覇!

タンタアレグリア(牡5歳、父ゼンノロブロイ、母タンタスエルテ)は、1月22日(日)中山・アメリカジョッキークラブカップ(G2・芝2200m)で、嬉しい重賞初制覇を飾っています。
レースでは、まずまずのスタートから内・外の馬を先に行かせて、中団からじっくりとレースを進めました。うまく内に潜り込んで、道中は内ラチ沿いをスムーズに追走。3コーナー過ぎに内からポジションをスッと押し上げ、3番手で4コーナーをまわりました。直線では逃げ馬の外側に進路を取り、残り200m付近で先頭へ。ジョッキーの手綱捌きに応えて、力強く脚を伸ばしました。最後は外から1番人気馬が迫ってきたものの、本馬の脚色も衰えることはなく、1/2馬身凌いでゴール。惜敗続きにピリオドを打ちました。
馬体が一回り逞しくなり、賞金も加算できたことから、これからの大舞台における活躍がますます楽しみになりました。さらなる高みを目指して邁進していく本馬に、引き続き皆さまから熱いご声援を賜れますよう、なにとぞよろしくお願い申しあげます。

2016年06月19日

ソルヴェイグが函館スプリントS(G3)でレコード勝ち!今年2つめの重賞タイトルを掴み取り、総獲得賞金は早くも1億円を突破!

ソルヴェイグ(メス3歳・父ダイワメジャー、母アスドゥクール)は、6月19日(日)函館・函館スプリントS(G3・芝1200m)で、接戦を制し、1:07.8のコースレコードとなる好タイムで、2つめの重賞タイトルを掴み取りました。
レースでは、抜群の好スタートを決め、スッと馬なりで先行して流れに乗っていきました。道中は2番手で進め、4コーナーでは持ったまま、先頭をうかがう勢いでした。直線、前へと抜け出すと、内から2番人気馬の猛追を受け、2頭の叩き合いとなりました。一旦は、相手に交わされてしまったかに見えましたが、もう一度盛り返し、首の上げ下げとなったところがゴール。僅かにハナ差ではありますが、きっちりと本馬が前に出て入線。3月のフィリーズレビュー(G2)に続き、今年に入って2つめの重賞勝ちを収め、総獲得賞金は早くも1億円を超えました。
前走の桜花賞では不完全燃焼のレースとなり、悔しい想いもしましたが、牧場でのリフレッシュを経て、見事に北の大地で輝きを取り戻してくれました。また、サマースプリントシリーズ初戦を勝ったことで、夏のスピード女王の座も視野に入ってきました。さらなる高みを目指す本馬に、これからも皆さまからの熱く温かいご声援を、なにとぞよろしくお願い申しあげます。

2016年03月13日

ソルヴェイグがフィリーズレビュー(G2)を制覇!

ソルヴェイグ(メス3歳・父ダイワメジャー、母アスドゥクール)は、3月13日(日)阪神・フィリーズレビュー(G2・芝1400m)で、嬉しい重賞初制覇を成し遂げました。
レースでは、好位2・3番手を追走し、道中は流れに乗りつつしっかりと脚を溜めていきました。直線、満を持して追い出すと、グンと反応して脚を伸ばし、逃げ馬を交わして先頭へと躍り出ました。鞍上が懸命に追い、最後まで後続の追撃も許さず、見事に先頭のままゴール。嬉しい重賞制覇を成し遂げるとともに、桜花賞への優先出走権も手にしています。
11月の京都でデビュー勝ちを飾ると、その後3戦は悔しい競馬が続きましたが、今回はその鬱憤を晴らすかのような見事な快勝劇を演じてくれました。クラブとしても先月のアルバートドック号に続き、2ヵ月連続で重賞勝ちを成し遂げる事ができ、万感の思いです。これからも皆さまからの熱く温かいご声援を、なにとぞよろしくお願い申しあげます。

2016年02月21日

アルバートドックが小倉大賞典(G3)を制覇!

アルバートドック(牡4歳・父ディープインパクト、母ゴールデンドックエー)は、2月21日(日)小倉・小倉大賞典(G3・芝1800m)で、嬉しい重賞初制覇を成し遂げました。
レースでは、中団のインで我慢して脚を溜めることに専念し、全体のペースが上がった3コーナーでもジックリと構えていました。4コーナーでは最後方あたりになったものの、内をロスなく回って、直線、最内にできたスペースを見逃さず、ラチ沿いからしっかりと伸びて前を交わしていきました。先に抜け出していたケイティープライドを捉えて先頭に躍り出ると、川田騎手の懸命の檄に応え、外から伸びてきたライバルの追撃も凌ぎきって、見事に重賞ウイナーの仲間入りとなりました。
ここまで本馬を育ててくれた松田博資厩舎の最後の重賞出走を勝利で飾ることができ、クラブとしても2012年コレクターアイテム号のアルテミスS以来の待ちに待った重賞タイトル獲得となり、喜びもひとしおです。松田博資厩舎の解散に伴い、今後は新天地でさらなる飛躍を目指していきます。これからも皆さまからの熱く温かいご声援を、なにとぞよろしくお願い申しあげます。

同レースでは同じくクラブ所属のディープインパクト産駒・ケイティープライド(牡6)が4着に健闘。
アルバートドック、ケイティープライドともに、これで獲得総賞金は1億円の大台を超えました。

2012年11月03日

コレクターアイテムが第1回アルテミスS制覇!初代クィーンに

コレクターアイテム(牝2歳・父ハーツクライ、母ネットオークション)は、11月3日(土)東京・アルテミスS(新設重賞・芝1600m・牝馬限定)で、五分のスタートを切ると道中は中団後方で脚を溜めていき、長い府中の直線勝負にかけました。内ラチ沿いをジワジワ伸びてくると、直線半ばでエンジン全開。スッと抜け出したところに外から追い込んできた馬との一騎打ちとなり、最後まで半馬身差のリードを譲ることなく見事先頭でゴール。一番人気に応えて新設重賞の初代女王に輝きました。勝ち時計は1:33.8、レコード勝ちの完勝でした。初めての輸送競馬で馬体重は8kg減となりましたが、パドック、返し馬ともに2歳牝馬離れした落ち着きを見せて、本馬の持ち味の末脚を思う存分披露してくれました。今後の可能性を改めて感じさせるレース内容で、来春の大舞台を目指してさらなる進化を期待したいところです。昨年11月ファンタジーS(GⅢ)でアンチュラス(牝3歳)の2着入線から続いていた重賞2着の壁を打ち破り、当クラブ待望の初重賞制覇となりました。これを良い契機として次々に重賞勝ち馬が誕生できますように、引き続き皆さまの温かいご声援をどうぞよろしくお願いいたします。
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