MEMBER'S ONLYパスワードをお忘れの方は「こちら

Information

クラブ所属馬情報

2023年11月27日

ディクテオンが浦和記念(Jpn2)を制覇!

ディクテオン(セン5歳、父キングカメハメハ、母メーデイア)が11月23日(祝・木)浦和・浦和記念(Jpn2・ダート2000m)にて、最後方から一気にマクっていく強気の競馬で、重賞タイトルを獲得しました!

レースでは、五分のスタートを決めたものの、無理せず控え、最後方で1周目のホームストレッチに入りました。道中も焦ることなくじっくりと構え、1コーナーにさしかかります。おおむね平均ペースの淡々とした流れのなか、本馬は2コーナーから一気に仕掛けていきました。向正面に入ってからも、ポジションを押し上げていき、3コーナーでは先頭集団に並びかけていきます。 直線に入ってからは、逃げ切りを図るライバルとのマッチアップに。本馬はロングスパートのかたちとなったものの、最後まで脚色は全く衰えず、残り100mを切ったあたりで、ライバルを完全に振り切りました。 完勝といえる好内容で、見事に重賞制覇を成し遂げています。

名古屋競馬に転籍後、2連勝で中央競馬復帰を決めると、荒削りながらも、ポテンシャルの高さを見せていた本馬。今回は初めての浦和競馬場、また強豪がひしめく交流重賞への挑戦となりました。スタートしてからは最後方でじっくりとリズムを整えると、2コーナーから仕掛けていく強気のレースを展開。最後は2着馬に2馬身半差をつける圧巻の内容で初めての重賞タイトルを手にしました。5歳秋にJpn1を制した母メーデイア同様に、これからもさらなるタイトル獲得を目指す本馬へ、引き続き温かなご声援をよろしくお願い申しあげます。

2023年度募集では、本馬の従姉妹にあたる、期待の1歳馬を募集中です。
No.11 ロフティーエイムの22(メス、父マインドユアビスケッツ、1口60万円、美浦・久保田貴士厩舎予定)
2023年度募集馬リスト
ぜひご検討いただき、皆さまからのお申込みをお待ちしております。

2023年11月13日

メリオーレムが人気に応えて初勝利!

メリオーレム(牡2歳、父シュヴァルグラン、母メリオーラ)が11月11日(土)京都・芝2000m戦にて、好位追走から直線で鋭く伸びて、待望の初勝利を挙げました。

レースでは、スタートを決めると、他馬の出方もうかがいながら先行の構え。2番手に収まり、前半は逃げ馬から2~3馬身後ろで流れに乗っていきました。向正面に入ると、外から1頭捲ってきます。その馬を先に行かせて、本馬は3番手で3コーナーへ。手応え十分に勝負どころをカーブし、4コーナーでは馬なりで前2頭に並んでいきました。直線に入ると、スッと先頭に立ち、外めに進路をとって、追い出します。力強く脚を伸ばすと、一気に後続との差を広げました。そのまま脚色は衰えず、危なげなく押し切って、堂々と1着でゴールを駆け抜けています。

デビュー戦から2着・3着と、能力を見せながらもなかなか勝ち切ることができなかった本馬。次こそは勝利をと、9月のレース後は一度リフレッシュを図ったのち、10月中旬に栗東TCへ帰厩しました。追い切りでは心身ともに成長が感じられ、当日は単勝オッズ1.8倍の圧倒的人気1番人気に支持されます。その期待に応えるがごとく、好位追走からそのまま押し切るといった、まさに完勝といえる内容で見事に初勝利を挙げました。今後もさらなる飛躍を期す本馬に、引き続き温かなご声援をよろしくお願い申しあげます。


2023年度募集では、本馬と同じ追分ファーム生産の栗東TC所属予定馬を募集中です。
No.33 ゴールディーエスポニーの22(牡、父エピファネイア、1口120万円、栗東・辻野泰之厩舎予定)
No.35 ディヴィナプレシオーサの22(メス、父エピファネイア、1口100万円、栗東・武幸四郎厩舎予定)
2023年度募集馬リスト
ぜひご検討いただき、皆さまからのお申込みをお待ちしております。

2023年10月30日

クールミラボーがインコースから一気に突き抜け、通算3勝目!

クールミラボー(牡3歳、父ドレフォン、母サンソヴール)が、10月28日(土)東京・伊勢佐木特別(ダート2100m)において、最後の直線で内めのわずかに空いたスペースから抜け出し、通算3勝目を挙げています。

レースでは、まずまずのスタートを決めると、そのまま馬なりで先団へ。1・2コーナーでは、最内をロスなくカーブし、4番手で向正面に入ります。道中はじっくりとリズムを整えつつ追走。勝負どころで全体の流れが一気に速くなるなか、3・4コーナーでもしっかりとポジションをキープし、逃げ馬のすぐ後ろの位置で直線に入りました。本馬の外側にはライバルが2頭ほどいたため、逃げ馬のさらに内へと進路を切り替えます。ラチ沿いにわずかなスペースができると、本馬も瞬時に反応し、鋭く脚を伸ばしました。逃げ馬を交わした時点で大外にもう一頭ライバルがいたものの、スピードに乗ってからは本馬の脚色が勝り、みるみると差を広げ、見事に1着でゴールを駆け抜けました。

夏は世代限定の重賞に挑戦するも、苦汁を嘗めることとなった本馬。その後、秋の始動を東京戦に定めると、じっくりと調整を重ね、期待通りの走りで結果を残してくれました。これにより、東京・ダート2100mでは2戦2勝。さらに今回は、決してスムーズなレースぶりとはいえないなかで、2着馬に3馬身半差をつける快勝ですから、今後の活躍がますます楽しみなものとなりました。この先の、さらなる飛躍を誓う本馬へ向けて、引き続き温かなご声援をよろしくお願い申しあげます。

2023年度募集では、本馬と同じノーザンファーム提供の1歳牡馬を募集中です。
No.24 クイックリトルミスの22(牡、父アドマイヤマーズ、1口70万円、美浦・宗像義忠厩舎予定)
2023年度募集馬リスト
ぜひご検討いただき、皆さまからのお申込みをお待ちしております。

2023年10月23日

メインクーンが2連勝で特別勝ち!

メインクーン(メス3歳、父ハーツクライ、母イマーキュレイトキャット)が、10月22日(日)東京・山中湖特別(芝2000m・牝馬限定戦)にて、後方待機から直線で力強く脚を伸ばし、鮮やかに差し切り勝ちを決めました。

レースでは、スタート後に少し左へヨレるも問題なく、馬なりで控えました。後方3番手で最初のコーナーを回り、向正面に入ってからもじっくり構えました。道中はリズム良く進みますが、800mを過ぎるあたりで他馬がマクったため、後方2番手に下がります。それでも焦らずに追走し、3コーナーでは前の隊列と3馬身ほどの差ができました。3・4コーナー中間からジワっと動き始め、外めへ誘導しつつ、追撃態勢を整えて直線へ。内にややササるシーンがあったものの立て直し、残り400mで本格的にゴーサインが送られました。グイグイと伸びを見せ、ラスト200mで前に並びかけます。その後も脚をしっかりと使って先頭に立つと、後続の差しも難なく封じ込めました。

前走勝利後は、山元TCでのリフレッシュをはさみました。気候が落ち着いたこともあり、帰厩後も心身のコンディションは良好で、レースに向けて順調に調整が進みました。終ってみれば鮮やかな差し切り勝ちでの連勝。待望の特別勝ちを収めています。今後もさらなる高みを目指していく本馬へ、皆さまからの温かなご声援を、よろしくお願い申しあげます。

2023年度募集では、本馬と同じ社台ファーム提供の1歳馬を引き続き募集中です。
No.10 コムの22(メス、父ブリックスアンドモルタル、1口100万円、美浦・鹿戸雄一厩舎予定)
No.25 アークロイヤルの22(牡、父アドマイヤマーズ、1口45万円、美浦・武井亮厩舎予定)
2023年度募集馬リスト
ぜひご検討いただき、皆さまからのお申込みをお待ちしております。

2023年10月23日

ワイアウが直線で鮮やかに抜け出し、2勝目を飾る!

ワイアウ(メス3歳、父ロードカナロア、母チェリーペトルズ)が10月22日(日)新潟・ダート1200m戦(若手騎手限定戦)にて、好位追走から最後まで脚色は衰えず、待望の2勝目を挙げました。

レースでは、スタートを決めると、おっつけてポジションを取りにいきました。内の速い馬を行かせて、2番手の外を追走。前を追いながら、そのまま2番手で3コーナーへ。逃げ馬が快調にとばし、1〜2馬身の差を詰めにかかろうと、気合をつけて3・4コーナーをカーブしていきました。3番手以下を離し、本馬を含めた前の2頭によるマッチレースの様相で直線を向きました。相手の手応えも比較的楽に見えましたが、少しずつ逃げ馬との差を縮めると、残り200mで外から交わしました。その後はライバルとの差を広げる一方。1頭完全に抜け出し、逃げた2着馬に3馬身の差をつけ、悠々と1着でゴールを駆け抜けました。

近走は心身のバランスが噛み合わず、思うような結果を残すことができなかった本馬。そこで、環境を変えて新味を引き出すべく、美浦TC・鈴木慎太郎厩舎への転厩を決定しました。中間ではプール調教を多めに取り入れたり、様々なシチュエーションで調教を行うなど、心身に刺激を与えつつ、レースに備えます。その努力が実ってか、課題であったスタートを決め、直線で抜け出してからも気を抜くことなく、しっかりと勝ち切りました。さらなる飛躍を期す本馬に、引き続き温かなご声援をよろしくお願い申しあげます。


2023年度募集では、本馬と同じ追分ファーム生産の美浦TC所属予定馬を募集中です。
No.11 ロフティーエイムの22(メス、父マインドユアビスケッツ、1口60万円、美浦・久保田貴士厩舎予定)
2023年度募集馬リスト
ぜひご検討いただき、皆さまからのお申込みをお待ちしております。

2023年10月18日

ヴィクティファルスが初ダートでオープン特別勝ち!

ヴィクティファルス(セン5歳、父ハーツクライ、母ヴィルジニア)が10月14日(土)京都・太秦ステークス(OP・ダート1800m)にて、中団からレースを進めると、直線で抜け出して、見事に白星を飾りました。

レースでは、スタート後にやや躓くような格好となるも立て直し、馬なりで中団へ。7番手でホームストレッチを通過すると、最初のコーナーをじっくりと回りました。向正面では淡々と運ぶなか、残り1000mでポジションを1つ上げます。リズム良く進み、3コーナー手前から手綱がジワジワと動き始めました。外めを通りながら、4コーナーをとてもいい手応えで回り、先頭に並びかけて直線へ。前のライバルを交わしきったあとも、勢いは衰えることなく脚を伸ばしました。後続の追撃もしっかりと振りきり、見事に1着でゴール。通算3勝目をマークしています。

重賞勝ちを収めて以降、なかなか思うような結果を出せていなかった本馬。今回は初めてダート戦へと挑戦することとなりました。戦前の評価では8番人気と低評価に甘んじたものの、レースではポテンシャルを余すことなく発揮。勝負どころでは、さすが重賞馬と思わせるような反応を見せ、鮮やかに勝ち切りました。 5歳になってもなお、新たな可能性を見せた本馬へ、皆さまからの温かなご声援を引き続きよろしくお願い申しあげます。

2023年度募集では、本馬と同じノーザンファーム提供の1歳馬を募集中です。
No.15 ラファダリの22(メス、父リアルスティール、1口70万円、美浦・池上昌和厩舎予定)
No.24 クイックリトルミスの22(牡、父アドマイヤマーズ、1口70万円、美浦・宗像義忠厩舎予定)
No.49 ブリガアルタの22(メス、父ルーラーシップ、1口60万円、栗東・坂口智康厩舎予定)
2023年度募集馬リスト
ぜひご検討いただき、皆さまからのお申込みをお待ちしております。

2023年10月11日

ゴンバデカーブースがサウジアラビアロイヤルC(G3)を制覇!

ゴンバデカーブース(牡2歳、父ブリックスアンドモルタル、母アッフィラート)が、10月7日(土)東京・サウジアラビアロイヤルC(G3・芝1600m)で、最後方追走から、ひときわ目立つ末脚でライバルを抜き去り、デビューから連勝での重賞初制覇を飾っています。

レースでは、五分のスタートを決めると馬なりのまま中団につけました。スムーズに隊列が決まりかけたものの、スタートから200mほどいったあたりで数頭がかかり気味に上がっていったこともあり、本馬はポジションを下げました。3コーナーを最後方でカーブすると、本馬も徐々に位置を押し上げていきます。4コーナーでは、同じ位置にいた他馬が外を回すなか、本馬はその内をすくうようにカーブし直線へ入りました。直線入り口では先行各馬の手応えに余裕がみられたものの、本馬は長く良い末脚を繰り出し、一完歩ずつ差を縮めます。残り200m地点で先頭に立ち、そこからは差を広げていきました。最後は2着馬に2馬身差をつけてゴール板を駆け抜けています。

6月の新馬戦は逃げ切りで勝利を収めた本馬。2戦目の今回、道中は少しずつ位置取りを下げる形となり、ついには最後方まで下がってしまいました。ただそれは、キャリアの浅い2歳馬らしからぬ、レースセンスの高さを有することの証明ともなりました。直線では、鞍上のゴーサインにしっかりと反応して脚を伸ばすと、後続に決定的な着差をつけて突き抜けました。過去の勝ち馬には、のちのG1勝ち馬が数多く名を連ね、若駒の登竜門として知られるレースを快勝したことで、今後への期待が大きく膨らみます。世代をリードする1頭に名乗りを挙げた本馬へ、皆さまからの温かいご声援を引き続きよろしくお願い申しあげます。

2023年度募集では、本馬と同じブリックスアンドモルタル産駒を引き続き募集中です。
No.10 コムの22(メス、父ブリックスアンドモルタル、1口100万円、美浦・鹿戸雄一厩舎予定)
2023年度募集馬リスト
着々と勝ち馬を送り出す、注目の新種牡馬ブリックスアンドモルタルから、早くも重賞ウイナーが誕生!
母コムは仏オークス(G1)・仏1000ギニー(G1)で2着の実績を誇り、世界的な良血馬といえる本馬を、ぜひご検討いただき、皆さまからのお申込みをお待ちしております。

2023年10月11日

モアザンワンスが華麗に逃げ切りデビュー勝ち!

モアザンワンス(メス2歳、父マジェスティックウォリアー、母フォーエバーモア)が10月8日(日)東京・ダート1600m戦にて、果敢に先手を主張すると、その後も一度も先頭を譲ることなく、初勝利を掴み取りました

レースでは、タイミングよくスタートを決めると、ダッシュもつき、そのまま先頭に立ちました。芝コースからダートコースに入ってからもスムーズにポジションをキープします。3・4コーナーでは、少し後続を引きつけるかたちとなったものの、直線入口でも本馬の手応えには余裕が感じられました。残り400m地点から満を持して追い出し、2番手にいたライバルを引き離します。その後も脚色は衰えることなく、最後は2着馬に2馬身半差をつけての好内容で、見事に2歳新馬勝ちを収めました。

8月中旬にゲート試験を合格後、在厩のまま調整が進められました。日々の調教からひとつずつ課題を洗い出し、改善に努めながらデビューに備えます。初戦の舞台は東京に決定。長距離輸送も無事にクリアしました。終わってみれば、完勝と言える好内容で、見事にデビュー戦を勝利で飾りました。先々の夢が広がる本馬へ、引き続き温かなご声援をよろしくお願い申しあげます。


2023年度募集では、本馬と同じ追分ファーム生産の1歳牝馬を募集中です。
No.11 ロフティーエイムの22(メス、父マインドユアビスケッツ、1口60万円、美浦・久保田貴士厩舎予定)
No.35 ディヴィナプレシオーサの22(メス、父エピファネイア、1口100万円、栗東・武幸四郎厩舎予定)
2023年度募集馬リスト
ぜひご検討いただき、皆さまからのお申込みをお待ちしております。

2023年10月11日

オペラプラージュが圧巻の内容で初陣を飾る!

オペラプラージュ(牡2歳、父ニューイヤーズデイ、母ベルプラージュ)が10月7日(土)京都・ダート1800m戦にて、好位追走から、直線で力強く差し脚を伸ばして、デビュー勝ちを収めました。

スタートを決めると、行き脚もつき、外枠から先行していきました。3番手の外で1・2コーナーをカーブし、向正面へ。道中、外から進出を図るライバルにも抵抗し、3番手のまま3コーナーカーブへと向かいました。徐々にペースが上がると、本馬を含めた先団4頭が後続を離しながらコーナーを回り、直線へと向きました。3番手から前を追っていくと、鞍上の叱咤に応え、残り200mで2番手に上がりました。その後もキッチリ外から伸びて、先頭の逃げ馬を捕まえると、最後はその2着馬に2馬身差をつけ、悠々と1着でゴールを駆け抜けています。

4月下旬にはゲート試験に合格し、一度放牧を挟んだあと、8月下旬に栗東TCへ帰厩します。待望のデビュー戦に向けて、じっくりと乗り込みを重ねるなかでも、随所で本馬のポテンシャルの高さがうかがえました。単勝オッズでは1番人気に支持されて迎えたデビュー戦では、既走馬が相手ということもあり、向正面で早めに進出を試みるライバルが現れるなど、なかなかタフな展開となります。しかし、そのような状況にも動じず、直線に入ってからも最後まで良い末脚を発揮。粘り込みを図る逃げ馬をきっちりと差し切りました。圧巻の内容で初勝利を挙げています。先々の夢が広がる本馬へ、皆さまからの温かなご声援を引き続きよろしくお願い申しあげます。

2023年度募集では、本馬と同じ追分ファーム提供の牡馬を募集中です。
No.21 レディシャツィの22(牡、父ニューイヤーズデイ、1口65万円、美浦・加藤征弘厩舎予定)
No.33 ゴールディーエスポニーの22(牡、父エピファネイア、1口120万円、栗東・辻野泰之厩舎予定)
2023年度募集馬リスト
ぜひご検討いただき、皆さまからのお申込みをお待ちしております。

2023年09月25日

シュバルツクーゲルが堂々の競馬でデビュー勝ち!

シュバルツクーゲル(牡2歳、父キズナ、母ソベラニア)が9月24日(日)中山・新馬戦(芝2000m)にて、好位追走から直線で抜け出し、そのまま後続を振り切って、新馬勝ちを収めました。

レースでは、少し浮き上がるような格好でスタートしましたが、行き脚はついて、馬なりのまま先団へ。1・2コーナーをカーブして向正面に入り、楽な手応えで2番手を追走します。ゆったりとした流れのなか、ポジションをキープしたまま、じっくりとリズムを整えました。3コーナーに差しかかるあたりで馬群がギュッと凝縮すると、鞍上が徐々に促していき、直線入り口では逃げ馬を交わして先頭に立ちます。すぐ後ろに1番人気馬が迫ってきたものの、残り200mを切ったあたりからは、後続の追い込みを完全に振り切りました。最後まで長くいい脚を使い、見事に1着でゴールを駆け抜けています。

8月下旬に美浦TCへ帰厩して以降、じっくりと乗り込みが重ねられ、ひと追いごとに心身のコンディションは上向いていました。迎えたデビュー戦では、難なく好位につけると、中山の急坂にも脚色が衰えることはありません。終わってみれば、後続を突き放しての堂々たる内容で、2歳新馬勝ちを決めています。次走は重賞への挑戦も視野に入る本馬へ、引き続き皆さまからの温かなご声援をよろしくお願い申しあげます。

2023年度募集では、本馬と同じ白老ファーム提供馬を募集中です。
No.9 キャットコインの22(牡、父レイデオロ、1口125万円、美浦・宮田敬介厩舎予定)
No.68 クオウトの22(メス、父Maximum Security、1口45万円、栗東・吉村圭司厩舎予定)
2023年度募集馬リスト
ぜひご検討いただき、皆さまからのお申込みをお待ちしております。

2023年09月18日

ダルダヌスが直線で決め手を発揮し、通算4勝目!

ダルダヌス(牡4歳、父Dutch Art、母シーティス)が、9月17日(日)中山・浦安特別(ダート1200m)において、内でじっくりと脚を溜めると、直線では弾ける末脚で前をとらえ、通算4勝目を挙げました。

レースでは、スタートをきっちり決めたあと、適度に促して先行。8番手あたりでダートコースに入り、結果的には7番手での追走となりました。3コーナー手前ではジワっと動き、6番手に進出。勝負どころは我慢しつつも、いい手応えで回って直線に向きました。進路をしっかりと確保して、そのスペースを突き、グイグイと伸びを披露。残り200mを過ぎた地点では2番手に上がりました。リードを広げにかかっていた逃げ馬との差は、まだ4馬身ほどあったものの、鋭い差し脚を見せて詰め寄ります。ラスト30mほどで前を交わしきり、後続の追撃も振り切って、先頭でゴールを駆け抜けました。

今年1月に中央競馬での初勝利を挙げたあとの昇級2戦でも、大きく崩れることなく、経験値を積みました。今回は勝利を挙げた中山・ダート1200mに舞台を戻すと、直線で力強い伸びを披露。この舞台では常に3着以内に入っているように、コース適性の高さを見せつけました。今後は相手関係もいっそう強化されることになりますが、中山コースとの相性の良さも武器にして、さらなる活躍を目指します。本馬へ向けて、引き続き温かなご声援をよろしくお願い申しあげます。

2023年度募集では、本馬と同じ白老ファーム提供の1歳馬を募集中です。
No.9 キャットコインの22(牡、父レイデオロ、1口125万円、美浦・宮田敬介厩舎予定)
No.68 クオウトの22(メス、父Maximum Security、1口45万円、栗東・吉村圭司厩舎予定)
2023年度募集馬リスト
ぜひご検討いただき、皆さまからのお申込みをお待ちしております。

2023年09月18日

シャパリュが力強く伸び、初勝利を飾る!

シャパリュ(牡2歳、父スワーヴリチャード、母ボンバルリーナ)が9月16日(土)中山・ダート1800m戦にて、抜群の手応えから、直線では最後までしっかりと伸び、2戦目で初白星を挙げました。

レースでは、まずまずのスタートを切り、押して前めにつけました。他馬の動向をうかがいながらも折り合い、最内へ誘導。結果的に5番手でホームストレッチを通過しましたが、最初のコーナーでは位置を1つ上げて4番手になりました。向正面に入り、道中は自分のリズムを保っての追走。1分を経過するあたりでは3番手に上がりました。勝負どころを迎えて他馬が進出を図るなか、本馬も軽く仕掛けると、いい反応を見せて逃げ馬のすぐ後ろに。4コーナーは隣にいた人気馬がタイトに回ったこともあり、窮屈な形になったものの、直線入り口で前が開きました。すぐさま抜け出して先頭に立ち、その後もきちんと脚を伸ばして、リードを広げてゴール板を駆け抜けています。

デビュー前から調教の動きは悪くないながらも、我の強さや、不器用な面を見せるなど、まだこれからという部分も感じさせました。7月の新馬戦を経て、鞍上の進言もあり、ダート戦へ向かうことに。500kgを超える馬体から生み出されるパワーを武器に、力強さ溢れる走りを披露してくれました。集中力などに課題を残す現状ですが、まだまだ成長の余地は十分に感じさせますので、今後も着実にステップアップを重ねる本馬へ、皆さまからの温かなご声援を引き続きよろしくお願い申しあげます。

2023年度募集では、本馬と同じ追分ファーム提供の牡馬を募集中です。
No.21 レディシャツィの22(牡、父ニューイヤーズデイ、1口65万円、美浦・加藤征弘厩舎予定)
No.33 ゴールディーエスポニーの22(牡、父エピファネイア、1口120万円、栗東・辻野泰之厩舎予定)
2023年度募集馬リスト
ぜひご検討いただき、皆さまからのお申込みをお待ちしております。

2023年09月10日

バウンシーステップがゴール前できっちりと差し切り、初勝利!

バウンシーステップ(メス2歳、父モーリス、母バウンシーチューン)が、9月9日(土)阪神・芝1400m(牝馬限定戦)で、外から力強く伸び、ゴール前での接戦を制して、初白星を飾っています。

レースでは、スタートがややゆっくりも、行き脚はすぐにつき、中団で流れに乗っていきます。道中は9頭立ての5番手で少し行きたがる素振りもうかがえましたが、馬群の中で我慢させながらの追走。若干外めに進路を切り替え、3・4コーナーで進出を開始し、好位2列めで、前を射程圏に入れて直線を向きました。さらに外へ持ち出し、徐々に勢いをつけて追われます。開幕日最初の芝のレースで、前が止まらないかとも映りましたが、残り100mを過ぎてからグイグイと伸びて、内で粘るライバルを捉えました。最後は交わしきって、先頭でゴールしています。

日々の練習の甲斐もあり、スタートも上々でした。道中はレースの流れに乗り、直線ではしっかりと末脚を発揮。デビュー戦から続いた惜敗にピリオドを打ちました。着実に力をつけているとはいえ、ゲートも含め、まだまだ克服すべき課題はあるといえます。それらの課題が解消されることで、今後さらにいいパフォーマンスを見せてくれることでしょう。今後もさらなる高みを目指していく本馬へ、皆さまからの温かなご声援を、よろしくお願い申しあげます。

2023年度募集では、本馬と同じ社台ファーム提供の1歳馬を引き続き募集中です。
No.10 コムの22(メス、父ブリックスアンドモルタル、1口100万円、美浦・鹿戸雄一厩舎予定)
No.25 アークロイヤルの22(牡、父アドマイヤマーズ、1口45万円、美浦・武井亮厩舎予定)
2023年度募集馬リスト
ぜひご検討いただき、皆さまからのお申込みをお待ちしております。

2023年09月04日

ラッジオが鮮やかに逃げ切り勝ち!

ラッジオ(メス3歳、父ハービンジャー、母イリュミナンス)が9月2日(土)新潟・芝1600m戦にて、果敢に先手を主張し、そのまま逃げ切って2勝目を挙げました。

レースでは、そこまで速くないスタートも、外からスーッと位置を上げました。1ハロンを過ぎてから、結局はハナにまで立つ形に。2番手と2馬身ほどの差をつけて、向正面から3・4コーナーと、マイペースで引っ張りました。直線に向いて以降も余力は十分で、内回りとの合流地点あたりで追い出し。2番手で進めていたライバルが差を詰めんとしますが、本馬も粘り腰をしっかりと披露。ゴール直前では差してきたもう1頭が強襲してきたものの、きっちり振り切りました。

デビュー戦を見事に勝利で飾り、2戦目も崩れることなく掲示板内を確保しました。しっかりとリフレッシュを図ったのち、今回のレースへ臨みます。まだ3戦目とキャリアは浅いものの、堂々としたレースぶりを披露、見事に2勝目を挙げました。今後もさらなる飛躍を期す本馬へ、引き続き温かなご声援をよろしくお願い申しあげます。


2023年度募集では、本馬と同じ白老ファーム提供の1歳馬を募集中です。
No.9 キャットコインの22(牡、父レイデオロ、1口125万円、美浦・宮田敬介厩舎予定)
No.68 クオウトの22(メス、父Maximum Security、1口45万円、栗東・吉村圭司厩舎予定)
2023年度募集馬リスト
ぜひご検討いただき、皆さまからのお申込みをお待ちしております。

2023年08月28日

アートフォームが2戦目で勝ち上がり!

アートフォーム(メス2歳、父シュヴァルグラン、母ラテアート)が8月27日(日)小倉・芝1200m戦にて、好位からレースを進めると、そのまま押し切って見事に白星を飾りました。

レースでは、スタートでやや遅れたものの、行き脚はついて徐々に前のポジションへ。道中はインの5・6番手を追走。先団の一角で4コーナーをカーブして、直線で抜け出しを図ります。外から締められ、進路が狭くなっていましたが、残り200mあたりで、こじあけるようにして脚を伸ばします。ラスト100m付近で先頭に立つと、そこからは危なげなく押し切って1着でゴールを駆け抜けました。

デビュー戦では、いきなり2着と能力の高さを見せていた本馬。一度、放牧を挟んでリフレッシュを図ったのち、2戦目へと臨みます。最後の直線では、臆することなく、わずかなスペースへ攻めていく気持ちの強さを見せ、見事に初勝利をつかみ取りました。さらにキャリアを重ねながらステップアップを目指す本馬へ、皆さまからの温かなご声援を引き続きよろしくお願い申しあげます。

2023年度募集では、本馬と同じノーザンファーム提供の1歳馬を募集中です。
No.15 ラファダリの22(メス、父リアルスティール、1口70万円、美浦・池上昌和厩舎予定)
No.24 クイックリトルミスの22(牡、父アドマイヤマーズ、1口70万円、美浦・宗像義忠厩舎予定)
No.49 ブリガアルタの22(メス、父ルーラーシップ、1口60万円、栗東・坂口智康厩舎予定)
2023年度募集馬リスト
ぜひご検討いただき、皆さまからのお申込みをお待ちしております。

2023年08月20日

ウールデュボヌールが接戦を制して新馬勝ち!

ウールデュボヌール(牡2歳、父キタサンブラック、母サンクボヌール)が8月20日(日)札幌・芝2000m戦にて、直線での競り合いを制して、デビュー勝ちを収めました。

レースでは、まずまずのスタートを切り、気合をつけました。そのまま上がっていくと、ハナへ立つ形に。1コーナーの入口で、やや怪しい挙動を見せますが、きっちりと立て直しました。2番手と1馬身ちょっとの差で2コーナーを回り、向正面へ。促しつつの追走といった感じで、バックストレッチ中ほどでは、ペースアップを図ったライバルに交わされて2番手に。1000mを通過してからはもう1頭にも抜かされますが、その後はすぐさま抵抗して、3コーナーで2番手を取り返します。本馬を含め3頭が横並びといった隊列で4コーナーをカーブ。直線では鞍上の叱咤に応え、脚を伸ばしました。激しい叩き合いとなり、ラスト100m以降は1番人気の馬と一騎討ちの様相に。最後まで根性比べが続くなか、本馬がアタマ差抜けてゴールを駆け抜けました。

一度は6月のデビューが視野に入っていたものの、さらなる良化を促してから初陣を目指すことに。追分Fリリーバレーで乗り込みを重ねた結果、帰厩後は心身とも着実な成長がうかがえました。まだまだ伸びしろを残すなかでも、最後はしっかりと勝ち切って、見事に2歳新馬勝ちを決めています。次走は重賞への挑戦も視野に入る本馬へ、引き続き皆さまからの温かなご声援をよろしくお願い申しあげます。


2023年度募集では、本馬と同じ白老ファーム生産馬を募集中です。
No.9 キャットコインの22(牡、父レイデオロ、1口125万円、美浦・宮田敬介厩舎予定)
No.21 レディシャツィの22(牡、父ニューイヤーズデイ、1口65万円、美浦・加藤征弘厩舎予定)
No.30 ビートリックスキッドの22(メス、父サトノアラジン、1口40万円、美浦・上原佑紀厩舎予定)
No.68 クオウトの22(メス、父Maximum Security、1口45万円、栗東・吉村圭司厩舎予定)
2023年度募集馬リスト
ぜひご検討いただき、皆さまからのお申込みをお待ちしております。

2023年08月19日

メインクーンが上がり最速の末脚で差し切り、2勝目をマーク!

メインクーン(メス3歳、父ハーツクライ、母イマーキュレイトキャット)が、8月19日(土)新潟・芝1800m(牝馬限定戦)で、鋭い決め手を発揮し、デビュー戦以来の2勝目を挙げています。

1番人気に支持されたレースでは、しっかりとスタートを決めると、軽く促しつつも、中団で折り合いに専念する形で進めました。道中は後方4・5番手をじっくりと追走。そのまま3・4コーナーをカーブし、良好な手応えで直線を向きました。馬群の間隙を突くかとも思われましたが、気合をつけつつ徐々に外めに誘導。横一線の上位争いが繰り広げられるなか、その少し後ろの位置から脚を伸ばしました。2番人気馬を含めたライバルが先に抜け出しましたが、それを外から強襲。一完歩ずつジワジワと差を詰めると、ゴール前でグイッとひと伸び。ライバルたちを交わしきり、見事に先頭でゴールを駆け抜けました。

2歳でデビュー勝ちを飾ったように、高い能力がありながらも、その力を存分に発揮し切れないようなレースが続きました。しかし、無理せず、心身の成長を促しながらキャリアを重ねてきたことで、ここ2戦は安定したレースぶりを見せてくれています。今後も着実にステップアップを重ねる本馬へ、皆さまからの温かなご声援を、よろしくお願い申しあげます。

2023年度募集では、本馬と同じ社台ファーム生産の牝馬を募集中です。
No.10 コムの22(メス、父ブリックスアンドモルタル、1口100万円、美浦・鹿戸雄一厩舎予定)
2023年度募集馬リスト
ぜひご検討いただき、皆さまからのお申込みをお待ちしております。

2023年08月19日

フォーディアライフがダート替わりで初白星!

フォーディアライフ(牡2歳、父ドレフォン、母ディアマイダーリン)が8月19日(土)札幌・ダート1700m戦にて、内枠からハナを奪うと、そのまま逃げ切って初勝利を挙げました。

レースでは、スタートをうまく決めて、ハナに立ちました。コーナーワークで先頭を守り、2番手に1馬身の差をつけて向正面へ。自らのペースで競馬を進めたものの、3コーナー手前で外から2頭が迫ってきます。それでも先頭は譲らず、2番手の馬と半馬身ほどの差で4コーナーをカーブ。直線に入ると、ジョッキーが入れたムチに応えて、後続を突き放します。最後は外2頭の強襲に遭いましたが、見事にアタマ差しのぎきりました。

函館でのデビュー戦から安定した走りは見せるも、もうひと押しというレースが続いていた本馬。今回はダート戦に矛先を向けると、ゴールまで力強く脚を伸ばし、後続の追撃を振り切りました。早くも4戦を消化しましたが、まだまだ成長の余地は十分です。さらにキャリアを重ねながらステップアップを目指す本馬へ、皆さまからの温かなご声援を引き続きよろしくお願い申しあげます。


2023年度募集では、本馬と同じ追分ファーム提供の牡馬を募集中です。
No.21 レディシャツィの22(牡、父ニューイヤーズデイ、1口65万円、美浦・加藤征弘厩舎予定)
No.33 ゴールディーエスポニーの22(牡、父エピファネイア、1口120万円、栗東・辻野泰之厩舎予定)
2023年度募集馬リスト
ぜひご検討いただき、皆さまからのお申込みをお待ちしております。

2023年08月07日

トゥルブレンツが待望の初勝利!

トゥルブレンツ(メス3歳、父サトノダイヤモンド、母トラウム)が8月6日(日)札幌・芝2000m戦にて、鞍上の好リードもあり、初勝利を掴み取りました

レースでは、やや内にモタれ加減のスタートでしたが、すぐに体勢を整えて、先行していきます。道中は5・6番手を追走。3コーナーあたりから全体のペースが速くなったものの、ほぼ馬なりで対応し、好位2列目で4コーナーをカーブしました。前がズラッと並んでいるかに映りましたが、最内にできたわずかなスペースを狙って抜け出しを図ります。鞍上の檄にしっかりと応え、脚を伸ばして内ラチ沿いから、前を交わして先頭へ。1馬身ほどのリードをとると、後続も追いすがってきたものの、脚色は最後まで衰えず、きっちりと振り切って1着でゴールを駆け抜けました。

ここ2戦は続けて3着と、初勝利まであと一歩のレースが続いていた本馬。短期放牧を挟んでの1戦となりましたが、夏場でもコンディションを落とすことなく、見事に勝ち上がりを決めました。1つずつステップアップを重ねていく本馬に、引き続き温かなご声援をよろしくお願い申しあげます。


2023年度募集では、本馬と同じ追分ファーム生産の1歳牝馬を募集中です。
No.11 ロフティーエイムの22(メス、父マインドユアビスケッツ、1口60万円、美浦・久保田貴士厩舎予定)
No.35 ディヴィナプレシオーサの22(メス、父エピファネイア、1口100万円、栗東・武幸四郎厩舎予定)
2023年度募集馬リスト
ぜひご検討いただき、皆さまからのお申込みをお待ちしております。

2023年07月31日

カラフルキューブがきっちりと差し切り、オープン入り!

カラフルキューブ(メス4歳、父ドレフォン、母カラフルデイズ)が7月30日(日)札幌・ポプラS(ダ1700m)にて、中団から徐々にポジションを押し上げ、ゴール前で粘り込みを図るライバルをきっちりと差し切りました。

レースでは、まずまずのスタートを決めると、無理せず馬なりで、後方3番手から進めました。向正面に入り、捲り気味に進出する馬もいましたが、それに動じることなくじっくりと運びました。勝負どころから鞍上のゴーサインが出ると、外めから一気にポジションを押し上げていき、3・4コーナーをカーブ。鞍上が懸命に左ステッキを入れながら、中団で直線を向きました。その後もまだ余力はあり、外から力強く脚を伸ばすと、内のライバルを徐々に交わしていきました。ゴール前では2番人気のライバルが懸命に粘りましたが、一完歩ずつその差を詰め、待望の4勝目を挙げました。

3勝クラスへ昇級後も、4戦全てで掲示板を外さない安定感を示していた本馬。札幌・ダート1700mは、1勝クラス突破を決めたほか、昇級緒戦でもいきなり2着と、相性の良さを見せていた舞台でした。道中はじっくりと脚を溜め、早めにスパートを開始すると最後までしっかりと末脚を伸ばしました。長く良い脚を使い、ゴール前できっちりと差し切った内容からは、重賞の舞台でも活躍が期待されます。さらなる飛躍を期す本馬へ、引き続き温かなご声援をよろしくお願い申しあげます。


2023年度募集では、本馬と同じ白老ファーム提供の1歳馬を募集中です。
No.9 キャットコインの22(牡、父レイデオロ、1口125万円、美浦・宮田敬介厩舎予定)
No.68 クオウトの22(メス、父Maximum Security、1口45万円、栗東・吉村圭司厩舎予定)
2023年度募集馬リスト
ぜひご検討いただき、皆さまからのお申込みをお待ちしております。

2023年07月24日

ロフティーイデアルが札幌の地で初勝利!

ロフティーイデアル(メス3歳、父サトノクラウン、母ロフティーエイム)が7月23日(日)札幌・ダート1700m戦にて、中団から徐々にポジションを押し上げ、待望の初勝利を挙げています。

レースでは、ゲート内でうるさい仕草を見せて、やや遅れ気味のスタートから躓く格好を見せました。体勢を立て直して、6・7番手の内で1コーナーへと向かいます。そのままのポジションで向正面へ。単独6番手に上がり、3コーナーに突入しました。さらに外から進出し、3・4コーナー中間では4番手に。直線入り口では2番手に並びかけました。手応えは十分で、残り200m地点を過ぎたところで内2頭を交わして先頭へと躍り出ます。突き放すことはできなかったものの、リードを保ったままゴールを駆け抜けました。

ここ最近は掲示板を外すことはないものの、なかなか勝ちきれないレースが続いていた本馬。今回は札幌へと舞台を移し、今度こそはとレースに臨みました。中団から徐々に進出を開始し、先頭に立ってからも手応えは劣ることなく、堂々の内容で初勝利を挙げています。今後も着々とステップアップを重ねていく本馬に、引き続き温かなご声援をよろしくお願い申しあげます。


2023年度募集では、本馬と同じ母ロフティーエイムの半妹を募集中です。
No.11 ロフティーエイムの22(メス、父マインドユアビスケッツ、1口60万円、美浦・久保田貴士厩舎予定)
2023年度募集馬リスト
ぜひご検討いただき、皆さまからのお申込みをお待ちしております。

2023年06月12日

カトルショセットがデビュー以来の函館の地で2勝目!

カトルショセット(メス5歳、父ハーツクライ、母フォーシンズ)が、6月10日(土)函館・芝2000m戦で、好位追走から、見事に差し切り勝ちを収めました。

レースでは、五分のスタートを決め、馬なりで先行争いを繰り広げる4頭を見ながら、前半は5番手を進みます。向正面に入ると、その先行馬との差が縮まり、好位馬群の中で流れに乗っていきました。手応え十分に4コーナーをカーブ。直線、少し外めにできたスペースを狙って追い出すと、しっかりと反応して脚を伸ばします。残り200mでは前で追い比べを演じる2頭の後ろの3番手。そこからさらに迫っていって、ラスト50mあたりで捉えると、力強く交わしきって先頭に立ちました。最後は十分なリードをとって1着でゴールを駆け抜けました。

初勝利を挙げて以降、好走実績はあるものの、勝ちきるまでには至らず、歯がゆい結果が続いていた本馬。今回はデビュー戦以来となる函館競馬場でのレースとなりました。直線では鋭い末脚を発揮すると、そのまま差し切り、待望の2勝目を飾りました。今後もさらなる活躍を期す本馬へ、引き続き温かなご声援をよろしくお願い申しあげます。

2023年06月12日

ゴンバデカーブースが鮮やかに新馬勝ち!

ゴンバデカーブース(牡2歳、父ブリックスアンドモルタル、母アッフィラート)が、6月10日(土)東京・芝1600m戦で、最後まで先頭を譲らず、鮮やかにデビュー勝ちを収めました。

レースでは、スタートをキッチリと決めると、ニの脚もしっかりとつきました。1頭抜け出すような形となるも、他馬の出方を伺いつつ、先頭に立っていきました。レースの主導権を握り、リズムを整えながら馬群を引っ張り、3コーナーへ。手応え良くコーナーをカーブすると、軽く気合をつけ、先頭のまま直線へと向きました。後続の目立った追撃はなく、終始先頭をキープ。鞍上が徐々に追い出し始めると、ジワジワと伸び続け、後続とのセーフティーリードを保ちました。ゴール前では外からのライバルの伸びも目立ちましたが、全く問題とせず、そのまま押し切り、嬉しい新馬勝ちを果たしています。

順調な育成過程を経て、早期デビューを目標にここまで順調に調整を重ねた本馬。調教の動きも良好で、上位人気に推されての初戦となりましたが、終わってみれば、堂々の内容で初陣を飾り、新種牡馬の父の名声を高める結果となりました。今後の成長がますます楽しみとなった本馬へ、引き続き温かいご声援をよろしくお願い申しあげます。

2023年06月05日

コレクテイニアが待望の初勝利!

コレクテイニア(牡3歳、父Collected、母ダンスウィズキトゥン)が、6月3日(土)東京・ダート1600m戦で、直線で長く良い末脚を発揮して、待望の初勝利を挙げました。

1番人気に支持されたレースでは、しっかりとスタートを決めると、序盤は無理せず運びました。ジワっとポジションを上げるような形で、4番手の一線で流れに乗って3コーナーへ。内めに進路を取り、ロスなくカーブしていくと、4番手のポジションで直線へと向きました。進路を探しながら手応え良く進み、逃げ馬と2番手の馬の間に持ち出して脚を伸ばしました。残り200m過ぎでしっかりと抜け出して先頭に立つと、ゴールまで力強い伸びを披露。後方から末脚を使ったライバルも振り切り、1着でゴールを駆け抜けました。

前走は惜しくも2着と、あと一歩のところまで来ていた本馬。今回こそは勝利をと臨んだレースでした。課題であったスタートを難なく決めると、最後の直線ではしっかりと末脚を伸ばし、きっちりと差し切り勝ちを収めています。着差以上の強さをみせ、今後のさらなる活躍が期待される本馬へ、引き続き温かなご声援をよろしくお願い申しあげます。

2023年05月22日

ブリングトゥライフが特別戦2勝目を挙げる!

ブリングトゥライフ(メス5歳、父ハービンジャー、母アニマトゥール)が、5月20日(土)新潟・二王子特別(芝2000m)で、直線内から抜け出すと、後続の追撃を最後までしのぎ切り、見事に勝利を収めました。

レースでは、まずまずのスタートからしっかりと促していき、位置をとりにいきました。なんとか行き脚をつけて、道中は中団6・7番手を追走し、外回りの3コーナーへ。馬群の内めでロスなくカーブしていき、直線に向くと、内を突いて、脚を伸ばしました。鞍上の叱咤に応えて、しっかりと反応すると、ほどなくして先頭に躍り出ました。徐々に馬場の外めに誘導しながら進み、内・外にフラつきながらも脚を伸ばしました。しぶとく伸び続け、先頭をキープ。外からライバルが迫りましたが、最後まで交わされるような感じはなく、そのまま半馬身振り切って1着でゴールしています。

近走はなかなか思うような結果を出せてなかった本馬。初勝利を挙げた新潟コースで、再び勝利の喜びをとレースに臨みました。単勝オッズで11番人気と低評価に甘んじましたが、道中はしっかりと馬群のなかで脚を溜め、直線で早め先頭からそのまま押し切る素晴らしい内容で勝利。待望の2勝目、1勝クラス突破を決めています。
今後もさらなる活躍を期す本馬へ、引き続き温かなご声援をよろしくお願い申しあげます。

2023年05月15日

アコークローが追い比べを制して2勝目!

アコークロー(メス4歳、父フェノーメノ、母ヌチバナ)が、5月14日(日)東京・ダート2100m戦で、先に抜け出したライバルを捕らえ、見事に差し切り勝ちを収めました。

レースでは、まずまずのスタートを切ったあと、押して前に。5番手で最初のコーナーを迎え、そのままじっくりと回りました。道中は大きく動かず、ピッタリと折り合いながらの追走。勝負どころに差しかかり、3・4コーナーの中間あたりから鞍上の手が動き始めました。直線に向き、少し外めに進路を確保すると、叱咤に応えて脚をしっかりと伸ばします。もう1頭の人気馬と並ぶ形で前に迫って、ゴール前の数10メートルで逃げ馬を抜き去り、併せていたライバルもクビ差振り切ってゴールを駆け抜けました。

初勝利を挙げて以降、1勝クラスでも2着2回と突破するだけの実力を見せていた本馬。前走後は一旦放牧を挟み、東京・ダート2100m戦へと照準をあわせて調整が進められました。中間の状態・動きも良好で、1番人気に推されたレースでは、最後の直線では外のライバルと長い間追い比べとなりましたが、持ち前の勝負根性を活かし、見事に勝利を収めました。今後もさらなる活躍を期す本馬へ、引き続き温かなご声援をよろしくお願い申しあげます。

2023年05月15日

クラウドセイルが鮮やかに逃げ切り初勝利!

クラウドセイル(牡3歳、父シルバーステート、母クリッパールート)が、5月14日(日)東京・芝2000m戦で、好スタートから先頭を譲らず、待望の初勝利を挙げました。

レースでは、スタートをきっちり決めると先手を主張します。内枠からハナに立ち、後続を引っ張る展開に。道中は2番手のライバルに半馬身から1馬身の差をつけて、そのまま3コーナーに突入。前半1000mは1分5秒台というスローペースで、4コーナーをカーブしました。直線に入っても先頭を譲らず、残り400m付近で左ムチを入れて、逃げ切り態勢に。いったんは後続を突き放しましたが、ゴール手前で外から2頭に迫られました。しかし、見事にしのいで、うれしい初勝利をマークしています。

前走後はリフレッシュ放牧を挟んで英気を養いました。栗東TCへ帰厩後も、コンディションは良好で、速め調教1本目から良い動きを見せています。
これまでは後方で脚を溜める競馬が中心だったのものの、今回は積極策でのレースとなりました。しかし、終わってみれば最後まで先頭を譲ることなく、堂々の内容で逃げ切り勝ちを収めています。今後もさらなる活躍を期す本馬へ、引き続き温かなご声援をよろしくお願い申しあげます。

2023年05月15日

クールミラボーが豪快に差し切り、2勝目!

クールミラボー(牡3歳、父ドレフォン、母サンソヴール)が、5月13日(土)東京・ダート2100m戦で、最後までしぶとく伸び脚を発揮し、待望の2勝目を挙げています。

レースでは、スタートでやや遅れて、二の脚もつかず、前からは離された後方3番手で1コーナーへ。12・13番手で2コーナーをカーブし、向正面へと入ります。中団馬群の後ろにつけて、残り1000mを通過。3コーナーに差しかかり、勝負どころでは外からポジションを押し上げていきました。4コーナーはかなり外めをまわり、中団後ろの11番手付近で直線へ。残り400mの手前で右ムチを入れて、いざ追い上げを開始します。期待通りの伸び脚で、内のライバルを次々に交わして、残り200mでは2番手グループまで浮上。4番人気馬がしぶとく粘りましたが、ゴール直前で見事に差し切りました。

きさらぎ賞(G3)でも3着に来るなど、素質の高さを見せていた本馬。今回は自己条件に戻っての一戦となりました。1番人気で迎えたレースでは、最後の直線で後方から猛然と追い込んでくると、粘り込みを図るライバルもきっちりと捕らえて、待望の2勝目を飾りました。今後のさらなる活躍が期待される本馬へ、引き続き温かなご声援をよろしくお願い申しあげます。

2023年05月15日

パスカリが1番人気に応えて初勝利!

パスカリ(メス3歳、父エピファネイア、母イングリッド)が、5月13日(土)新潟・ダート1800m戦で、好スタートからそのまま押し切り、待望の初勝利を挙げました。

レースでは、好スタートを決めると、最内からスッと先手をとりました。1馬身ほどのリードで運び、ピタリとマークはされていたものの、道中でもそれほど競りかけられず、スムーズに進めることができました。3・4コーナーもリズム良く運びます。直線を向いて、2番手のライバルが並び掛けようとしてきますが、こちらもしっかりと反応して脚を伸ばしていきました。最後まで勢いが鈍ることはなく、半馬身から1馬身ほどの差を詰めさせないまま、見事に先頭でゴールを駆け抜けました。1番人気に応えて、鮮やかな逃げ切っています。

これまで、勝利まであと一歩のレースが続いていたものの、芝・ダート問わず、全て5着以内と安定感を見せていた本馬。今回は初めての新潟戦となりましたが、これまでの実績も評価され、単勝1番人気に推されました。レースでは好スタートを決めると、最後まで他馬に並びかけられることなく、着差以上に強さを感じさせる内容で初勝利を挙げています。今後もさらなる活躍を期す本馬へ、引き続き温かなご声援をよろしくお願い申しあげます。

2023年05月08日

スキャッターシードが休み明けも苦にせず2勝目!

スキャッターシード(メス5歳、父Uncle Mo、母スキャットレディビーダンシング)が、5月7日(日)新潟・ダート1200m戦で、直線で豪快に差し切って、嬉しい2勝目を飾りました。

レースでは、外枠からまずまずのスタートを決めると、促しつつも、内の馬の出方を見ながら進めました。道中は先団馬群のやや後ろから中団のポジションを追走。そのまま3コーナーに向かうと、目立って位置を押し上げるわけではなかったものの、手応え良く外を回り、最終コーナーもカーブしていきました。中団6番手あたりで直線を向くと、しっかりと反応し、内の馬を交わしにかかりました。残り100mまでは4番手でしたが、そこからも一完歩ずつ力強く伸び、粘るライバルをキッチリと捕えて1着でゴールを駆け抜けました。

初勝利以降も1勝クラスで2着3回と十分な素質を見せていた本馬。前走後は脚元に張りが見られたことから、じっくりと態勢を整えました。今回は復帰緒戦となりましたが、終わってみれば豪快な伸び脚を発揮し、完勝といえる内容で見事に1勝クラス突破を決めています。今後もさらなる活躍を期す本馬へ、引き続き温かなご声援をよろしくお願い申しあげます。

2023年05月08日

モネータドーロがロングスパートで差し切って2勝目!

モネータドーロ(牡4歳、父ハーツクライ、母ペイトンドーロ)が、5月7日(日)新潟・ダート1800m戦で、最後までしぶとく伸び脚を発揮し、待望の2勝目を挙げています。

レースでは、スタートを決め、鞍上のステッキが入りながら序盤は進めましたが、行き脚がひと息で後方からとなりました。後方3番手で1コーナーをカーブ。少頭数ながら馬群は縦長となると、向正面からジワジワと進出し、5番手へ。3コーナーあたりから内を進むライバルがバテ始めると、鞍上の叱咤に応えながら、それらを交わして3番手に浮上。先頭を射程にとらえた位置で、勢いよく直線へと向きました。そこからは前で粘るライバルとの併せ馬となりました。懸命に脚を伸ばし、残り100mからは逃げ馬と一騎打ちの様相に。ゴール前まで競り合いは続くも、最後は3/4馬身交わし切って1着でゴールを駆け抜けました。

ダート戦へ挑戦後は2着1回、3着1回と新たな可能性を見出していた本馬。今回こそは勝利をと臨んだ1戦でしたが、最終オッズでは単勝1番人気に推されます。向正面の中ほどから、長く脚を使う競馬となったものの、最後まで脚色は衰えることはなく、人気に応えて待望の2勝目を挙げています。今後もさらなる活躍を期す本馬へ、引き続き温かなご声援をお願い申しあげます。

2023年05月08日

アレンテージョが1番人気に応えて初勝利!

アレンテージョ(牡3歳、父フェノーメノ、母アルアマーナ)が、5月6日(土)京都・芝1800m戦で、ライバルの猛追をしのぎきり、待望の初勝利を挙げています。

レースでは、五分のスタートを決め、馬なりで好位につけました。道中は5番手で進みます。3コーナーの坂の下りでスッと外に出し、徐々に勢いに乗って4コーナーをカーブ。3番手で直線を向き、鞍上がステッキを入れると、しっかりと反応して伸びました。一気に先頭に立つと、そのままリードを広げます。残り100m切って、外からライバルがグングンと迫ってきますが、最後はアタマ差前に出た状態でゴールを駆け抜けました。

これまで4戦全てで5着以内の着順と、抜群の安定感を示していた本馬。前走後も状態は良好で、在厩のまま調整が行われました。単勝オッズ1.7倍の圧倒的1番人気に支持された今回のレースでは、最後はライバルに迫られたものの、しっかりと振り切っています。父フェノーメノが輝かしい功績をあげた京都の舞台で、見事に初勝利を飾りました。今後も着々とステップアップを重ねていく本馬に、引き続き温かなご声援をよろしくお願い申しあげます。

2023年05月01日

ディクテオンが豪快に差し切り、リステッド勝ち!

ディクテオン(セン5歳、父キングカメハメハ、母メーデイア)が4月30日(日)東京・ブリリアントS(L・ダート2100m・ハンデ)にて、ライバルとの追い比べを制し、嬉しいリステッド勝ちを挙げています。

レースでは、五分のスタートを切りましたが、控えて後方から進めます。後方2番手のポジションで、前半はそのまま脚をためながらの追走。残り1000mを過ぎて3コーナーからジワッと促し、勢いに乗って4コーナーをカーブ。直線、大外から追われると、力強く脚を伸ばして、前を交わしていきます。残り200mではさらにグンと加速して、先頭に立ちました。ラストは内めの馬群を縫ってきたライバルに差を詰められたものの、こちらの脚色も衰えず、追い比べを制して、見事に1着でゴールを駆け抜けました。

一度放牧を挟み、心身のリフレッシュを図ったのち、帰厩後はこれまで4戦で2勝、3着2回と好相性の東京・ダート2100m戦に向けて調整が行われました。レース前の単勝オッズでは4番人気に甘んじたものの、終わってみれば豪快に差し切っての圧勝で、待望のリステッド勝ちを挙げています。5歳の冬にG1制覇を果たした母メーデイアさながらに、年齢を重ねるごとに輝きを増す本馬へ、引き続き温かなご声援をよろしくお願い申しあげます。

2023年05月01日

パワフルボンドが嬉しい初勝利を飾る!

パワフルボンド(牡3歳、父キズナ、母ヨナグッチ)が4月30日(日)東京・ダート2100m戦にて、ゴール前の激しい叩き合いを制し、待望の初勝利を挙げています。

レースでは、スタートはゆっくりで、促すも後方から。テンはじっくりと後方集団で運び、向正面で外に出せるスペースができると、捲り気味にポジションを押し上げていきます。3コーナーでは3番手まで進出。前の2頭に並んで4コーナーをカーブ。直線を向いても、手応えは残っており、そのまま先頭をうかがう勢いでした。外からライバルが馬体を併せてくると、一緒に伸びていきます。1頭は競り落としたかと思われましたが、さらにもう1頭が外から差してきて追いすがってきました。最後は2頭の叩きあいになり、頭の上げ下げを繰り広げるところでゴールとなりましたが、見事にハナ差を制しました。

今年1月のデビュー戦では、いきなり2着と確かな素質を見せていた本馬。2戦目は不良馬場の影響もあってか、思うような結果とならなかったものの、次こそは勝利をと中1週でレースに臨みました。道中も決して楽な展開ではありませんでしたが、ゴール前での競り合いにもひるむことなく、接戦を制して、大きな価値のある勝利を挙げました。今後も着々とステップアップを重ねていく本馬に、引き続き温かなご声援をよろしくお願い申しあげます。

2023年04月23日

インヴァリアンスがゴール前の大激戦を制し、通算3勝目!

インヴァリアンス(牡5歳、父ハーツクライ、母タマユラ)が4月22日(土)東京・ダート1400m戦にて、早め先頭から、後続の追撃を振り切り、通算3勝目を挙げています。

レースでは、五分のスタートを切り、適度に気合をつけるくらいで中団へ。その後は縦長となった隊列の8番手で進めました。外めを通って、先団にジワジワと迫りながら3・4コーナーをカーブ。いい手応えで直線に向くと、軽く促しただけでも脚を伸ばし、残り300mあたりで先頭に立ちました。その後も勢いは衰えませんでしたが、差し馬が急襲。ゴール前の数10mは火が出るような叩き合いとなりました。しかし、最後まで前を譲ることはなく、大接戦を見事に制しきりました。

1勝クラス卒業までには10戦を要したものの、昨年10月に2勝クラスに昇級してからは、3戦目で勝利を収めました。徐々に馬体が充実するなど、ここに来ての着実な成長ぶりが、結果にも繋がっていると言えるでしょう。勢いをそのままに、さらなる高みを目指していく本馬に向けて、引き続き皆さまからの温かなご声援をよろしくお願い申しあげます。

2023年04月17日

スクーバーが接戦を制し、待望の2勝目をマーク!

スクーバー(牡3歳、父ヘニーヒューズ、母ソロダンサー)が、4月16日(日)中山・ダート1200m戦で、ゴール前の激戦を制し、2勝目を挙げています。

1番人気に支持されたレースでは、スタートで痛恨の出遅れを喫します。二の脚はついて、中団後方のポジションで芝からダートコースへ。首を上げながら9番手追走となりましたが、内からさらに位置を押し上げ、7番手で3コーナーへと差しかかりました。5番手グループで4コーナーをカーブ。直線では前5頭の外へと出して、いざ追い始めました。ライバルを一気に交わして、残り100m付近で先頭に躍り出ると、最後は外から2番人気に迫られたものの、ジョッキーが懸命にムチを入れて、その叱咤に応える形で先頭を守ってゴールしています。

圧巻の7馬身差のレコード勝ちで初勝利を挙げて以降は、強敵相手に善戦を続けてきましたが、勝利まではあと一歩届きませんでした。スタートで出遅れてしまったものの、鞍上の巧みなリカバーもあり、惜敗続きにピリオドを打っています。今後も着々とステップアップを重ねていく本馬に、引き続き温かなご声援をよろしくお願い申しあげます。

2023年04月13日

ルーリングが移籍初戦を勝利で飾る!

ルーリング(牡5歳、父ルーラーシップ、母リープオブフェイス)が4月10日(月)船橋・ジルコンダッシュ(ダート1000m)にて、直線で鋭く伸びて、移籍後初勝利、通算3勝目を挙げました。

レースでは、スタートこそ普通だったものの、二の脚がつかず後退。後方2番手で、気合をつけながら追走しました。手応えよく勝負どころを迎えると、3コーナーでは4番手に進出。鞍上のアクションが大きくなって4コーナーを回り、直線に向きました。逃げ馬ともう1頭の人気馬が押し切りを図るなか、本馬も猛追。その2頭を射程圏内に入れて、残り100mで悠々と先頭に立ちました。その後は差を広げる一方で、最後は3馬身のリードを保ってゴールしています。

2月19日の小倉戦以降、本馬の適性や出走にかかわる様々な状況を加味して、地方・船橋競馬への移籍を決定。3月中旬に入厩し、新たな環境に戸惑うこともなく、転入緒戦に向けて、順調に調整が行われました。迎えたレースでは、3コーナーから長く脚を使う展開となりながらも、最後まで脚色は衰えることなく、2着以下を引き離しての完勝といえる内容でした。新天地でさらなる飛躍を誓う本馬へ、引き続き温かいご声援をよろしくお願い申しあげます。

2023年03月22日

ルコルセールが好位追走から押し切って、OP勝ち!

ルコルセール(牡5歳、父ロードカナロア、母ラバヤデール)が3月19日(日)中京・名古屋城S(OP・ダート1800m)にて、オープン特別勝ちを収めました。

レースでは、スタートをきっちりと決めて、押していくとスムーズに先行。他馬も競りかけてくるなか、2番手に収まってホームストレッチを通過しました。先頭を1馬身後ろで見ながら最初のコーナーを回り、向正面へ。逃げ馬がリードを広げにかかり、一旦は差が3馬身近くまで広がりました。それでも焦らず、自分のリズムを保っての追走で、3コーナーを迎えるまでの間でジワジワと詰め寄る格好に。勝負どころは前に並びかけてカーブし、先頭に立って直線に向きました。粘り込みを図らんとするところ、残り200mまでは勢いが鈍ったように映りました。しかし、それ以降は再度盛り返し、内から伸びてきたライバルと併せ馬の様相に。前を譲ることなく走りきり、追撃をクビ差しのいでゴールを駆け抜けました。

名牝ニキーヤの血統を受け継ぐ本馬は、今回の勝利を含む全5勝をダート戦でマークしています。スムーズに運ぶことができれば、重賞の舞台でも勝負になる実力を持っているだけに、今後も要注目な一頭です。引き続き、本馬への温かいご声援をなにとぞよろしくお願い申しあげます。

2023年03月13日

オブジェダートが直線で抜け出して待望の3勝目!

オブジェダート(牡4歳、父オルフェーヴル、母サザンフェアリー)が3月11日(土)阪神・ダート2000m戦にて、好位追走から直線で抜け出して見事に勝利を挙げました。

レースでは、ほぼ五分のスタートを切ったものの、思ったほど行き脚がつかず、先行争いのなかで外の馬に被せられると、無理せず控えて、好位の外から運びました。道中は4番手あたりをリズム良く追走。手応え十分に進み、4コーナーから前にジワッと並び掛けていきます。ステッキも入れて追われると、直線を向いて3番手からしっかりと脚を伸ばし抜け出します。先頭に立ってからも脚色は衰えず、そのまま押し切って、1着でゴールを駆け抜けました。

初めての2勝クラス戦、また休み明けとなった前走でもいきなり2着と、このクラスでも十分に通用する素質を見せていた本馬。次こそ勝利をと、3戦続けて阪神・ダート2000m戦への挑戦となりました。終わってみれば、危なげない好内容で通算3勝目を挙げています。今後もさらなる飛躍を誓う本馬へ、引き続き温かいご声援をよろしくお願い申しあげます。

2023年02月26日

ゼーゲンが長距離戦で真価を発揮し、通算4勝目!

ゼーゲン(牡8歳、父ディープインパクト、母ソベラニア)が2月26日(日)阪神・松籟S(芝3000m)にて、直線で外から一気に差し切り、久々の勝利を挙げました。

レースでは、ややゆったりとしたスタート。しかし焦らず構え、後方2~3番手を並走状態で進める形に。最初のコーナーで単独の後方3番手となり、1度目のホームストレッチはじっくりと追走しました。1コーナーではまだ動きませんでしたが、2コーナーの出口あたりから一気に進出。7番手まで上がったところで収まりました。その後はポジションをもう1つ上げて勝負どころを迎え、3・4コーナー中間で鞍上のアクションが大きめに。反応は渋く見えたものの、直線では脚をジワジワと伸ばし続けました。上位争いへ加わる格好となり、特にラスト100mで目覚ましい末脚を披露。先頭まで突き抜けて、インコースにいた1番人気馬の追撃もクビ差防ぎきりました。

一戦一戦の消耗が激しく、心身の状態が整わずに、近走は苦戦を強いられるレースが続いていました。しかし、今回は鞍上の巧みなエスコートもあり、3000mという未知の距離にもうまく対応してくれました。この勝利をきっかけに、さらなる高みを目指していきますので、引き続き温かいご声援をなにとぞよろしくお願い申しあげます。

2023年02月06日

ラッジオが鮮やかに逃げ切りデビュー勝ち!

ラッジオ(メス3歳、父ハービンジャー、母イリュミナンス)が、2月4日(土)東京・新馬戦(芝1800m)で、果敢にハナを切ると、そのまま逃げ切ってデビュー勝ちを収めました。

レースでは、五分のスタートを切ったあと、促していきました。主張してきたもう1頭を制してハナに立ち、2馬身ほどのリードを作って向正面へ。そのままの流れで、道中は淡々と逃げました。勝負どころにさしかかったときには、2番手の差が1馬身に縮まるも、手応え十分に3・4コーナーをカーブ。持ったまま直線に向き、残り400mを切ってから追い出しました。すると、逃げの手を打ちながら、上がり3F33.8秒をマークする二の脚を披露。後続や1番人気馬の追撃もきっちりと振りきり、1馬身半の差をつけてゴールを駆け抜けました。

ゲート試験合格後は一度山元TCへ放牧に出て、リフレッシュを挟みました。帰厩後も待望のデビュー戦に向けて態勢を整えます。まだ普段の様子からは気性面の幼さを見せていたものの、いざレースに臨んでみれば、スッと先手を奪うと、最後まで脚色は衰えることなく、圧巻のレース内容で初陣を勝利で飾りました。引き続き、さらなる活躍が期待される本馬へ、温かなご声援をよろしくお願い申しあげます。

2023年01月30日

ストームゾーンが接戦を制して3勝目!

ストームゾーン(牡4歳、父ドレフォン、母ヨナグッチ)が1月28日(土)中京・ダート1200m戦にて、ライバルとの熾烈な争いを制して、待望の3勝目を挙げています。

レースでは、好スタートを切ると、スピードに乗ってスッと先行。他のライバルたちも速く、しばらくポジション争いが続いたものの、うまく控えて、4番手の外に収まりました。そのまま道中はリズム良く追走。4コーナーも手応え十分にカーブすると、直線では楽に前に並び掛けていきました。坂を上がったあたりからは内で抜け出していた1番人気馬との併走が続いたものの、しっかりと脚を伸ばし、キッチリと交わしきって先頭でゴールを駆け抜けました。

前走は他馬との接触や落鉄などのアクシデントもありながら5着と、2勝クラスでも勝負となる素質をみせていた本馬。今回のレース内容もさることながら、2勝クラスも2戦目で勝ち上がるなど、1戦ごとに確かな成長がうかがえます。今後のさらなる活躍が期待される本馬へ、皆さまからの温かなご声援を、よろしくお願い申しあげます。

2023年01月11日

エレガントチャームが接戦を制し、2勝目を挙げる!

エレガントチャーム(メス6歳、父ルーラーシップ、母オリエントチャーム)が1月9日(日)中京・ダート1800m戦にて、ゴール前の競り合いを制して待望の2勝目を挙げています。

レースでは、まずまずのスタートを切りました。先団をつけられる勢いはあったものの、馬なりで無理せず控える形に。後方5番手に収まってホームストレッチを通過し、1・2コーナーをじっくりとカーブしました。向正面へ入ると、ポジションをもう1つ上げて追走。残り1000mを過ぎ、外めを通ってジワジワと進出しました。3コーナーでは5番手まで上がり、先頭をうかがう勢いで4コーナーを回って直線の攻防。ここで先行していた1番人気馬と、一騎打ちの様相となりました。一旦は半馬身ほど離されましたが、懸命に食らいついての激しいつばぜり合い。ラスト100mで少しずつ差を詰めて、ゴール手前でついに交わしきり、接戦をクビ差制しました。

初勝利を挙げて以降は、1勝クラスでも2着2回、3着1回と上位入線はするものの、なかなか勝ちきれないレースが続いていた本馬。6歳3月の引退期限が迫るなか、なんとか勝利をと、レースに臨みました。最後の直線ではライバルとの熾烈な叩き合いとなりましたが、最後は執念で競り勝って、念願の2勝目を挙げました。今後の活躍を期す本馬へ、皆さまからの温かなご声援を、よろしくお願い申しあげます。

2023年01月11日

ワイアウが好スタートからそのまま押し切り初勝利!

ワイアウ(メス3歳、父ロードカナロア、母チェリーペトルズ)が、1月9日(祝・月)中京・ダート1200m戦で、好スタートを決めるとそのまま逃げ切り、待望の初勝利を飾りました。

レースでは、好スタート・好ダッシュを決めると、スッとハナに立ちました。道中はそのまま馬群を引っ張っていきます。楽な手応えで3・4コーナーをカーブ。直線を向いても、追い出しを待つほど余裕がありました。坂のあたりで鞍上が促すと、スッと脚を伸ばし、残り200mあたりからは2番手以下をさらに引き離します。セーフティーリードをキープしたまま先頭を守り切り、危なげなく逃げ切って、1着でゴールを駆け抜けました。

昨年夏のデビュー戦では4着と敗れたものの、早くも能力の高さを見せていた本馬。レース後は放牧に出て、じっくりと鍛錬を重ねつつ成長を促しました。今回は久々の実戦、また初めてのダート戦となりましたが、最後まで後続を寄せ付けない圧倒的なパフォーマンスで待望の初勝利を飾っています。今後のさらなる活躍を期す本馬へ、皆さまからの温かなご声援を、よろしくお願い申しあげます。

2023年01月11日

ダルダヌスが中央復帰初戦を勝利で飾る!

ダルダヌス(牡4歳、父Dutch Art、母シーティス)が、1月8日(日)中山・ダート1200m戦で、道中は先団につけると、直線で先頭をとらえて、通算3勝目、中央競馬での初勝利を挙げました。

レースでは、少し遅めのスタート。その後は積極的に促し、先団に取りついてダートコースへ入りました。8番手に収まって道中を進み、3コーナー手前でポジションを1つ上げました。勝負どころはロスのない程度にうまく外を回り、いい手応えで徐々に進出。5番手で直線を迎え、ゴーサインが出ると、末脚をしっかりと発揮しました。逃げ粘りを図って、先にやや抜け出していたライバルを捉えられるかという形に。グイグイと迫ってクビ差交わしきり、先頭でゴールを駆け抜けました。

中央競馬では2着2回、3着1回とあと一歩の競馬が続くも、未勝利戦の期間内に勝ち上がることが出来なかった本馬。ホッカイドウ競馬へ移籍し、中央復帰を目指しました。初戦は惜しくも2着だったものの、レースを経験するごとにさらなる成長を見せ、その後は2連勝で見事に中央競馬へ復帰を決めました。今回のレースは再転入初戦、かつ1勝クラスへの挑戦にも関わらず、見事な内容で待望の中央初勝利を挙げました。さらなる活躍を期す本馬へ、引き続き温かなご声援をよろしくお願い申しあげます。

2023年01月11日

シルバージュエリーが鮮やかに逃げ切り新馬勝ち!

シルバージュエリー(メス3歳、父シルバーステート、母ビジュートウショウ)が、1月7日(土)中山・新馬戦(芝1600m)で、好スタートからの積極策をとると、直線でも脚色は衰えず見事に初勝利を飾りました。

レースでは、スタートをきっちりと決めて、少し促してハナに立ちました。外から競りかけられたため、1ハロンを過ぎたあたりで一瞬だけ先頭を譲りましたが、すぐさま奪い返します。その後は半馬身~1馬身ほどのリードを保ちながらの逃げで、残り1000mを過ぎて以降に差を2馬身に広げました。3コーナーではさらにペースを上げますが、4コーナーを回る際は後続が徐々に迫ってきて直線へ。鞍上がゴーサインを送ると、反応をしっかりと見せて、力強い二の脚を披露しました。追いすがるライバルたちを突き放し、最後は流す余裕っぷりでゴール。デビュー戦を見事な内容で制しています。

祖母は宝塚記念などG1レースで3勝を挙げたスイープトウショウと、募集時から血統面でも注目を集めていた本馬。体質の幼さなどもあり、早期デビューとはならなかったものの、焦らずじっくりと乗り込みを重ねました。迎えたデビュー戦では、持ち前のスタートセンスの良さを活かし、積極的に先手を主張。直線でも余裕の手応えで脚色は衰えることなく、完勝とも言える内容で、見事に初勝利を挙げました。今後の夢が広がる本馬へ、引き続き皆さまからの温かなご声援を、よろしくお願い申しあげます。

2023年01月05日

バハルダールが圧巻の内容で3勝目!

バハルダール(牡4歳、父Pioneerof the Nile、母ラナモン)が、1月5日(木)中京・ダート1900m戦で、3コーナーから進出を開始し、そのまま豪快に差し切って、嬉しい3勝めを飾りました。

レースでは、枠内で若干モゾモゾする仕草も見られましたが、スタートは五分に切り、スッと馬なりで中団のインへ。道中は先団から少し離れた中団のポジションを追走。向正面から徐々に外へと進路をとって、ジワッと上がっていくと、3・4コーナーもスムーズにカーブし、楽な手応えで好位まで進出。馬なりで先団に並び掛けて、2番手で直線へ。そのまま余力十分に先頭へと立ち、押し切りを図ります。鞍上の檄に応えて、脚を伸ばすと、後続の追撃を許さず、リードをキープしたまま堂々と1着でゴールを駆け抜けました。

昇級緒戦でいきなり3着と、このクラスでも十分に通用する能力を見せていた本馬。前走は思うような結果とはならなかったものの、最後まで良い末脚を発揮していました。今回こそはと臨んだ一戦でしたが、終わってみれば完勝といえる内容で、見事に2勝クラス突破を決めています。さらなる活躍を期す本馬へ、引き続き温かなご声援をよろしくお願い申しあげます。

2023年01月05日

フェブルウスが先行から押し切り、新馬勝ち!

フェブルウス(牡3歳、父カレンブラックヒル、母マトリョーシカ)が、1月5日(木)中山・新馬戦(ダート1800m)で、道中は好位につけると、そのまま押し切り、初勝利を挙げました。

レースでは、ゲートをポンと出てから、押して先行。6番手の位置でホームストレッチを通過し、1コーナーで内めに誘導しました。頭をやや上げながらも進んでいき、2コーナーでは5番手に。道中は促して流れに乗り、3コーナーより仕掛け始めました。4コーナーでは鞍上のアクションがさらに大きくなって直線へ。前の馬が外に膨れたものの、問題なくクリアしたうえで、力強く脚を伸ばしました。残り100m手前で先頭に立つと、勢いそのままにリードを広げてゴール。2着に2馬身半をつける内容で、見事にデビュー戦を勝利で飾っています。

昨年夏にデビュー予定もレース直前のアクシデントで立て直しとなり、NF天栄でさらなる成長を促しました。12月に帰厩後もしっかりと乗り込みを重ね、待望のデビュー戦へ臨みます。レース中は気性面で幼さを見せたものの、最後は力強い末脚を発揮し、勝利を掴みとりました。これからの可能性が広がる本馬へ、引き続き温かなご声援をよろしくお願い申しあげます。

2022年11月21日

セリフォスがマイルチャンピオンシップ(G1)を制覇!初のG1タイトルを獲得し、マイル戦線の主役に!

セリフォス(牡3歳、父ダイワメジャー、母シーフロント)が、11月21日(日)阪神・マイルチャンピオンシップ(G1・芝1600m)で、馬場の外から豪快に差しきり、初のG1タイトルを奪取しました。

レースでは、まずまずのスタートを決めると、軽く促しつつ、周りの出方をうかがいました。他馬を行かせて、道中は後方4・5番手を追走。周りのライバルに囲まれるような形で、やや窮屈なようにも見えましたが、しっかりと我慢させて3コーナーへ。大きく隊列が変わることもなく、4コーナーでも外めを進みつつも、前に馬を置いて、末脚を溜めながらカーブ。
勝負の直線では大外に持ち出しました。残り300mあたりまでは後方3番手のポジションでしたが、そこからはアクセル全開。瞬く間に内のライバルを交わしていきました。ゴール前の脚色は際立ち、大外から一気に差しきって1着で栄光のゴール板を駆け抜けています。

ここまで重賞タイトルは3つ獲得するも、G1では惜敗が続いていた本馬。悲願のタイトル獲得に向け、夏は休養に充てて英気を養い、来るべき秋シーズンに備えました。前哨戦である富士Sで強豪相手に勝利を手にしたことで、確かな成長を実感し、勢いそのままに本番へと臨みました。その成長の証は大一番での走りにもあらわれ、後方待機から直線では外に持ち出すと、上がり3F最速の末脚を披露。実績馬ひしめくマイル王決定戦において、豪快でありながら緻密な競馬ぶりで、見事にチャンピオンへとのぼりつめました。2021年12月の朝日杯FS(G1)では1番人気に支持されながらも、あと少しのところで苦渋をなめました。それから約1年、同じく阪神のマイル戦という舞台での戴冠は、過去を乗り越え、今後のさらなる飛躍さえをも予感させるものとなりました。3歳にしてマイル王の称号を手にした本馬ですから、今後の夢も大きく広がることは言うまでもありません。さらなる高みを目指す本馬へ向けて、会員の皆さま、ファンの皆さまからの熱いご声援を、引き続きよろしくお願い申しあげます。

2022年11月21日

カラフルキューブが抜群の手応えで抜け出し、通算3勝目!

カラフルキューブ(メス3歳、父ドレフォン、母カラフルデイズ)が、11月20日(日)阪神・ダート1800m戦にて、直線で力強く抜け出し、3勝目を挙げました。

レースでは、スタートをしっかりと決めると、周りの出方をうかがいながら進み、中団の位置で1・2コーナーをカーブしていきました。道中は終始良好な手応えで、馬群の外めを追走。3コーナー以降の勝負どころでも持ったままの手応えで外めをカーブしていくと、4番手まで進出して直線を向きました。そこからは一完歩ずつ力強く伸びて前に迫ると、残り200m過ぎで先頭へ。外からライバルも迫りましたが、それをも振り切り、最後は2着馬に2馬身の差をつけて1着でゴールを駆け抜けています。

2勝クラス昇級後は2着・3着と安定感にさらに磨きがかかっていましたが、3戦目できっちりと勝利を飾り、難なく現級突破を決めました。今後はさらに相手も強化されますが、まだ3歳馬で伸びしろも十分ですから、一層の成長に期待が高まる本馬に向けて、皆さまからの温かなご声援を、引き続きよろしくお願い申しあげます。

2022年11月21日

ディクテオンが2連勝でオープン入り!

ディクテオン(セン4歳、父キングカメハメハ、母メーデイア)が11月19日(土)東京・晩秋S(ダート2100m)にて、最後方追走から、直線では力強く伸び、見事にオープンクラス入りを果たしています。

レースでは、やや飛び上がるようなスタート。その後は控えていき、シンガリとなってホームストレッチを通過。後方2番手を、1馬身半ほど後ろから見る形で1・2コーナーを回りました。向正面に入ると外へ持ち出し、残り1200mを過ぎてから、ジワっと動きました。3コーナーを迎え、人気馬と一緒に進出。鞍上のアクションが大きくなって直線の攻防となりました。グイグイと脚を伸ばし、一緒に上がったライバルとマッチレースの様相。火が出るような叩きあいを演じ、最後は本馬がハナ差制しきりました。

今回の勝利で東京・ダート2100m戦で連勝を飾り、コース相性の良さを見せてくれました。少し時間はかかったものの、ここにきて本格化を遂げてきた印象で、今後の楽しみも大きく広がります。さらなる飛躍を誓う本馬へ向けて、引き続き皆さまからの温かなご声援をよろしくお願い申しあげます。

2022年10月23日

セリフォスが富士S(G2)を制して、重賞3勝め!

セリフォス(牡3歳、父ダイワメジャー、母シーフロント)が、10月22日(土)東京・富士S(G2・芝1600m)で、並み居る強豪を差し切って、重賞3勝めをあげるとともに、マイルCSへの優先出走権を手にしました。

レースでは、五分のスタートを決めると、馬なりで中団につけました。道中は我慢して、中団やや後ろの位置取りを進みます。そのまま後ろのポジションで4コーナーをカーブ。直線、外に出すタイミングをうかがいながら運び、残り300mあたりでスペースができると、本格的に追い出します。先に抜け出した2頭を目掛けて脚を伸ばし、着実に差を詰めていきました。最後は3頭の激しい追い比べになりましたが、本馬の勢いがさらに増し、外からキッチリと交わしたところがゴール。見事な差し切りで一番人気に応え、通算4勝めを挙げています。

春のG1では続けて4着と、あと一歩のところまで迫っていた本馬。夏はしっかりと休養を挟み、充実の秋に向けて英気を養いました。始動戦となった今回のレースでしたが、実力馬がズラリと揃う中でも、堂々の1番人気に推されます。終わってみれば、ゴール前でライバルをしっかりと捕らえ切る堂々の内容で、人気に応えての重賞制覇となりました。悲願のG1タイトル獲得に向けて、さらなる飛躍を期す本馬へ、皆さまからの温かなご声援を、よろしくお願い申しあげます。

2021年11月15日

セリフォスが重賞2連勝でデイリー杯2歳S(G2)を制覇!

セリフォス(牡2歳、父ダイワメジャー、母シーフロント)が11月13日(土)阪神・デイリー杯2歳S(G2・芝1600m)にて、最後の直線での激しい競り合いを勝ち切り、デビューから無傷の3連勝で重賞2勝めを挙げました。

レースでは、まずまずのスタートを切ると、前半は控えて後方2番手でリズムを整えていきました。3コーナーから促すとスルスルと進出。好位のやや後ろにつけ、4コーナーでは外から先行勢に並び掛けるようにして直線へ。やや膨れてしまい、一瞬は差が開いたものの、大外から力強く伸び、ねじ伏せるように内の馬を交わしていきました。最後は間から伸びてきたライバルと併せる形になったものの、まだこちらの手応えも十分で、きっちりと差し切り勝ちを収めました。

前走の新潟2歳S(G3)で鮮やかな末脚を発揮し、重賞制覇のタイトルを掴んだ後、暮れの大舞台に向けてじっくりと調整が進められました。今回は本番と同じ舞台の阪神・芝1600mでしたが、初めての右回りなど未知の要素も多く、試金石となる一戦でした。しかしそんな不安を払拭するかのように、荒削りではあるものの高い能力を見せ、見事、重賞2連勝を決めました。現状でのパフォーマンスからも、更なる大舞台での活躍が期待される本馬に、引き続き温かなご声援をなにとぞよろしくお願い申しあげます。

2021年08月30日

セリフォスがデビューから2連勝で新潟2歳ステークス(G3)を制覇!

セリフォス(牡2歳、父ダイワメジャー、母シーフロント)は、8月29日(日)新潟・新潟2歳S(G3・芝1600m)で、直線最内から力強く抜け出し、見事に重賞初制覇を飾っています。

レースでは、スタートはまずまずといったところで、前半はリズムを整えながら、中団の内を追走。3・4コーナーは内をロスなく回って直線へ。直線も内を突き、追われると、しっかりと反応して差を詰めていきました。ラチ沿いで少し窮屈になりそうな場面もありましたが、怯むことなく脚を伸ばし、最内から抜け出していきました。そこからは最後まで脚色も衰えず、後続とのリードを広げて、堂々と先頭でゴールを駆け抜けています。デビューから2戦2勝で、今後への期待がさらに膨らむ重賞制覇となりました。

新馬戦の勝ちっぷりからも抜群のセンスを感じさせていた本馬。この中間でも父譲りの豊かな成長力を感じさせる充実ぶりを見せていました。これまで数多くの活躍馬を輩出し、出世レースとして知られる新潟2歳ステークスを制したことで、今後への期待がさらに膨らみます。さらなる大舞台に向けて駒を進める本馬に、今後とも温かなご声援を、よろしくお願い申しあげます。

2021年03月22日

ヴィクティファルスがスプリングS(G2)を制覇!

ヴィクティファルス(牡3歳、父ハーツクライ、母ヴィルジニア)は、3月21日(日)中山・スプリングS(G2・芝1800m)で、重賞初制覇を決めるとともに、皐月賞への優先出走権を手にしました。

スタートを決めると、馬なりで中団外につけました。しっかりと折り合いもつき、そのまま道中は中団の外めで脚をためていきました。4コーナー手前からジワッと差を詰め、さらに外へと進路をとりながらカーブ。直線では大外から前を追い掛けました。鞍上が追い出すと、反応良く伸び、坂も力強く駆け上がって、先行馬を交わしていきました。内で粘るライバルに並び掛け、最後はきっちりと差し切って、先頭でゴールを駆け抜けています。

デビュー戦を人気に応えて快勝後、共同通信杯では強敵相手に2着と力を示し、今回はクラシックへ向けて、なんとしても弾みをつけたい1戦でした。蓋を開けてみれば、重い馬場をものともしない走りで鮮やかな差し切り。クラブとしても久々の重賞タイトルとなり、また母ヴィルジニアがクラブ出身馬ということもあって、たいへん感慨深い1勝です。池添謙一騎手と池添学調教師の兄弟タッグによる勝利ということも、印象に深く刻まれました。未完成の現状ながら、これだけのパフォーマンスを繰り広げた本馬の今後が、本当に楽しみでなりません。さらなる高みを目指す本馬に、今後も温かなご声援を、なにとぞよろしくお願い申し訳あげます。

2019年01月07日

ヴァルディゼールがデビューから2連勝でシンザン記念(G3)を制覇!

ヴァルディゼール(牡3歳、父ロードカナロア、母ファーゴ)は、1月6日(日)京都・シンザン記念(G3・芝1600m)で、内から力強く抜け出し、見事に重賞初制覇を飾っています。

レースでは、五分のスタートを切り、少し促して前めのポジションを取りました。道中は5〜7番手あたりを、インコースでじっくりと追走。3コーナーで肩ムチが入りますが、勝負どころは無理に動きませんでした。直線に向くと、進路が開いた最内を突き、末脚を発揮して先頭に立ちます。外からライバルが猛然と伸びてきたものの、クビ差競り落として先頭でゴールを駆け抜けました。

抜群のセンスで2連勝を飾った本馬。これまで数多くの活躍馬を輩出し、出世への登竜門として知られるシンザン記念を制したことで本馬に対する期待は俄然高まる一方ですが、馬体・精神面ともにまだまだ幼さを残す現状です。その分、伸びしろも大きく、今後待ち受けるG1戦線に向けての厳しい戦いでも、経験を重ねながら成長した姿を見せてくれることでしょう。大舞台に向けて駒を進める本馬に、今後とも温かなご声援を、よろしくお願い申しあげます。

2018年12月03日

ルヴァンスレーヴがチャンピオンズC(G1)制覇!ビッグタイトル獲得で、名実ともにダート界の頂点に君臨!

ルヴァンスレーヴ(牡3歳、父シンボリクリスエス、母マエストラーレ)は12月2日(日)中京・チャンピオンズC(G1・ダート1800m)において、先行策から力強く抜け出し、圧倒的1番人気の支持に応え、中央G1初制覇を飾っています。

レースでは、スタートをしっかりと決めて先行。ホームストレッチを通過し、1・2コーナーもスムーズに回りました。道中は2番手でじっくり追走。3コーナーで他のライバルが動く中でも我慢し、4コーナーでジワジワと仕掛けて直線に向きました。進路が空き、鞍上が追い始めると力強く脚を伸ばして先頭へ。勢いは止まらず、2馬身半の差をつけて1着でゴールに飛び込みました。

これまでは後方から早めに押し上げていく競馬でライバルをねじ伏せてきた本馬。今回は、内枠から果敢に先行していく新しいスタイルで未対戦の有力古馬勢も完封。3歳馬ながらダート界のチャンピオンに輝きました。今後もG1ウイナーの名に恥じない走りを我々にみせてくれることでしょう。今後も皆様からの温かいご声援を、引き続きよろしくお願い申しあげます。

2018年10月10日

ルヴァンスレーヴが南部杯(Jpn1)で優勝!初対戦の古馬勢を完封し、3つめのビッグタイトルを獲得!

ルヴァンスレーヴ(牡3歳、父シンボリクリスエス、母マエストラーレ)は10月8日(祝・月)盛岡・マイルチャンピオンシップ南部杯(Jpn1・ダート1600m)において、初対戦の古馬勢を堂々と撫で斬り、7月のジャパンダートダービーに続くJpn1レース連勝を飾っています。

レースでは、五分のスタートを切り、馬なりで6番手につけました。道中は後ろから1番人気のゴールドドリームがピッタリとマークしてくる形で展開。3コーナーからジワッと進出し、前を射程圏に入れて、余力十分に4コーナーをカーブ。直線に入って、鞍上が促すとグイっと伸び、内を交わして先頭に立ちました。ラスト200m過ぎで、ステッキが入ると、力強く馬群から抜け出し、外からゴールドドリームが迫ってきたものの、脚色はまったく衰えず、1・2馬身ほどのリードをキープしたまま1着でゴールを駆け抜けました。

昨年の全日本2歳優駿、前走のジャパンダートダービーを制したことで、ダート路線において名実ともに世代の頂点に立った本馬。3歳馬は出走することさえ儘ならない今回のレースにおいて、レース史上初の3歳馬による優勝を成し遂げました。着々と力をつける同世代のライバルやダート界の古豪との対決は今後も続きますが、今回の勝利を励みに、まだまだ成長し続ける本馬に、皆様からの温かいご声援を、引き続きよろしくお願い申しあげます。

2018年08月20日

サングレーザーが真夏の大一番・札幌記念(G2)で優勝!3つめの重賞タイトルを奪取!

サングレーザー(牡4歳、父ディープインパクト、母マンティスハント)は、8月19日(日)札幌・札幌記念(G2・芝2000m)で、通算3つめの重賞タイトルを獲得しています。

レースでは、五分のスタートを切り、馬なりで中団を追走。前が飛ばす中、道中は中団前めの7番手あたりで脚を溜めていきました。勝負どころからは他馬が外から動いていきましたが、内でジッと我慢。少し外めに進路をとりながら4コーナーをカーブし、直線では馬場の3分どころで徐々に追い出しを開始。残り200mではまだ馬群の中でしたが、残り100mくらいで、狭い間から伸びを見せ、グイグイと前へと迫りました。内めの馬群からは抜け出したものの、まだ外にはマカヒキがおり、さらに外から追い込んできたモズカッチャンとの3頭横並びの争いとなりました。最後は激しい接戦となりましたが、僅かにハナ差前に出たところがゴール。見事に3つめの重賞勝ちを収めています。

久々の2000m戦ということもあり、距離不安が囁かれるなかで迎えたレース本番。しかし終わってみれば、中距離の舞台でもこれまでと同様の切れ味を発揮し、秋競馬に弾みがつく勝利となりました。今後は悲願のG1制覇に挑んでいく本馬に、引き続き皆様からの温かいご声援をよろしくお願い申しあげます。
 

 

2018年07月12日

ルヴァンスレーヴがジャパンダートダービー(Jpn1)を制覇!2つめのビッグタイトルを手にして3歳ダート王に!

ルヴァンスレーヴ(牡3歳、父シンボリクリスエス、母マエストラーレ)は7月11日(水)大井・ジャパンダートダービー(Jpn1・ダート2000m)において、昨年の全日本2歳優駿に続く2つめのJpn1タイトルを獲得しています。

レースでは、一歩遅いスタートを切ると、各馬が続々とポジションを主張していきました。そんな中、ルヴァンスレーヴは後方3番手で最初のホームストレッチを通過。そのまま1・2コーナーをカーブしていきました。向正面に入ってからもしばらくは脚を溜めながらの追走。徐々にペースアップを図り、ポジションを上げていきますが、それでも後方5番手で3コーナーへ。3・4コーナー中間点の勝負どころで馬群が散り散りになる中、楽な手応えで外めを追走。3番手以下を離し気味に逃げる緑帽の2頭を目掛けて追う、7頭横一列の集団の一番外の位置で直線へ。 各馬力強く脚を伸ばすなか、鞍上の左ムチに応え、大外から勢い良く伸びてきたのがルヴァンスレーヴでした。残り200m過ぎで単独の2番手に躍り出ると、残り100m地点では並ぶ間も無く逃げ馬を交わしていきました。そこからはまさに独壇場。最後まで脚色衰えることなく、栄光のゴールを見事に1着で駆け抜けました。

圧巻のパフォーマンスを見せた前走から、やはり1番人気に支持されてレースを迎えることになりました。とはいえ、最内枠や距離延長、右回りや一度敗れたライバルとの再戦など、様々な課題を抱える一戦であったことは否めません。しかし、ジョッキーはきわめて冷静に、本馬を信じてエスコート。萩原調教師が「危なげない勝利だった」と振り返ったように、他馬に覇権を譲る余地を与えないまま、3歳ダート界の統一を果たしました。この勝利をもってしてもなお、本馬にとっては通過点にすぎないのではと思わされます。描く未来は無限に広がる一方です。今後もさらなる飛躍を目指して進化を続ける本馬に、温かなご声援をよろしくお願い申しあげます。

2018年06月18日

ルヴァンスレーヴがユニコーンステークス(G3)を快勝!2歳ダート王の実力を示しました!

ルヴァンスレーヴ(牡3歳、父シンボリクリスエス、母マエストラーレ)は、6月17日(日)東京・ユニコーンステークス(G3・ダート1600m)において、2着馬に3馬身半の差をつける完勝劇で2つめの重賞タイトルを手にしています。

レースでは、やや遅れてのスタートでした。向正面では後方2番手から、ジワジワとポジションを上げながら追走。3・4コーナーでも外を通って進出し、直線では余裕の手応えで前のライバルを射程圏に捉えました。鞍上が仕掛けるとしっかりと反応し、先頭に躍り出ると、最後は流してゴールを駆け抜けています。

前走でよもやの敗戦を喫しましたが、今後を見据える意味でも、ここは負けられない一戦でした。再び高いパフォーマンスを発揮した本馬の未来が、楽しみで仕方ありません。今後とも本馬への温かなご声援を、なにとぞよろしくお願い申しあげます。

2018年05月14日

ジュールポレールがヴィクトリアマイル(G1)を制覇!雨中の激闘を制して女王の座に輝きました!

ジュールポレール(メス5歳、父ディープインパクト、母サマーナイトシティ)は、5月13日(日)東京・ヴィクトリアマイル(G1・芝1600m・牝馬限定戦)において、重賞初タイトルがG1というドラマティックな展開で、見事に勝利を収めました。
レースでは、きっちりとスタートを決めると、促して前につけました。道中は8番手をじっくりと追走。3・4コーナーで徐々にスピードを上げながら、外に持ち出して直線の攻防に差し掛かりました。ギリギリまで追い出しを我慢し、残り400mを過ぎてからステッキが入ってゴーサイン。グイグイと脚を伸ばし、ライバルを交わしていきました。ゴール直前で先頭に立つと、1番人気馬の猛追を受けましたが、ハナ差振り切っています。

重賞戦線で上位を賑わし、善戦が続くものの、なかなか勝利までは手が届かなかった本馬。また、脚元の状態や賞金面の問題などが影響し、思うように進められない時もありました。それでも、西園調教師が焦らず、じっくりと成長を促してくださったおかげで体質が強くなり、いよいよ本格化を迎えて臨んだ大一番。出走馬決定順18番めでギリギリの出走が叶い、「今日は全てが噛み合いました」と本馬の特徴を一番理解する幸騎手が話したように、条件やコンディション、レース展開など、運も味方につけました。そして何より、本馬が極限まで力を出し切って、勝利を手繰り寄せた事実は疑いようがありません。G1ウィナーの仲間入りを果たし、今後はますますの活躍が期待されます。これからもなにとぞ、皆さまからの温かなご声援をよろしくお願い申しあげます。

2018年04月23日

サングレーザーがマイラーズカップ(G2)をレコードタイムで完勝!重賞2勝めを飾りました!

サングレーザー(牡4歳、父ディープインパクト、母マンティスハント)は、4月22日(日)京都・マイラーズC(G2・芝1600m)で、重賞2勝めを飾りました。
レースでは、五分のスタートを切ると、馬なりで控えて後方へ。道中は1番人気馬を前に見るポジションで、じっくりと脚を溜めていきました。4コーナーを内から徐々に外へ進路を取りながらカーブ。直線、馬場の真ん中に出すと、しっかりと反応して前との差を詰めていきました。残り200mを過ぎたあたりで、先に抜け出していた2頭に並びかけると、鞍上のさらなる檄に応え、グイッと脚を伸ばし、ライバルたちを交わしきりました。最後は堂々と先頭に立ってゴールを駆け抜けています。

休養を挟み、より逞しくなってターフに帰ってきました。レコードタイムを出すほどの成長ぶりで、今後の大一番へ向けて夢が広がります。頂点を目指す本馬に、温かなご声援をよろしくお願い申しあげます。

2017年12月14日

ルヴァンスレーヴが全日本2歳優駿(Jpn1)を圧勝!3戦3勝で無敗の2歳ダート王に輝きました!

ルヴァンスレーヴ(牡2歳、父シンボリクリスエス、母マエストラーレ)は、12月13日(水)川崎・全日本2歳優駿(Jpn1・ダート1600m)で、圧巻の競馬ぶりを見せつけて初のビッグタイトルを手にしています。
1番人気に支持されたレースでは、発馬で遅れて後方からとなりました。焦らず外めに持ち出し、後方3番手のポジションでホームストレッチを通過。1・2コーナーで少し促してスピードに乗せ、スムーズに位置を上げていきました。道中は9番手でしっかりと我慢。3コーナーで仕掛けてからはスーッと進出し、4コーナーを回ったときにはすでに先頭を射程圏に捉えていました。直線で追われると若干フラフラとしたものの、脚色は衰えず。先頭に立ってからはほぼ馬なりで、ライバルの追撃を難なく振り切り、栄光のゴールに飛び込みました。

新馬戦とプラタナス賞の過去2戦。誰もが大舞台での活躍を期待せずにはいられなくなるような、衝撃的なパフォーマンスでした。そんな私たちのはやる気持ちとは裏腹に、陣営は慎重に、かつ繊細に本馬のコンディションや適性を評価。スタートや地方の深い砂など、抱える心配要素は決してゼロではありませんでした。しかし、結果的にはいつもと変わらない、不安を真っ新に消し去るような、シンプルに「強い」ルヴァンスレーヴの走り。この勝利は今後の飛躍の序章に過ぎないことを改めて確信しました。今後も会員の皆さま、当クラブを応援してくださっている方々とともに、本馬と遥かな夢を追い続けていきたいと考えております。今後ともなにとぞ、よろしくお願い申し上げます。

2017年11月20日

ペルシアンナイトがマイルチャンピオンシップ(G1)を制覇!念願のG1タイトルを手に!

ペルシアンナイト(牡3歳、父ハービンジャー、母オリエントチャーム)は、11月19日(日)京都・マイルチャンピオンシップ(G1)で、念願のG1タイトルを手にしています。
レースでは、スタートは五分に出たものの、ダッシュはそれほど速くなく、後方からとなりました。前半は中団から少し離れ、4頭の馬群で後方を追走。3コーナー手前でジワジワと集団に追いつくと、坂の下りでは内めに進路を取り、徐々に差を詰めていきました。そのままインで4コーナーをカーブすると、直線を向いて、ややバラけた馬群の間から脚を伸ばしていきました。残り200mでは前との差がまだあったものの、鞍上の懸命の檄に応えてグイグイと交わしていき、ゴール前で先に抜け出していたライバルをキッチリ捉え、見事に先頭で駆け抜けました。春は惜敗もありましたが、鮮やかな差しきり勝ちで、嬉しいG1のタイトルを掴み取りました。

栄冠まであと一歩届かなかった皐月賞。鞍上のМ・デムーロ騎手がレース後、しきりに「悔しい」と口にしていたことが思い出されます。それは、本馬に関わる全ての方も同じ想いであったはずで、G1ホースとなるにふさわしいポテンシャルを有しているという、期待ゆえの感情でした。ダービーでの敗戦も踏まえてマイル路線に照準を絞り、追分Fリリーバレーでじっくりと休養に努めた夏。帰厩後は一段と逞しくなった本馬に、池江調教師のトーンは日に日に上がっていきました。富士ステークスでは不良馬場や古馬相手という条件の上で5着と力を示し、万全の状態に仕上げられて迎えた今回の大本番。会員の皆さまをはじめ、温かなご声援をお送りくださった多くの方々の後押しが、最後にライバルを交わしきった20センチにつながりました。本馬にとって輝かしい勲章となるだけでなく、当クラブとしても悲願の初G1タイトル奪取です。当クラブはこの勝利をきっかけとして、ますますの発展に努めてまいります。今後とも、さらなる高みを目指す本馬、ならびに「G1」サラブレッドクラブを、なにとぞよろしくお願い申し上げます。

2017年10月30日

サングレーザーがスワンS(G2)を制覇!

サングレーザー(牡3歳、父ディープインパクト、母マンティスハント)は、10月28日(土)京都・スワンS(G2)で、4連勝と重賞初制覇を飾っています。

レースでは、五分のスタートを切り、馬なりで控えて中団後方から。道中は中団馬群の中で脚を溜め、4コーナーでは内めの狭いスペースからジワジワとポジションを上げていきました。直線、他馬が大きく外へ進路をとりましたが、本馬はやや内から追い出しました。内から外まで横並びとなった直線前半から、しっかりと伸びて2頭で抜け出すと、ラスト100mはライバルと激しい叩き合いになりました。そこからは鞍上の渾身の檄に応えて、グイッとアタマ差前に出たところがゴール。終盤のマッチレースを見事に制して、4連勝で嬉しい初重賞勝ちを収めています。
ここにきての充実ぶりは大変目を見張るものがあり、タフな条件をしっかりとクリアして勝利を手にしました。今後はG1タイトル奪取を目指していくことになりますので、皆さまからの温かなご声援をなにとぞよろしくお願い申し上げます。
 

2017年02月25日

ペルシアンナイトがアーリントンカップ(G3)で勝利!クラシック戦線へ名乗り出る!

ペルシアンナイト(牡3歳、父ハービンジャー、母オリエントチャーム)は、2月25日(土)阪神・アーリントンカップ(G3)において、3馬身差をつける圧勝劇で重賞タイトルを手にしています。
レースでは、ほぼ五分のスタートを決めると馬なりで中団を追走。道中はじっくりと脚を溜めて、4コーナーで少しずつ前との差を詰めながら外へと出していきました。直線で外から満を持して鞍上が追い出すと、グングンと勢いに乗って、内の先行馬を交わし、直線半ばで先頭へと立ちました。そのまま後続との差を広げ、セーフティリードを取ると、最後まで脚色は衰えず、堂々と押し切ってゴール。見事に単勝1番人気に応え、嬉しい重賞初制覇となりました。
センスの違いを見せつける、まさに完勝といえる内容で、堂々とクラシックへ駒を進めます。王道を歩んでいく本馬への温かいご声援を、これからもよろしくお願い申し上げます。

2017年01月22日

タンタアレグリアがアメリカジョッキークラブカップ(G2)で重賞初制覇!

タンタアレグリア(牡5歳、父ゼンノロブロイ、母タンタスエルテ)は、1月22日(日)中山・アメリカジョッキークラブカップ(G2・芝2200m)で、嬉しい重賞初制覇を飾っています。
レースでは、まずまずのスタートから内・外の馬を先に行かせて、中団からじっくりとレースを進めました。うまく内に潜り込んで、道中は内ラチ沿いをスムーズに追走。3コーナー過ぎに内からポジションをスッと押し上げ、3番手で4コーナーをまわりました。直線では逃げ馬の外側に進路を取り、残り200m付近で先頭へ。ジョッキーの手綱捌きに応えて、力強く脚を伸ばしました。最後は外から1番人気馬が迫ってきたものの、本馬の脚色も衰えることはなく、1/2馬身凌いでゴール。惜敗続きにピリオドを打ちました。
馬体が一回り逞しくなり、賞金も加算できたことから、これからの大舞台における活躍がますます楽しみになりました。さらなる高みを目指して邁進していく本馬に、引き続き皆さまから熱いご声援を賜れますよう、なにとぞよろしくお願い申しあげます。

ページの先頭に戻る